2007'09.18 (Tue)
王城 アルカサル
青池保子著。
完結までが長かった~。掲載誌が休刊したおかげで未完で13年ですか…
このマンガは最初読み切りのはずが、連載になり、読み切りで完結と大変不規則な掲載方式になっています。おかげで切り口もちょっと一貫性に欠けて読みづらいです。
一言で言えば、カスティーリア王ドン・ペドロ1世の一生を描いた歴史ロマンですか。おそらく日本人にはおよそ関係のない人物ですね。kinkachoも青池女史がこれを描くまで知りませんでした。この王様のおじさんのポルトガル王ペドロ1世は知ってましたが…
青池女史も還暦が目の前とのこと。それもあって完結編が描かれたようですが、時系列の作品を、この形で完結させられるのはつらいです。完結編の後半、娘のコンスタンシアの視点になってからはずいぶんテーマが明確になって読みやすかったのですが…
とにかく完結おめでとう!!
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