2007'11.28 (Wed)
ミッドナイト・イーグル
噂通り清々しいまでの駄作。これに関しては別に不満はありませんよ。基本的に原作付きで原作を超える映画はないと覚悟してますから。
kinkachoのツッコミどころは「どこが山岳アクション?」
せっかく登山技術でツッコミたかったのに、登山シーンがちょこっとしかありません。ちょこっとラッセルして、ちょこっとアイスクライミングしただけです。心から言いたい「もっとラッセル切らんかい!」と。ただ玉ちゃんのザイル収納の手際はほめてあげるわ。
ツッコミたいところでツッコミどころが少なかったので、映画にツッコミます。
なぜ竹内結子を原作通りに離婚した妻にせず、死んだ妻の妹にした?これで情感面でピンぼけだ。
総理、なぜいきなり見せ場で関西弁?映画的に脈絡ないんですけど。
オチはアルマゲドンですか?いやまあ原作通りですけど、後ろで泣かれると一気に冷めます。
最大の失敗はサスペンスなのにたるいでしょう。
山岳アクションとしては、織田裕二の「ホワイト・アウト」の勝ち!あれもツッコミどころ満載でしたがね。あれはまだ山中でアクションしてました。
あっと、二作に共通してツッコミたいのは、普通雪山であれでは指も鼻も凍傷でやられてますよ。手袋と目だし帽は使いましょうよ。(俳優が顔隠したら意味無いけど)
そして、kinkachoの目が釘付けは藤竜也の老けっぷり!!
「太陽のようなあいつ」という3億円犯人を主人公にしたドラマ(3億円犯人は沢田研二!!)の時の刑事役の頃のダダ漏れの色気もすっかり枯れちゃってじいさんになってるのがショックでした。
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2007'11.27 (Tue)
グラマシーニューヨーク

縦から見ても横から見てもプリンパフェですね。赤くてかわいい。最上部がプリン・イチゴ・ブルーベリー・ラズベリー・ミントでトッピングされ、器に沿ってクレープ、プリンの下は生クリームとスポンジ。最下部はベリーのソース。これが小ぶりのパフェ容器に入っている。一個買いだと一個がタンスのような箱にいれらて専用スプーンが付けられて売られる。仰々しいくらい。お味はそりゃおいしいです。プリン好きだからなあ…一番下のベリーのソースが絶妙の酸味で完結してます。パフェは上から順に食べるけど、ごちゃ混ぜにして食べたかったな。 もうひとつは杏仁豆腐。kinkachoがかつて調理実習で作った杏仁豆腐は何だったでしょう。これを食べるとそう思います。杏仁豆腐は練乳を使っているのでこってりした味なんですが、ツルっとした喉越しのせいでいくらでも食べられそう。杏仁のちょっと漢方薬っぽい香りが中華を演出しながら、しっかり洋菓子な一品です。
2007'11.26 (Mon)
曽根崎心中
吉田玉男さんの代表作といえばこれでしょうか。
碇知盛、菅承相も捨てがたいですけど、ご高齢になられてから時代物の大きな人形を使うのがかなり辛そうに見えていたのに対して、世話物の徳兵衛は最後まで無理なく使ってらしたと思う。まったく動かなくても玉男さんが徳兵衛を持って立っているだけで絵になっていた。さて、今回、弟子の玉女さんがつとめていたが、「努力と実力は認めるけど、師匠のような立ってるだけで色気があるはまだまだ…」というのが正直なところ。弟子が師匠と比べられのは宿命ゆえ精進を期待します。
近松の心中物の男って、騙されたり、情けなかったり、どうしようもなかったり、本当に目の前にいたら跳び蹴りぐらい入れたい連中が多い。事実、歌舞伎ではたとえ人間国宝・坂田藤十郎が演っていても「ええかげんにせぇよ~」と心の中で罵倒している。玉男さんの徳兵衛も生玉社の場面では「バカ~!!」と思っていても、心中の場面では握り拳を作るほど力を入れて見ていた。こういう風に観客に納得させてしまうのが、芸の力というやつだろうか…
さて、文楽11月公演千秋楽前になって十九大夫の不祥事が発覚した。
「切り場語りのくせに~」とまず思った。他にもいろいろ思うことはあるが、己の社会的地位のメンツにかけて己を律しろよと言いたかった。切り場語りといえば大夫の最高位、その地位にある人が使い込みかよ…
2007'11.24 (Sat)
蓬莱峡 再び

本日はビレイ主体とのこと。このためにATC購入で臨む。幸い冬山セールで一割引きで購入できた。
ようやく紅葉が本番らしく二週間前とは大違いの秋らしい景色になっていた。おまけに晴れでクライミングにはいいかなと思うが、小屏風は日陰で待ち時間が冷え込んだ。
まず、確保の基本の姿勢、ザイルをたぐる手順をザイルのみで練習。手元を見ないでできるようになってから、熟練者が実験台になってビレイを練習させてもらう。落ちると言って落ちてもらえるが、自己ビレイがあるからなんとか止まる(?)自己ビレイを外したら思いっきり引っ張られる。実験台になってくれる熟練者の度胸には感心するしかない。今度は受講生同士でビレイするが、kinkachoに落ちる勇気はない。今までテンションかけるなでクライミングの訓練をしてきたのでずり落ちる感覚がとにかく嫌。なんとかテンションで降りるに慣れた程度。そして、ビレイする側になる。止める自信はまったくないが、けっこう楽しいと思ってしまう。あのザイルの張った感触がワクワクする。熟練者から見れば、危なっかしいことこの上ないだろうが、またやってみたいかも…危険な遊びほど楽しいのは確かだ。
このセミナーの収穫はテンションで降りるのになんとなく慣れたとビレイをかじれたかな。kinkachoの度胸のなさが原因だから、クライミングが上手くなったとは間違っても言えない。でも、またチャレンジはするよ。
2007'11.23 (Fri)
追悼 吉田玉男
さて、この連休は初日と最終日は文楽三昧の予定。ようやく社会復帰(?)
今月の文楽公演は吉田玉男の一周忌公演。はぁ~もう一年ですか…玉男さんはすばらしい人形使いさんでした。品格のある役を使わせたら右に出る人はいないかと思えば、近松作品の金と力はなかりけりの色男の役を演らせればこぼれる色気があった。
長野の地方公演を見た芝居友達が吉田簑助さんの人形の色気に魅せられて大阪まで来た時、本命の簑助さんより玉男さんにノックアウトされていた。その時「やっぱり60代は若造よ、男は80超えなきゃ~」と盛り上がったのも思い出ですね。
そんな品格のある芸をみせてくれる玉男さんは気さくな普通のおっちゃんだった。kinkachoは出待ちやら楽屋突撃なんかもやったが、サインもゲットしたし、写真も撮った。玉男さんは紋付き袴から普段着に着替えると人間国宝に見えなかったし、お元気な頃は地下鉄で楽屋入りをしていた。その姿が格好よかった。
さて、その玉男さんの追悼公演。お弟子さんの玉女さんが師匠の持ち役を使っている。今日は盛綱陣屋の佐々木盛綱を見た。明後日は曽根崎心中の徳兵衛を見る。すごく頑張ってるんだろう。以前、楽屋突撃をかけた時、玉女さんはドリンク剤で気合いを入れていたが、今回もそうなんだろうか。気になる。明後日は千秋楽。無事やり終えていただきたい。
今月の文楽公演は吉田玉男の一周忌公演。はぁ~もう一年ですか…玉男さんはすばらしい人形使いさんでした。品格のある役を使わせたら右に出る人はいないかと思えば、近松作品の金と力はなかりけりの色男の役を演らせればこぼれる色気があった。
長野の地方公演を見た芝居友達が吉田簑助さんの人形の色気に魅せられて大阪まで来た時、本命の簑助さんより玉男さんにノックアウトされていた。その時「やっぱり60代は若造よ、男は80超えなきゃ~」と盛り上がったのも思い出ですね。
そんな品格のある芸をみせてくれる玉男さんは気さくな普通のおっちゃんだった。kinkachoは出待ちやら楽屋突撃なんかもやったが、サインもゲットしたし、写真も撮った。玉男さんは紋付き袴から普段着に着替えると人間国宝に見えなかったし、お元気な頃は地下鉄で楽屋入りをしていた。その姿が格好よかった。
さて、その玉男さんの追悼公演。お弟子さんの玉女さんが師匠の持ち役を使っている。今日は盛綱陣屋の佐々木盛綱を見た。明後日は曽根崎心中の徳兵衛を見る。すごく頑張ってるんだろう。以前、楽屋突撃をかけた時、玉女さんはドリンク剤で気合いを入れていたが、今回もそうなんだろうか。気になる。明後日は千秋楽。無事やり終えていただきたい。
2007'11.22 (Thu)
動物の値段
白輪 剛史著。
この10日ほどで「大奥のおきて」「最底辺」「日本の秘密結社」「怖い京都、教えます」「サクリファイス」など精力的に読んだ中で一番面白かったのが本書。
普通動物園で見る動物を購入するとしたらいかほどかという本。動物園関係者でなく、動物を商品として扱っている輸入商である著者が書いたところが注目すべき点。
パンダのレンタル3億、シャチの1億は論外として(動物は白黒ものが高いのか?)、ライオンの45万をはじめ、ペンギン、キリンあたりは飼えるかもと思ってしまう。コアラに到っては0円だなんて…しかし、この後の飼育の大変さ、市場の動き、野生動物保護の現状を読んでみると、動物を商品として扱うといろいろ大変だ~と実感させてくれる。ペット業界(主に犬猫)の内幕を暴く映像や本は多数あるが、本書は商品としての視点から見ているので、ある意味非常にわかりやすい。こんなに業界での動物は悲惨なんですよと情緒に訴えられるより納得もできる。
野生動物のお値段なんて、究極のムダ知識っぽくて知っていてけっこう面白いと思う。
2007'11.20 (Tue)
キース・マンハッタン

2007'11.17 (Sat)
予知夢
東野圭吾著。
やっぱり買っちゃったよ…「白夜行」とかがタルかったので読んでなかったのに…
短編連作、湯川と草薙がホームズとワトソンとkinkachoにはツボでした。著者が理系なんで理系の科学的屁理屈でくるんですが、この屁理屈具合がちょうどいい。ちょっとお勉強になったなという気分にしてくれます。この科学的屁理屈がストーリーの山場で他の人間関係は推理小説にしてはシンプルで取っつきやすい。湯川・草薙のコンビもけっこうほのぼのしてて和みます。ただし、作品全体には曲者東野らしい雰囲気がプンプン漂ってます。
やはりテレビが先で正解。別物として見れば、テレビらしいケレン味とハッタリが効いてます。kinkachoは原作の方が好きですが…
やっぱり買っちゃったよ…「白夜行」とかがタルかったので読んでなかったのに…
短編連作、湯川と草薙がホームズとワトソンとkinkachoにはツボでした。著者が理系なんで理系の科学的屁理屈でくるんですが、この屁理屈具合がちょうどいい。ちょっとお勉強になったなという気分にしてくれます。この科学的屁理屈がストーリーの山場で他の人間関係は推理小説にしてはシンプルで取っつきやすい。湯川・草薙のコンビもけっこうほのぼのしてて和みます。ただし、作品全体には曲者東野らしい雰囲気がプンプン漂ってます。
やはりテレビが先で正解。別物として見れば、テレビらしいケレン味とハッタリが効いてます。kinkachoは原作の方が好きですが…
2007'11.16 (Fri)
探偵ガリレオ
言わずと知れた、東野圭吾著。
文庫コーナーで法月倫太郎の「生首に聞け」かどちらにしようか悩んだんですが、ドラマ原作ということでこちらを購入。たぶん今日シリーズ2冊目を買いに行くでしょう。
はい、面白かったです。この秋のテレビドラマで月9「探偵ガリレオ」はダントツで面白いですが、原作はテレビドラマなんて目じゃないほど面白いです。原作が先だったら、kinkachoは怒り狂ってましたね。視覚的に相棒を柴咲コウにしたのは譲ろう、しかし、福山なんてまったくイメージじゃない!この文庫の解説、佐野史郎が書いてるんですが、絶対そっちの方がよかったな。かっこいい探偵を目指したんでしょうが、kinkachoには福山のどこがかっこいいかわからない???かっこいいを目指したのなら、オダジョーかタマちゃんでやってほしかったなあ…ストーリーも原作の方が圧倒的に洗練されてるのに、なぜ無駄に作り変える!!!テレビシリーズが終わってから読めばよかった…テレビが面白くなくなる。今シーズン数少ない面白いドラマだったのに、自分でつぶしちゃったよ…
「医龍2」もオリジナルストーリーということで、なんか旧キャラと馴れ合っちゃって面白くない。岸辺一徳の野口ぐらいじゃ?前作のいやらしさを継続しているのは…夏木マリの鬼頭は最後に主人公側につきそうだし、オリキャラの内田由紀も実は…って感じだしね。一番問題なのは坂口・朝田がまるで目だってないことでしょう。阿部サダヲと佐々木蔵之介がもったいないです~~~。
2007'11.15 (Thu)
ボジョレー・ヌーヴォー
お約束でしょう、ヌーヴォー。今年は高いぞ、ハーフで\1500。あてにチーズ(プチ・クール)とパン購入。
実家に帰るとすき焼きでした。ラッキー!関西式なので、まず肉を焼いて砂糖をかけて醤油を入れる。ちなみに今日の野菜は白菜、白ねぎ、玉ねぎ、もやし、えのき+豆腐。かなり甘めの味付けです。これにパンとチーズはかなり反則でしょう。
でも、軽くてフルーティーで日本酒と比べて甘くないヌーヴォーには合いますよ。今年のヌーヴォーはどうなんでしょうね。まあ普通かと思います。
特筆すべきはチーズ。白カビタイプで熟成具合がピッタリ!おいしいよ!中身がトロットロでね。なかなか買ってすぐでドンピシャとは珍しいですよ。自力熟成は難しいのでラッキーでした。
パンはハードタイプのクルミパン。パンとチーズと赤ワインは合うと言うが、kinkacho的にはパンにはバターと牛乳がベストですね。
実家に帰るとすき焼きでした。ラッキー!関西式なので、まず肉を焼いて砂糖をかけて醤油を入れる。ちなみに今日の野菜は白菜、白ねぎ、玉ねぎ、もやし、えのき+豆腐。かなり甘めの味付けです。これにパンとチーズはかなり反則でしょう。
でも、軽くてフルーティーで日本酒と比べて甘くないヌーヴォーには合いますよ。今年のヌーヴォーはどうなんでしょうね。まあ普通かと思います。
特筆すべきはチーズ。白カビタイプで熟成具合がピッタリ!おいしいよ!中身がトロットロでね。なかなか買ってすぐでドンピシャとは珍しいですよ。自力熟成は難しいのでラッキーでした。
パンはハードタイプのクルミパン。パンとチーズと赤ワインは合うと言うが、kinkacho的にはパンにはバターと牛乳がベストですね。

2007'11.14 (Wed)
グリコのお菓子


2007'11.13 (Tue)
町長選挙
奥田 英朗著。
「空中ブランコ」「イン・ザ・プール」に続く、どうしようもないダメダメ精神科医伊良部シリーズ3冊目。(テレビも、映画も、伊良部のダメダメ度は表現していないと思います。だいたい普通の体格の役者ではダメだし、デブキャラがウリの役者では伊良部の底意地の悪さが出ないでしょう。)
たぶん前二冊の方が小説としては面白いでしょう。伊良部の人物造形があまりにもとっぴで三冊目になると慣れて飽きてきます。
その中であえてこの「町長選挙」を取り上げたのは、標題の町長選挙の棒倒しで町長を決めるというオチが、日本の政治を体現していると思ったからです。マニフェストとか、痛みを伴う改革とか、訳のわからんことをやってるけど、日本の政治ってこの棒倒しで町長を決めてみんなが納得する域から進歩してないんでしょう。総選挙もいっそ棒倒しでもやっちゃえ~って気分になります。
しかし、最近の政党は政権取る気概・体力もないから、棒倒しも成立しないか…
2007'11.12 (Mon)
サロン・ド・テ アルション
夜叉が池のタタリか、4・5・6キーが効かなくなったので、携帯を機種変更することに決定!すでにズルムケで裏のカバーがカパカパ開いていたので妥当な時期かな。
待ち時間にサロン・ド・テ アルションへ久しぶりに行く。ここは生ケーキが有名だが、焼き菓子がフランスっぽくておいしい。しかし、イートインは生ケーキ、せいぜいシュークリームしか選べない。仕方なく、15個限定のケーキセットを注文する。紅茶は定番のアルション・ブルー。日替わりケーキの盛り合わせはチョコレートムースとレアチーズケーキとバニラアイス。デセールが美的。写真を撮ろうとして機種変更待ちを思い出す。ケーキの味はいずれも濃厚。チョコレートムースはビターで、外側がコーティングタイプでなく、トロッしたチョコレートなのが新鮮。レアチーズケーキはマンゴー風味。マンゴーの甘味がこってりしている。おいしいけど平凡かしら。
携帯は利用しなかったのでワンセグなしの軽い機種にする。一番欲しかった機種は入荷待ちで、使えない状況の方が辛いので妥協した。ポイントがたまっていたので0円は助かった。軽いだけで、なんとなく嬉しい。しばらく楽しいおもちゃだな。
待ち時間にサロン・ド・テ アルションへ久しぶりに行く。ここは生ケーキが有名だが、焼き菓子がフランスっぽくておいしい。しかし、イートインは生ケーキ、せいぜいシュークリームしか選べない。仕方なく、15個限定のケーキセットを注文する。紅茶は定番のアルション・ブルー。日替わりケーキの盛り合わせはチョコレートムースとレアチーズケーキとバニラアイス。デセールが美的。写真を撮ろうとして機種変更待ちを思い出す。ケーキの味はいずれも濃厚。チョコレートムースはビターで、外側がコーティングタイプでなく、トロッしたチョコレートなのが新鮮。レアチーズケーキはマンゴー風味。マンゴーの甘味がこってりしている。おいしいけど平凡かしら。
携帯は利用しなかったのでワンセグなしの軽い機種にする。一番欲しかった機種は入荷待ちで、使えない状況の方が辛いので妥協した。ポイントがたまっていたので0円は助かった。軽いだけで、なんとなく嬉しい。しばらく楽しいおもちゃだな。
2007'11.12 (Mon)
夜叉が池・夜叉が姫山







2007'11.10 (Sat)
蓬莱峡

さて、ハーネスを装着して、小屏風でトラバースからセミナー開始。お約束ですね。登山靴でやってるので、時たま落ちながら適当に体をほぐして、次は小屏風をクライミング。一本目は登山靴で簡単ルートで登る。慣れたルートなので登りは楽だが、下りが…kinkachoはテンションで下りたことない…(おいおい…)今までクライムダウンか懸垂下降だったので、どうしてもこのテンションが怖い。もたついてもたついて何とか下りる。懸垂下降の方が怖いはずだが、あれは自分のペースで下りれるから大丈夫なのだが、ビレイヤーが初めての人でテンションに体を預け切れなかった。二本目はクライミングシューズに履き替え、やや難度の上がったルートにトライ。楽な方に無意識で逃げたらしく、てっぺんでトラバースして、またテンションでオロオロ下り、午前中はこれで終了。

なぜ、おそらく一番楽な下り方が怖い?練習か?kinkachoは人一倍どんくさいから、人の倍やってやっと人並みだ!出来るのは来年だな…
明日は夜叉が池だ。お願い、晴れて!池が見たい!


2007'11.07 (Wed)
クライミング入門講座
今更、今更なんですが、クライミング入門講座という座学2回、ゲレンデ2回の講座に参加することにしました。
座学1回目。よかった、さすがに今回の内容は知ってるよ。多少間違って覚えている点はあったけど、ここで修正しとこう。料理教室と一緒ですね。1回理屈を聞くと、今までなんとかやってたことに得心がいって、簡単にできるようになるというのは。
今まで所属していたところとは別のところで学ぶというのは、勉強もですが、いいことだと思うんですよ。マンネリで視野が無意識に狭くなってました。某A氏、間違ったことは教えてなかったよ、山に対する考えもまずまずだ、以上は確認できたけど、やっぱりセクハラはねえ…
それはさておき、土曜日ゲレンデに出ます。トップロープなんで大丈夫とは思うのですが、5か月ぶりなんでこわいよな~と思ってます。初めての人にビレイしてもらうのもドキドキです。
そして、日曜は夜叉が池へ行ってきます。連チャンです。
ダイトレでひと区切りといったのはどこの誰だ!!!
2007'11.05 (Mon)
王様の仕立て屋
大河原遁著。
俗にいう薀蓄マンガでしょうか。マンガとしては、絵が上手いとはお世辞にも思いません。それを何故読んだかといえば、仕立て屋の話だから。デザイナーとかではなく、仕立て屋いうことで、生地、芯地、裏地、糸、型紙、裁断、シルエットのお話が出てくるのが面白いからです。
kinkachoが既製服のスーツやコートを着だしたのはごく最近です。それまでは、何を着ていたんだというと、オーダーメイドです。いや、そんなにお金持ちだったわけではなく、母親が知り合いに頼まれる程度に洋裁をやっていたからです。ですから、子供の頃から仮縫い慣れしていて、日常生活の空間にスーツ分、コート分にカットされた生地が積まれていました。ツイードはやっぱり英国産がいいだの、イタリアのプリントの発色はいいだの、インドはシルクの繊維は短かくてイマイチなのに、綿は長繊維で手触りがいいのはどうしてだろうねだの、洋服の生地に関して相当うるさいことを言ってました。母親が寄る年波のせいで洋裁がおっくうになってから既製品を着だして、その窮屈さ、縫製の荒さにげっそりしています。生地もですが、手縫いの微妙さが支える着心地のよさは一度経験すると病みつきですよ。
このマンガのそこらへんの薀蓄はたいへん楽しくもあり、贅沢なものだなと実感させてくれます。
そんな服飾生活を送っていたので、山は天然素材、特に綿は禁止ということに大変抵抗を覚えました。でも今は、クールマックスやら、ブレスサーモの下着のありがたさを身をもって体験しています。
でもね~、英国製の毛100%のツイードで作ったジャケットは軽くて最高なんですよ。綿ボイルで作ったスーツは涼しくて型崩れしないんですよ。
2007'11.04 (Sun)
サラン キムチチゲ定食
たまりにたまった本を多少整理しようと、手近なマンガをブック・オフに売りに行く。一番近いのが鶴橋というわけで、日曜ランチは再びサランへ。
今回はキムチチゲ定食を注文。小鉢は田楽、もやしナムルは一緒でキムチが白菜でした。小鉢は日替りです。キムチはこちらの方が好きな味かな。前の青菜よりまろやか。キムチチゲ、グツグツ煮立って出てきました。豆腐、白菜、ネギ、豚バラが真っ赤なスープに入ってます。魚系のダシがたってて、辛さより酸味が際立ってます。一瞬トムヤムクンを思い出しますが、この酸味はキムチの発酵の酸味のようで、辛さと微妙にまざってます。ユッケジャンが汗がふき出すのに対し、鼻水がたら~って感じで、粘膜が刺激されてます。ようやく肌寒くなった季節にはいいメニューです。
完食したら、お店の人にキレイに食べましたねと言われました。
次はミソチゲだね!
今回はキムチチゲ定食を注文。小鉢は田楽、もやしナムルは一緒でキムチが白菜でした。小鉢は日替りです。キムチはこちらの方が好きな味かな。前の青菜よりまろやか。キムチチゲ、グツグツ煮立って出てきました。豆腐、白菜、ネギ、豚バラが真っ赤なスープに入ってます。魚系のダシがたってて、辛さより酸味が際立ってます。一瞬トムヤムクンを思い出しますが、この酸味はキムチの発酵の酸味のようで、辛さと微妙にまざってます。ユッケジャンが汗がふき出すのに対し、鼻水がたら~って感じで、粘膜が刺激されてます。ようやく肌寒くなった季節にはいいメニューです。
完食したら、お店の人にキレイに食べましたねと言われました。
次はミソチゲだね!


2007'11.03 (Sat)
宝塚・星組公演
宝塚の作品の当たり外れは最近顕著ですが、今回の「エル・アルコン」は稀に見る大外れ!ここまでくると運が悪かったと諦めもつくってものよ。
宝塚大劇場11時公演2F10列66番、A席。やっぱりA席は1階がいいな。

なまじ原作マンガを知ってるのが悪いのかと自問自答もしますが、やはり脚本があまりにもマズイでしょう。元来、原作の「七つの海七つの空」「エル・アルコン」が下剋上マンガと名高い曰く付きのシロモノ。それを一つにまとめるのがどだい無理。そこに外伝の「テンペスト」のギルタ・ラヴァンヌを女主人公に据えたから、芝居は大混乱ですよ。まだ「エル・アルコン」のレディ・ぺネローぺまでは扱える範囲ですが、「七つ~」のジュリエットまで出したので収拾がつかない。妙な所でチャリ場(笑いを誘う場面)をジュリエットで作ろうとするから芝居の色がコロコロ変わって統一性なし。そして、最悪は原作にないギルタが幼なじみだったという笑っちゃうエピソード。「黒蜥蜴」のお兄ちゃん並みの下策でした。ジュリエットとこの幼なじみネタをスッパリ削除して、道具にされたレディ・ペネローペ、道具にされたけど敬意は払われたギルタの対比で真ん中を盛り上げて、ルミナスとの絡みを最初と最後にもってくれば上手く纏まったと思います。となると、ルミナス役二番手の見せ場がなくなるので、宝塚のシステムとして困りますか…
ショーの「レビュー・オルキス」は色彩が好みでなかったので、目が痛くて瞑ってたら寝てました。取りあえずラインダンスが黒一色でクールだったんでそれでいいです。まだ初日から二日目で場面転換とフリの細部がぎこちないのですが、それはノビシロということですね。
トップの安蘭けい、ついにトップかぁ。長かったですね。一路の「エリザベート」初演の新人公演で主役やってたので、もっと早くトップになるかと思っていましたが、なかなかなれませんでしたね。ファンクラブの方々もヤキモキしたでしょう。娘役トップの遠野あすかはキレイなタイプなんですね。役に恵まれることを祈ります。
脚本がクソミソでも役者、極端に言えばトップさえ及第点なら見れる宝塚を見るたびに「継続は力なり」と思います。踊れなかった某トップ。あまりの歌の不味さに座席からずり落ちそうになった某トップ。そりゃまあ、色々ありましたが、歌が上手いとか、流し目で一本釣りするとか何か魅力がありましたもの。やはり宝塚のスターシステムは侮れません。
15時公演は伊藤園のご招待公演らしく、随所に大きな「お~いお茶」がありました。


なまじ原作マンガを知ってるのが悪いのかと自問自答もしますが、やはり脚本があまりにもマズイでしょう。元来、原作の「七つの海七つの空」「エル・アルコン」が下剋上マンガと名高い曰く付きのシロモノ。それを一つにまとめるのがどだい無理。そこに外伝の「テンペスト」のギルタ・ラヴァンヌを女主人公に据えたから、芝居は大混乱ですよ。まだ「エル・アルコン」のレディ・ぺネローぺまでは扱える範囲ですが、「七つ~」のジュリエットまで出したので収拾がつかない。妙な所でチャリ場(笑いを誘う場面)をジュリエットで作ろうとするから芝居の色がコロコロ変わって統一性なし。そして、最悪は原作にないギルタが幼なじみだったという笑っちゃうエピソード。「黒蜥蜴」のお兄ちゃん並みの下策でした。ジュリエットとこの幼なじみネタをスッパリ削除して、道具にされたレディ・ペネローペ、道具にされたけど敬意は払われたギルタの対比で真ん中を盛り上げて、ルミナスとの絡みを最初と最後にもってくれば上手く纏まったと思います。となると、ルミナス役二番手の見せ場がなくなるので、宝塚のシステムとして困りますか…
ショーの「レビュー・オルキス」は色彩が好みでなかったので、目が痛くて瞑ってたら寝てました。取りあえずラインダンスが黒一色でクールだったんでそれでいいです。まだ初日から二日目で場面転換とフリの細部がぎこちないのですが、それはノビシロということですね。
トップの安蘭けい、ついにトップかぁ。長かったですね。一路の「エリザベート」初演の新人公演で主役やってたので、もっと早くトップになるかと思っていましたが、なかなかなれませんでしたね。ファンクラブの方々もヤキモキしたでしょう。娘役トップの遠野あすかはキレイなタイプなんですね。役に恵まれることを祈ります。
脚本がクソミソでも役者、極端に言えばトップさえ及第点なら見れる宝塚を見るたびに「継続は力なり」と思います。踊れなかった某トップ。あまりの歌の不味さに座席からずり落ちそうになった某トップ。そりゃまあ、色々ありましたが、歌が上手いとか、流し目で一本釣りするとか何か魅力がありましたもの。やはり宝塚のスターシステムは侮れません。


2007'11.02 (Fri)
ヒルトンホテル 王朝
ヌーベル・シノワのコースです。当然おごり。
海老ギョウザ、レンゲに盛り付けた今風のギョウザはプリプリ。何故か、マンゴー風味のお茶が付け合わせ。
鴨のローストのプラムソース。上品にたった4切れ。甘いソースと鴨は合うという見本。付け合わせのイチジクのコンポートのシナモンくささが美味。
松茸のフカヒレスープ。松茸は貴重品で3切れ。香りを殺さないようにスープは大変薄味。
手長エビの揚げ物ウニソース。生ウニが載ってるよ。パリパリとプリプリの食感が絶妙。
ホタテと車エビのソテーXO醤ソース。ホタテ・エビ・ホタテとレモングラスを串刺しにしてあり、串を抜くとホタテ、エビに香りがついてるという趣向。付け合わせのネギが美味しい。ネギだけ欲しいくらい。もちろんホタテは半生で甘い。
アンズのソルベ。ややクリーミーなソルベ。ちょっぴりクドイ。
特製豚の角煮とフォアグラのパイ挟み。確かに特製ですね。そこらの角煮じゃないです。濃厚さでフォアグラに勝ってますよ。パイで濃厚さを調整していただきます。この上にかかっているソースだけで白飯食べれます。
とびこの炒飯。プロの技はご飯粒がパラパラです。オレンジできれい。盛りが多いのも〇
ベリーのカスタードグラタン ピスタチオアイスクリーム添え。ピスタチオの歯応えがいいです。他のナッツにないネットリ感が好きです。ベリーの酸味とカスタードの甘味を口の中で混ぜると表情筋が緩みます。
締めは中華なのでジャスミン茶。こういう高級な店は当然飲み放題だ。
色がきれいなんですが、およばれでは写真が撮れないんですよ。残念。あと自腹なら破産覚悟でワインなんですが、ビールで我慢。ワインなら辛口の白の発泡ワインにしてます、きっと。
海老ギョウザ、レンゲに盛り付けた今風のギョウザはプリプリ。何故か、マンゴー風味のお茶が付け合わせ。
鴨のローストのプラムソース。上品にたった4切れ。甘いソースと鴨は合うという見本。付け合わせのイチジクのコンポートのシナモンくささが美味。
松茸のフカヒレスープ。松茸は貴重品で3切れ。香りを殺さないようにスープは大変薄味。
手長エビの揚げ物ウニソース。生ウニが載ってるよ。パリパリとプリプリの食感が絶妙。
ホタテと車エビのソテーXO醤ソース。ホタテ・エビ・ホタテとレモングラスを串刺しにしてあり、串を抜くとホタテ、エビに香りがついてるという趣向。付け合わせのネギが美味しい。ネギだけ欲しいくらい。もちろんホタテは半生で甘い。
アンズのソルベ。ややクリーミーなソルベ。ちょっぴりクドイ。
特製豚の角煮とフォアグラのパイ挟み。確かに特製ですね。そこらの角煮じゃないです。濃厚さでフォアグラに勝ってますよ。パイで濃厚さを調整していただきます。この上にかかっているソースだけで白飯食べれます。
とびこの炒飯。プロの技はご飯粒がパラパラです。オレンジできれい。盛りが多いのも〇
ベリーのカスタードグラタン ピスタチオアイスクリーム添え。ピスタチオの歯応えがいいです。他のナッツにないネットリ感が好きです。ベリーの酸味とカスタードの甘味を口の中で混ぜると表情筋が緩みます。
締めは中華なのでジャスミン茶。こういう高級な店は当然飲み放題だ。
色がきれいなんですが、およばれでは写真が撮れないんですよ。残念。あと自腹なら破産覚悟でワインなんですが、ビールで我慢。ワインなら辛口の白の発泡ワインにしてます、きっと。
2007'11.01 (Thu)
角川ビーンズ文庫
昨日、新刊が出ていたので3冊まとめ買い。
「彩雲国物語」
「マスケティア・ルージュ」
「揺らぐ世界の調律師」
どれもシリーズもの…誰か、シリーズものでないラノベを教えて!!
そして、外伝とか、ガイドブックなんて同人誌のような構成はやめて!!
「彩雲国物語」
問題の外伝です。とうてい日本語とは思えない文体の崩れが気になります。擬態語、単語をすりかえた諺などなど…正しい元ネタを知ってる人が読む分にはかまわないけど、そこまで至っていない方々が間違って覚えたらと思います。kinkachoの時代の栗本薫か???
「マスケティア・ルージュ」
シリーズ最終巻です。きっと、完結記念とか言って外伝やら、ガイドブックが出ますよ。元ネタは三銃士なんでこんなもんでしょう。でもね、この前のシリーズにつなげるのはどうかと思うよ。始まった時から見え見えでしたけどね。そこらへんは慎みが欲しかった。
「揺らぐ世界の調律師」
致命的なのは作者の遅筆。スニーカー文庫あがり(というか同人誌あがり)の作者なので、他の作者より文体はやや硬派です。先がみえないからな~これ以上言えませんね。
別に娯楽として読む分にはもんくも、問題もないんですが、これしか読まない方々もいる訳です。そして、そこからラノベ作家が再生産されたら…ちょっとこわい考えになってしまいます。
文体とか文章の崩れで思い出話をひとつ、kinkachoは受験生だった頃、筒井康隆を読むなといわれました。小論文の文体がダメになるからって、今考えれば全然問題なしなのでは???と思いますけど、あの時の指導教官に言ってやりたい!!
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