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2007'12.31 (Mon)

図書館の本

さ~て、また訳のわからんラインナップ。
厭犬伝
中世の秘蹟
ベオウルフ
私は好奇心の強いゴットファーザー
むかつく二人
のんではいけない薬
愚者の道
転生
今日からマ王
うしおととら
すばらしいまでの乱読ぶり。このチョイスにはどんな脈絡が…

「愚者の道」かの破滅型作家 中村うさぎのエッセイ。なんかすごいことになってますね。もはや求道者、哲学者の域に入ってきましたね。やってることは俗ですが、「私」とはを追求するとこうなるかという例にはなりますかね。

「ベオウルフ」今公開中のB級映画のノベライズという本としてもB級。でもこの映画、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチなど大物が出てるのよ。A・ジョリーなんて化け物役なのに…なんで?

ここらは肩ならしで、メインは「厭犬伝」「中世の秘蹟」
特に「中世の秘蹟」は相当集中を要求されそうです。
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11:11  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.29 (Sat)

ドラマ再放送

さて正月休み。掃除はしない。スーパーは二日から開く。ということで、手抜きしまくりの年末。テレビでも見るかと、新聞テレビ欄を見ると、昼過ぎはドラマ再放送だらけ。
「のだめカンタービレ」
「ごくせん」
「華麗なる一族」
他にやるもんはないんか~と思いながら、「のだめ」をつい見始める。本放送をとびとびにしか見てなかったので、つい見入る。玉木・千秋様がこれほど適役だったとは…「プリごろた」完璧に作れるのね…この再放送って一気だけに、見入る度合い高し、危険。
途中で体を引き離して、買い物に出る。
帰宅後、顔見世の中継の「河内山」の仁左衛門に釘付け。高貴な僧侶とゆすりかたりの悪人の切り替わりがあまりに見事。生で見なかったことを少し後悔…
そのまま「華麗なる一族」にスライド。キムタクもかっこいいけど、仁左衛門の方がはるかに魅力的だった。

買い物ついでに、仕事納めの図書館で借りた本を積んでみる。ハードカバーなので高い。とりあえず読もう。
21:11  |  テレビ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.26 (Wed)

マンガ析出

出版界が年末年始進行になった影響が我が家にも… 畳の上にマンガが山積み…本棚が飽和状態です…kinkachoは析出と呼んでます。 大掃除の季節にこれでいいのか? チェーザレ4 大奥4 黒執事3 おおきく振りかぶって9 鋼の錬金術師18 タブロウ・ゲート1 ややオタクに傾いたチョイスですね。未知数はタブロウ・ゲートだけ、あとはkinkacho的に評価が定まってる作品ですね。 あっと、黒執事はちょっとした気の迷いで買いました。 チェーザレは美人のルクレチアが出てきてちょ~満足です。 おお振りは夏の予選の二回戦開始です。このマンガラインナップ中唯一の爽やか系です。年末の幕張ではこの爽やか系でとんでもないカップリングが展開されてるんですね。腐女子って… ハガレンは飽きかけたところで、話が動きました。やっぱアームストロング姉の女王様キャラ立ってます。 そして、一等賞は大奥!男女逆転の吉屋信子を読んでるようで違和感なし!最初に男女逆転した江戸時代という大技を使われるとありえね~とツッコム隙がない…おそるべし、よしながふみ。ここまでくるとBLテイストもないので、男性にも読んでいただきたい。 よしながふみならちょっと前に出た晩ごはん何食べたも大プッシュ! ゲイカップルの日常を毎日のごはんで描く。これをできるのはよしながふみだけだろうね。リアルなHシーンがないので、これも男性に読んでもらいたい。青年誌掲載だしね。読んだら感想が聞きたいで~す!
23:57  |  アニメ・コミック  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.25 (Tue)

祝、一周年!!

先日の5000カウントに続き、ブログが書き始めから一周年を迎えました!! みなさんからコメントをいただくのは、圧倒的に「山歩き」の記事が多いです。波乱万丈が多すぎた「山歩き」ですが、みなさんのアドバイスと励ましのおかげで止めずに続いています。なんといっても、いろいろありすぎなんですよ!! いい山仲間と出会いたいと心から願っています。 あと多い記事は「本」+「マンガ」でしょうか。これはもはやkinkachoの業のようなものです。今年も使った本代を計算するのがおそろしいです。 案外おとなしかったのが「お芝居」ですか。あのペースで山へ行って、芝居へ行ってたら、体力的に倒れてますね。なんせこの趣味に関しては、総計でマンションの頭金は確実に使ってると豪語できる過去がありますから、おとなしいといっても人並み以上でしょう。来年もいい芝居に当りますように…とりあえずは1月の「ビューティー・クィーン・オブ・リナーン」と2月の「ベガーズ・オペラ」が当りでありますように… コメントをくださるみなさま、今後もよろしくお願いします。
17:36  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.24 (Mon)

クリスマスイヴ

晴れてるので雪で湿った山道具をベランダに大展開してから、午前中は爆睡。
午後は気合いを入れて大掃除開始。窓とレンジ周りを残してティーブレイク。写真がお茶うけのキャラメルケーキです。近所のケーキ屋で手抜きの購入。まあ味も平凡。もっとキャラメルの香ばしさが欲しいところ。日が傾いたので、山道具を片付ける。
どこがクリスマスイヴだ?!
20:28  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.20 (Thu)

チャオ・チーナ

久方のおよばれでもなく、野外でもない、普通のお食事会です。気楽だ。 何の緊張感もなく「ぐるなび」なんぞを使って、適当にお店をチョイスして、予約を入れてみた。阪急グランドビルの29階の中華料理屋さん。 そしたら、当日昼に電話があって「ご予約いただいたコースよりお得なコースが出来たのでそちらをいかがですか?」とのこと。深く考えてないので言われた通りにする。ここらへんの対応は丁寧で好感が持てた。 そして、いざ店へ行くと、名前がきちんと伝わってなかったりとかの不手際はあったものの、窓際の夜景のきれいな席がキープされていたのでまずは安心。 メニューは 前菜3種(チャーシュー、ほたてのあぶり、トコブシの煮付け) 揚げ物2種(春巻き、白身魚) 小龍包 チンジャオロースー 麻婆豆腐 おこげのあんかけ まあ味は普通でしたがね。これに、飲み物・デザートを追加して4000円は出来のいい方ではないかい? 何よりの肴は、かのセクハラ親父とその彼女へのいろいろ。この席では罵詈雑言を解禁で話まくりました。なんせ集まったのは迷惑をこうむった女性陣ですから…見解としては「公式の場で締める」「穏便に済ませる気はまったくない」でした。 でも、迷惑こうむった人が何を言ってるか理解できない二人ですから、そこがムカつきます。
12:04  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.19 (Wed)

茶々 天涯の貴妃

原作は井上靖の「淀どの日記」 読んだのは大昔なので、どの程度原作に準じているのか不明ですが、おそらくは片鱗も留めてないのは明白です。というか、原作なんて必要だったのか??? この映画にそんなものは求めてはいけません。主演は元宝塚宙組男役トップ和央ようか。映画初出演、初主演、ついでに初女役 。ここは宝塚の男役テイストを楽しむのが正しい観客です。
主演の和央ようかの舞台挨拶があるので、前方の観客はどう見ても「たかこちゃん」(和央の愛称)を見に来た人たち。その視線を釘付けにして和央ようか登場。背が高~い、足長~い、顔小さ~い。そして、受け答えがちょっと抜けてる。それでも、観客は全然OK。挨拶が済んで、和央がかっこよく男らしく退場して 、上映開始。
茶々=淀どのですから、当然時代劇です。でも、そんなことは無視しないとこの映画は見れません。なんせ、茶々が甲冑着て、マント翻してますから。そこは「男役だから~」で納得しましょう。そして、ラストは大坂城天守閣をふっとばして散ってくれます。「城ひとつぐらい宝塚のトップはお約束」で乗り切ります。 そして、エンドクレジットが終了した時点で拍手がおこる。ファンたるものそのぐらいの気構えで臨まねばなりません。
そこらへんまで娯楽として楽しめれば、とっても楽しい映画です。批評の入り込む余地なしで、いっそ潔いです。
この映画で演技が光っていたのは、家康の中村獅童とお江の寺島しのぶ。どちらも梨園の関係者ですね。獅童くん、さすが子供の頃からじじいばかりの歌舞伎界で育っただけのことはあります。役が老けるほどに上手い。どんどん因業じじいになっていきます。寺島しのぶ、昔は大根だったのがウソのようです。しぶとい女 の演技が光ります。打掛の裾さばきも堂に入ったもんです。やっぱり時代劇の歌舞伎関係者は所作が決まる。というより、今の役者が下手すぎるのよ~。
18:48  |  映画  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.18 (Tue)

重い荷物

登山の場合、重い荷物を担ぐのは当たり前なのですが、kinkachoが登山以外で重い荷物を持った思い出と言えば「論文作成」と「茶道」ですね。 まず「論文作成」は、大学の研究室が年末年始で完全ロックアウトになった時に「諸橋大漢和」全巻を研究室から友人の下宿まで運びました。たかが漢和辞典と思うでしょう?「諸橋大漢和」は索引だけで広辞苑1冊はあるというとんでもない辞典なんですよ。お値段も高いが、場所も取るというシロモノで学生の身分では買えないので、研究室のを使っていたのですが、ロックアウト間は使えないので無理やり貸し出しました。(本来は禁帯出だったはず…)返すのも重かったです。 「茶道」これが何故重い思い出なのか?と思う方、部活動の場合は文化系でも合宿というものがあるんですよ。この合宿というのが3泊4日でひたすらお茶の稽古をするという「ここは体育会か?」というとんでもない合宿で、帰ると足腰が立たない状態になるというシロモノでした。そりゃそうでしょう、10時間は正座してたよ…そして、この合宿、茶道具を持っていくのです!風炉、釜、敷瓦のセットなんて、どんだけ重いか。しかも、茶道具はこわれもので取り扱い注意でしたから移動はもう大変でした。おまけに、合宿では普段出来ない茶会をやろうと、夏は朝茶事、冬は夜噺の茶事をやりました。暁の茶事をやったツワモノもいます。この手の茶会をやると徹夜は当たり前なんですよ。朝茶事の始まりは5時ごろ、暁は終了を夜明けに合わせるなんて茶会ですから、寝れるわけありません。合宿帰りはやつれてましたね。 卒業後、電車の中でやつれた集団がいるなと思って見たら後輩だったという、笑えないこともありました。 う~ん、こうして振り返ると、文化系でも体はってたということがわかりますね。体育会系の方、文化系はこれに理屈がくっつくので、取り扱いには注意した方がいいですよ。
12:12  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.15 (Sat)

蓬莱山

初冬の比良、果たして雪はあるのか?雪がなければただ寒いだけ~ で、湖西線志賀駅下車すると、山頂付近はうっすら雪景色!ラッキー!びわこバレイのゴンドラ横から取付へ。まだここは雪なし。冷たい空気の中をゆっくりペースで登る。夏の暑い最中では絶対バテバテのジグザグの登山道を登っていくと、やがて待望の雪がチラホラ見え始め、キシキシした感触が靴に伝わってくる。 金ぴら峠で昼食だが、このグループはあまり食べない。休憩、食事時間があまりにも短い。湯を沸かす時間ぐらい欲しい。そして、もっと行動食を食わせろ!!あわただしく出発。雪は増えてくるが、つき始めなので2、3センチでアイゼンも不要。ただし風は強いので体感温度は低いかも。それでも知れてる。蓬莱山頂はうっすらでも一面雪で、風で凍っている部分もあり。これが雪深い所ならクラストするのかと思いながら楽しく登りきる。快晴で琵琶湖もスッキリ見え、武奈、堂満もよく見える。 ←左奥が武奈ヶ岳、手前が堂満岳 360度の展望を楽しんで、小女郎池まで下る。比良の稜線で一番展望のいい場所は大変美しく、雪の小女郎池は夏とは違った風情が楽しめた。 小女郎峠から蓬莱駅を目指すが、一時間ほど激下り。まあそこは無事だったが、緩い下りで滑って岩に側頭部をぶつけた。やっぱり一回はこけるのね。冷やしながら林道を駅に到着が15:30でした。 終わってからの反省会という名の飲み会はいいから、行動食を食べさせてください!!人によって食べるペースは違うの!!考慮して!!
20:55  |  登山  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.11 (Tue)

悲願・フカヒレの姿煮

ついに、フカヒレの姿煮を食しました。一人前が小さな土鍋に入っているものです。場所はヒルトン・王朝、およばれしかありえません。フカヒレにたどり着くまでに聞きたくない・言いたくない会話をこなしました。 さて、メニューは 翡翠ぎょうざ、マンゴー茶を添えて。飲茶感覚の前菜。 海鮮サラダ。ホタテ・アワビ・海老・イカ・クラゲをゴマ風味のドレッシングで。 フカヒレの姿煮。コラーゲンだ!明日はプリプリだ!思ったより薄味で黒酢をかけていただきます。 アコウのしょうゆチリソース。一度食べてみたかったアコウは肉厚で淡白なお味でチリソースの刺激がいい具合です。でも、日本料理ならどうなのか食べてみたいものです。 鶏の胸肉と足肉の黒胡椒ソース。黒胡椒ソースが実は大好きです。あの胡椒辛い味がやみつき。 中国風野菜の煮物。たけのこ・プチキャロット・青梗菜・ふくろ茸・舞茸・エリンギを中華スープで煮て、とろみをつけた椀物。今までが割りとこってりだったのですっきりあっさりで一番気に入ったかも… レタス炒飯。締めのご飯ものはパラパラの炒飯らしい炒飯。レタスのシャリ感がすっきりします。 タピオカのココナッツ仕立て。杏仁豆腐、マンゴープリンなどと並ぶ中華デザートの定番はやはり高級店らしく大き目のカクテルグラスのこじゃれた盛り付けで。 いずれも大変けっこうなお味でした。いろんな話がなかったらね…本来、私が与り知らぬところで進行すべき話というのが重い原因です。
08:22  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.07 (Fri)

祝、5000!!

ブログ1周年を目の前にして、カウントが5000になりました。 しかも、自分で踏んじゃいました…いいのか悪いのか、わかりません。
11:33  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.06 (Thu)

クライミング写真

この前のクライミングの写真を受け取りました。 必死こいて登ってますねえ…ビレイの写真はなかなか真剣な顔をしておりましたが、顔バレが恥ずかしいのでアップはできません。1枚目は上から撮ってもらった写真です。これで30メートルほどの高さです。
18:11  |  登山  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.05 (Wed)

新・世界の七不思議

鯨統一郎著。 「邪馬台国はどこですか?」の姉妹編。いつもお邪魔しているヌマンタさんのブログで紹介があったので、確か2冊ものと思い出し2冊とも購入。 とても読みやすいです。東京某所のバーで繰り広げられる歴史ミステリー談義。肩の力を抜いて、暇な時に拾い読みするのに向く本です。非常にポピュラーな題材を扱っているので、歴史に詳しくなくても全然OK。突っ込みたい人もいるでしょうが、これは突っ込むのがヤボってもんですね。 ミステリーの分野では「安楽椅子探偵」ものになるでしょうが、人も死なないし、ミステリーではない? って、こういうのを突っ込むって言うのですね。
12:54  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.04 (Tue)

ヒルトン 源氏

およばれは悲喜こもごも…聞きたくないことも聞かなければならず…聞き流す器量がほしい…うっかり話すと地雷を踏む… 料理に罪はないので、気を取り直してお品書きです。 前菜:ナマコの霙和え みかんの器に入った演出は家庭では絶対しません。 吸物:牡蠣の茶巾豆腐 牡蠣をしんじょにつつんで蒸してだしをはる。手間かかってます。 造り:金目昆布〆、鰤焼目付、赤烏賊、甘海老 昆布〆のコリコリした食感が仕事してます感を盛り上げます。 焚合せ:はちめ煮付け 能登産の魚の焚合せは脂が旨い。魚の下の芋生麩のモチモチ感が大好きです。 箸休め:オレンジのソルべ 強肴:牛フィレのソテー キノコのソースが香ばしいです。 留:鱈の蒸し物 ポン酢であっさりといただく。 御飯:蟹釜飯、赤出し、香の物 蟹はkinkachoにはリスキーな食べ物。体調によってジンマシンが出ます。そのリスクを冒す価値ありの釜飯でした。おこげがめちゃ旨です。 果物:フルーツ盛り合わせ メロン、オレンジ、ブルーベリー、ベリーA、イチゴ、柿、洋梨の赤ワイン煮。ちょっとずつを彩りよく一皿に。 昨日の消費カロリーはこれで帳消しですね。 あ~まったく、これらを自力で食べられたらきっと幸せ?いや、食材買って料理したいかも…この予算なら黒門市場で高級食材買い放題だよ。
08:43  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.03 (Mon)

京都 愛宕山

二日続けて京都!! そして今日は山歩き!! しかも歩荷!! これで山は一休みといいながら、ほぼ毎週行ってますね… さて、昨日の速報ブログの通りみいさんの千社札写真GETのために目的地は愛宕山です。日本全国にある火ぶせの神様愛宕神社の総本山です。 kinkachoたちは阪急嵐山経由で清滝へ入り、また清滝から阪急嵐山へ戻る予定でコース設定しました。写真は朝9時すぎの渡月橋です。さすが観光名所ですでに観光客がいるのですが、本当の嵐山の混みっぷりは帰路で目撃してまっ青になりました。kinkachoは子供の頃1ヵ月間嵐山近くの親戚に預けられて、その時は朝ごはん前にこの桂川の川原でゆで卵(関西では「にぬき」といいました)を食べ、この渡月橋下の遊泳場で泳いだ思い出の地でした。それが、今はあんなすご~い所になっていたとは… さて、愛宕山です。清滝バス~月輪寺~愛宕神社~表参道~清滝バス停と慣れたコースで行きます。師走に入ったというのに、遠目から見るときれいな紅葉の山が目に入ります。バス停から取り付きまでは平坦な林道です。歩荷やる気マンマンのkinkacho一行はこの林道で重石を物色。連れは石をビニール袋に詰め、kinkachoは持参のペットボトルに水を詰めて、ザックを20キロに調整して、いざ登山道へ。悲壮感さえただよった夏の歩荷と違い、まあ重いけど全然OK~な状態で順調に高度を稼ぎ、月輪寺へ到着。別コースでギリギリまでバスで入れるのでバスツアーらしき観光客が多数たむろってました。軽くエネルギーと水を補給して愛宕山山頂を目指します。道は平坦なんですが、もう着いたかもう着いたかと思うようなコースでちょっとイラっとしたところで神社石段前に到着。 とりあえずお昼~!!ということで、ザックを開けて荷物を出すと、周りの登山客のみなさんから一体何を入れているのかと興味津々の視線を集めてしまいました。「何が楽しくて…」といわれましたが、今日は歩荷自体が楽しかったもんで…お昼はコンロでお湯を沸かしてカップラーメン、歩荷のために入れたくだものと結構豪華。食後はレギュラーコーヒーとやりたい放題。 愛宕神社に参拝して、水2本を捨てて下山開始。kinkachoは山門で目的の千社札発見!!さっそく写真におさめて、下山再開。2時前なのにすっかり夕方の日の傾き具合を気にしながら、落ち葉の参道を快調に下っていきました。3時半にはバス停に帰着。 乗り継ぎもよく一路嵐山へ戻ると、そこは原宿か六本木…観光客でごったがえしていました。以前から観光地らしい場所ではありましたが、ここまでとは…ほうほうの態で電車に乗り込むとそこは通勤時の御堂筋線な混み具合。歩荷よりつらい帰りの電車でした。 非常に喉が渇いたので、梅田でお好み焼きで生ビールを1杯!! 染み込むうまさでした。こんな楽しい歩荷なら、いくらでも頑張るのに…あの夏の悲惨さはなんだったのでしょう…
12:13  |  登山  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.02 (Sun)

みいさんに愛をこめて

みいさんへ、証拠写真!
18:30  |  登山  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2007'12.01 (Sat)

秋の京都

山抜きの京都なんて何ヶ月ぶり! トプカピの秘宝展のために京都文化博物館へ行く。会期ギリギリなので人出が多く、人の頭ごしかとちょっと不安な気持ちで会場へ入場する。人は多いが入場制限されるほどでもなく一安心。入口で薔薇の香りが感じられたので何故かと思っていると、香り付きの解説書が配られていた。薔薇がスルタンの香りらしい。 細密画からオスマントルコの秘宝の展示が始まる。武具、食器、衣服などなど、数々の品が並ぶが、やはり身近な東洋の品でもなく、見慣れた西洋の品でもない。とにかく空白を埋め尽くそうという意思が日本の美意識とは決定的に違う。ここに来ている武具はあくまで儀礼用だろうが、とにかく刃といい、柄といい、装飾文字で埋め尽くされている。 契約書も細密画を見るような感じだ。みごとな装飾で飾られ、文字も美しい。アラビア文字が読める人には読めるのだろうか。日本の葦手書きに雰囲気が似ているので、おそらく今のアラビア文字が読める人には読めるのではないかと思う。こういうものを見ていると文字を書くのも特殊技能だとしみじみ思う。 さて、一番の楽しみの宝石類。これも埋め尽くす宝石。間とか余白を楽しむというつもりはまったくないらしい。一個だけあしらうなどというケチくさいことは嫌いなのかと思うほどはめ込まれ、集めるだけで大変だろうにと感心する。圧巻は200カラット超えのエメラルド!ここまでデカいとただ見惚れる。あれでダーバン飾りならかなり頭が重いだろうが、そこはスルタン、お小姓が棒で支えていたに違いない。 興味深かったのは、密かに最強の嫁と呼んでいるスレイマーン大帝の皇后のゆかりの品があったこと。写真でだが初めて最強の嫁の肖像画が見れたのは収穫だった。 見学を終わり四条河原町まで歩くと、町ごしに東山の紅葉がようやく最盛期になっていた。今日から師走なのに…師走らしく千枚漬けを購入して、京都らしくきなこパフェを食べて大阪に帰ると冬至が近いせいで既に暗くなっていた。
22:51  |  文化・芸術  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ
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