2008'03.31 (Mon)
桃夭記
2008'03.30 (Sun)
タイタニック
T2とこの作品を見る度に「キャメロンって、オタクの心、オタクが知る」とシミジミ思います。
T2は俗に言う「ショタコン」の血涙を絞り、タイタニックは「乙女」の血涙を絞ってくれました。見事にツボを突いてくれたなあと感心します。
基本的に、行き詰まった主人公を献身的に守り助けてくれて、その後の人生を決めてくれたヒーローとの恋物語なんですよ。陳腐なぐらいに古臭い話。それを最新技術で彩ってしまう。これも才能でしょう。
タイタニックは題材のチョイスが上手い。この海難事故はあまりにも有名。そして、最後の優雅な時代の豪華客船。恋愛、ファッション、そしてメカも抑えてみました。見事なてんこ盛り。
はい、ハマりました。レオ様でも、シュワちゃんでもいいから、「信じろ」って言ってハグされたら嬉しいよなあ~。
って思うぐらいいいじゃないですか。現実はくだらなくたってそれなりに戦ってるんですから。明日、いやもう今日ですか、山の会で最後のバトルです。
2008'03.29 (Sat)
できるかなV3
多少不快感は残るものの笑えるはずの西原作品ですが、これはkinkachoには曰く付きの一冊です。
かつてけっこう親しかった友人のこの本の感想で、その人と付き合い止めました。
問題の作品は冒頭の脱税のエピソード。
曰わく「(一連の脱税工作を肯定した後)ちょっとゴネただけで税金半額。税務署の仕事なんていい加減。税金払ってるのバカらしいわ。そう思えへん?」
この発言にはムカつきました。
この人、大阪市職員です。カラ出張、カラ残業、就業中の組合活動、履歴詐称…その実態、この人から聞きました。ダサいから着ない制服、備品の持ち帰り、いい加減な業者選択…それは全て税金を使ってますよね。そして、あなたの給料は税金です。いろいろ文句を言ってましたが、そんな勤務態度では民間は即解雇です。研修ついでに有給追加で観光はできません。
それを話した舌で「税金払いたくない」…絶句しました。あなたと同じ納税者として括って欲しくない!真剣にそう思いました。
公務員の意識はこの程度なんですよ。この人が特別でないところが寒気がします。公務員が脱税を肯定してどうする。税金が何であるか。自分の給料がどこから出ているか考えたことはないのか。ダメだ…付き合えない。
これはそういう苦い記憶の本です。
2008'03.27 (Thu)
フィクサー
2008'03.26 (Wed)
王妃の紋章
2008'03.26 (Wed)
死神の精度
2008'03.25 (Tue)
ブラックペアン1988
著者の桜宮ワールドの最新作。 かの田口・白鳥シリーズで、密かにkinkachoの熱い視線を集めている高階院長の若き日のお話。 深謀遠慮のタヌキ院長も本作ではアメリカ帰りの「小天狗」。相方は「手術室の悪魔」。海堂氏、二つ名が好きですね。センスはイマイチですが。 ストーリーは一応ミステリーなんですが、人は死なないんで華がない。でも、一連のシリーズで一番身近に感じる大学病院の描写でした。研修医、告知問題、医局、プロパー、院長選…一番馴染みやすいというか、イメージ通りの大学病院でした。田口・白鳥が出てくる作品は現在すぎて、素人には先端すぎるんでしょう。 kinkachoの大学病院はおそらく田宮版「白い巨塔」で刷り込まれて、唐沢版で修正されているから、現役勤務医の著者とはタイムラグがあるのだと思います。 ストーリーに華はないけど、「火喰い鳥」白鳥がいない分、それはあんまりなと思う大技がなく堅実に読ませます。よくできた佳作と思います。 高階はじめ、黒崎、藤原、猫田などなど、お馴染み東城大学病院のメンバー、若き日の田口も出て、ここらへんは楽屋オチなんですね。とてもライトノベル的世界。読後、多用される医学用語と共に、どうもごまかされたような違和感は残ります。 今出版界で一番活気があるのはライトノベルというのは間違いないと思います。だから、普通の小説でラノベの手法が使われれのはやむなしなのですが、本読みの性として、そこらの境界線は曖昧にして欲しくないなと非常に強く感じた一冊でした。
2008'03.24 (Mon)
モダンチャイニーズ
桜鯛 昆布蒸し カシスシャーベット 牛肉のXO醤炒め 白魚と浅葱のチャーハン ヘーゼルナッツとレーズンのパルフェ 前菜は菜の花、筍、ヤングコーンを茹でて一口ずつ串に刺して供する手間がさすが。ソースは酢のきいたチリ味ですかね。 スープは金華ハムのダシです。じゅんさいのツルツル感が好きです。 手長海老、大好きです。プリプリ感と火の通り具合が絶妙。プロの仕事です。いつも思うのですが、この手の料理の盛り付けに海老の頭は一つなのに食べるのは3匹分くらいあるのはいいのかなと思います。 桜鯛を豆腐と一緒に昆布の舟に載って蒸されてます。和風?と思いますが、中華な生姜とにんにくと油の味。ポン酢で食べたかったな。そのほうがおいしいと思う。 箸休めはカシスシャーベットのシャンパンがけ。溶かしていただくと色もきれい。 メインは牛肉が柔らかいけど、噛みごたえあり。付け合わせの筍がやや固いのがちょっと残念。まだ早いか??? そして締めのチャーハンがいいですね。家で作れば、ただのじゃこチャーハンなんですが、ホテルの中華ダイニングで出てくるとこんなに高級。トッピングのたたみ鰯がおしゃれでした。 デザートのパルフェは3種のベリーソースで完全フレンチでした。別にマンゴープリンでも、ココナッツミルクでもいいのに… こんなことやってる場合ではないんですが、いろいろと… 美味しければいいや…ちょっと投げやり…
2008'03.23 (Sun)
六甲山





これだけ歩けば、もちろんアルコールは抜けていました。
2008'03.22 (Sat)
ワインの会


宴会場所提供の方が介護付きマンションに入居なさってて、食堂に洋風お弁当を頼んでくれました。ローストビーフを主菜にキッシュやら、スタフッドトマトやら、けっこうなボリュームです。お味は家庭料理風です。
参加者は4名と少ないのですが、近況報告など話は弾む。5月におばあちゃんになるという報告にはびっくりしたが…
ワインはマルゴーのセカンド パピヨン・ルージュ1990とイエロー・テイル2004。パピヨンは褐色がかって、やや枯れ気味と思ったが、まろやかで芳醇。飲みつけてるお手軽ワインとはまるでちがう。喉に引っかかる感がなく、スルスルと飲めてしまう。やっぱり実力が違いますね。イエローテイルも単独では悪くないワインだが、比べてはダメでした。
2008'03.21 (Fri)
ビーズワーク
あのセクハラ騒ぎと会社のゴタゴタで神経がすり減っている。
そこで集中すれば頭が空白になるビーズワークをやることに。kinkachoはこういうチマチマした作業が好きだ。数年かけてパッチワークでベッドカバーを仕上げたり、極小のビーズを組むとか、これに集中していると他のことは考えないですむ。
で、作品は2つ。ターコイズの二連ネックレスとアメジストのチェーンネックレス。


2008'03.20 (Thu)
マイブームお菓子

ローソン限定のポテトチップス。塩辛いと甘いの取り合わせですね。口に入れると、まず蜂蜜味が広がり、ポテトの味がきて、塩味がきます。キテレツな味ですね。鴨ローストをラズベリーソースで食べる感覚の人の発想ですね。嫌いではないですが、蜂蜜の香りにちょっと引きます。
おすすめは北海道チョコポテトですね。はっきり言って、かのロイズのパクリです。提携でもしたんですかね。クランチもパクってましたから。お味は想像通り、ロイズの廉価版です。本家が厚切りチップスの片面にチョココーティングと上品なのに対し、こちらは柿の種ぐらいのポテトチップスを全面コーティングして庶民的な感じ。途中で止められないのは本家と同じ。カップの包装にスカスカに入っているので食べきるのにちょうどです。さらに少量の袋入りもあります。食べたいけど、カロリーが気になる方は袋でどうぞ。


2008'03.19 (Wed)
茶道部の思い出
2008'03.16 (Sun)
金剛山
すっかり春よねとアイゼンを装備から抜く。まさに春。鳴きっぷりまだ下手ながら、ウグイスも鳴いている。








2008'03.15 (Sat)
大阪城梅林


それでも梅見に大阪城に出かけます。
その前に上本町・なかたに亭でランチです。ここはケーキ屋ですが、洋風惣菜も販売しています。もともとお店のコンセプトがワインにあうケーキでしたから、惣菜もワインがすすみそうな味です。高めだけど、種類も多く、デザート・ドリンク付き。kinkachoは惣菜の盛り合わせ、友達は手作りハムとゴルゴンゾーラのクロックムッシュを選択。盛り合わせのメインはスパニッシュオムレツ。マジで白ワインが欲しいところでした。メニューには数種のグラスワインがありますので、次の機会には是非試してみます。デザートは苺のタルト。苺に一仕事がしてあってウットリする甘さでした。連れのショコラムースは洋酒のきいたビターな味。なかたに亭のケーキは全般的に大人です。洋酒好きにもおすすめします。

メジロがけっこう至近距離で蜜を食しているので、携帯のカメラでもこんな写真が撮れました。空の青、メジロの緑、梅の白がキレイです。


2008'03.14 (Fri)
文庫2冊
「司政官」シリーズがこういう形でまとまってくれるのは助かりました。今となっては取り揃えるのが大変。なんだか乾燥した、静謐な作品というイメージなんですが、読み返すと奥深い。やはり眉村は違うなあ~と感心します。kinkachoの心の本棚では、眉村、筒井、小松は同じ棚です。「SFマガジン」華やかなりし頃の新進気鋭のSF作家ですね。
二冊目は茶人=茶オタクの評伝です。初出は淡交社という知ってる人は知ってる出版社です。今回は角川書店とメジャーデビュー。茶人(茶オタク)ですから、かなりイッちゃてる方々です。戦国時代の方々は現代の秋葉原に放しても大丈夫な気がします。「道は違えど宗旨は同じ」で適応しそう。
茶人も時代が下るほど小粒化するのですが、それは読み終えてからアップしたいと思います。
2008'03.14 (Fri)
コルティジャーナ・オネスタ
2008'03.13 (Thu)
エクストリーム・アイロニング
2008'03.10 (Mon)
腐女子の品格
ここに描かれてる腐女子の生態ですが、身に覚えが…痛くて、寒い…さすがに今時の腐女子のような実生活での読み換えはしませんが、スケジュール帳のくだりはその通り!オタクの生態ってみんな一緒かい!
「隣の801ちゃん」「電脳オタク少女」「ぼくオタリーマン」などオタクがオタクを語るエッセイマンガが全盛(?)ですが、オタクが生態を語っちゃっていいんですか?
最近聞いて思いっきり引いた話は、大学職員の友達から聞いた話です。有名私立大学の准教授からシンポジウムの資料のUBSを開けたら、等身大ガンダムの前でアムロのコスプレした准教授自身の写真やら富士急ハイランドのガンダムミュージアムの写真が資料と一緒に並んでたそうです。いや確かに趣味は自由ですが、せめてUBSは分けろ!!この准教授は来年度は留学なのだそうですが、間違った日本を輸出することにならないか心配です。
「秘すれば花」と言いますか、人様の前で語れないと言うのが(マンガ・アニメ好きと言う狭義の)オタクの楽しみ、嗜みと言う古き良き伝統はどこ行った~!後ろ暗さを伴った一種犯罪にも似た雰囲気が楽しいんだろう!同好の士を見つけたら暗黙の了解で知らないフリ!一般人に知られたら後ろ指指される!明るくカミングアウトするな!近頃の若いモンは!
とババアな発言をしています。
ちなみに、この本を立ち読みしていて、久々にクサい男のオタクに遭遇し、これだけは今風がいいと思いました。
2008'03.09 (Sun)
春の一日


代わりに花粉だか黄砂だかで目はかゆい、鼻水が流れるの恐れていた症状が出てきました。晴れた日なのに布団が干せない季節に突入です。日向くさい布団大好きなのに…
ダラダラ過ごしてみました。
昼過ぎに猫カフェへ行って猫と遊ぶ。本日にゃんこさんたちは賑やかでした。ニャーニャー言ってます。春だから?膝好きのソマリさんが今日も膝を要求。立ってると座れと要求し、撫でるのを止めると顔を見て要求。うっかりサボると肩に乗ってくる。キャットタワー代わり?
次は中学の恩師の個展へ。ケーキ屋併設という変わったギャラリーです。ボーっと絵を見て、ケーキセットでお茶する。久しぶりに紅茶を頼むと、ウェッジウッドの茶器で茶葉は5種類から選べてポットサービスだった。ニルギリを注文。きれいな水色で期待以上の抽出具合だった。
散歩してると15日開通のJRの駅前を通過。ここに今更駅を作ってもなあ…それより過疎地の公共交通機関をなんとかすればと思いながら家に帰る。
まったくボーっとした一日でした。


2008'03.08 (Sat)
ジェネラル・ルージュの凱旋
殺人事件のないミステリーはスパイスに欠けます。面白い本なのですが、決め手に欠ける感じです。
東城大学で内部告発が発生。そこに倫理委員会と危機管理委員会の思惑、大学内の人間関係が絡み…危機管理委員会の長が田口医師。それを転がす院長のすっとぼけた腹黒ぶりは面白い。ただ絡む白鳥がどうも道具になってます。一冊目の傍若無人ぶりと事件解決の手際良さがあまりに強烈な印象になっていて期待しすぎなのでしょうか。
困った点。二冊目と事件が同時進行なので、二冊目を読んでないといささか読みづらい。番外編のプロローグにもなっている。作品としての独立性が弱いのは問題なのでは?
昔もシリーズもののミステリーは多かったですが、作品自体は独立性があってどの巻を手に取ってもそこから作品世界に入れたのですがね。
例えば、金田一シリーズで最初に手に取ったのが「犬神家の一族」だろうが「本陣殺人事件」だろうが問題なし。等々力警部がおなじみなのは余録で、愛読者のちょっとした楽しみだったんですが…
著者は現役医師で、オートプシー・イメージング導入の啓蒙が目的なら仕方なしですか。
とりあえず、老獪院長の若き日の作品を読んでみたいと思います。
2008'03.05 (Wed)
カフェ飯
朝起きて炊飯器を開けたら生米…ショック!
で、お弁当が作れず、久しぶりに外ランチ。
いつの間にかリゾット・ランチがなくなって盛りの違うワンプレート・ランチに統一されてました。真ん中の盛りのランチを注文。主菜はサーモンのポワレを選択。人参のスープ、マッシュ・ポテト、グリーンサラダ、パン、チーズがワンプレートにセットされてます。こじゃれたカフェ飯です。チーズを小売りするほどなのでチーズは食べ頃。ポワレも肉厚でジューシー。ドレッシングもまろやか。まとまった出来のランチですが、カフェ飯の宿命、量が足りない…パン一切れは辛いです。食後のコーヒーには味見程度のチーズケーキ付き。以上\1000。
カフェ飯としては及第点でしょうが、パン部門の充実を考えればパンを\1000買えばよかったかしら…
2008'03.03 (Mon)
ひなまつり


はい一応kinkachoも飾ってます。kinkachoと同い年なので雛道具は経年劣化していますが、雛人形はけっこうキレイなままです。
という訳で、おひなさまにお供えの和菓子です。たねや謹製。いずれも直径2センチほどのミニサイズ。草餅、茶巾しぼり、桃饅頭。草餅は一人前にヨモギの香りがして中が粒あん。茶巾しぼりは中がこしあん。桃饅頭はギュウヒにうっすら桃色がかって、ちょっと見た目が色っぽい。中は白あん。上品なあっさりした甘味で3つぐらいは楽勝です。
ちょっとお高いですが、桃の生花を添えてくれたりして、演出もおしゃれな雛菓子です。ひなまつり向けの期間限定もの。売り切れてなくて幸せでした。
2008'03.02 (Sun)
確定申告のすすめ
住宅購入したせいと医療費が控除対象の額になるからです。まあ持病があって薬は欠かせないからですが、普通に購入するドラッグストアのレシートをためておくとけっこうな額になります。だから持病のない人でも風邪の時の領収書や薬屋のレシートはためといて年末年始休みに計算することをお勧めします。10万円を越えたら確定申告しましょう。
普通の会社員なら年末調整後源泉徴収票をもらうので、確定申告の用紙に数字を転記して領収書の合計金額を書いて説明書通りに計算するだけ。提出は郵送でも可能。それで税金が返ってくるなら儲けもの。ついでに住民税も減るかも。
そして、確定申告するといかに国にむしり取られてるかが実感できます。天引きされてる社会保険料と税金の額を見て、納税者はムカつくべきです。まるでタチの悪い胴元か、ヒモ!なんでこんなにむしり取られて、官僚や政治家を養わなければならないのか!常に怒りのテンションが維持できます。さらに、税務署の役人に仕事させましょう。居酒屋で17時ジャストに宴会始めてる輩にはバシバシ仕事させましょう。年に一度の意趣返し!
kinkachoはそう思ってます。