2008'05.29 (Thu)
お蚕さんの思い出
小学校の低学年の頃、クラスでお蚕さんの飼育が流行りました。クラスの大半が飼っていました。
kinkachoも友達からもらって三匹飼ってました。
二令ぐらいのお蚕さんだったと思います。大切に持って帰って、お菓子の空き箱に桑の葉を敷いてお蚕さんを載っけました。
あんまり触ってはいけないのですが、あんまり気持ち良さそうだったので触ると、ちょっと冷たくてスベスベした感触でした。さすが絹の元と感心したものです。以来やみつきで、日に一度桑の葉を替える度にソッと撫でてました。
いや、今ではきっと触るのは無理ですね。
町中だったので、桑の木はなかったので、なぜか文房具屋さんまで桑の葉を買いに行き、新しい葉を与えて育てのでした。
繭も作って無事羽化してくれたのですが、そこで終了でした。
お蚕さん、今でも着物を着る時ちょっと思い出します。
2008'05.28 (Wed)
芭蕉庵わらび餅
関西では阪急がハシリです。何をやらせても鈍くさい近鉄は今頃になって力を入れてます。
そんな駅店で購入。しかも半額セール。この前は黒ごまでしたが、今日は抹茶。あと普通のきな粉があります。
ここ芭蕉庵のわらび餅はきな粉をまぶした状態で包装されてますので、きな粉をかける際に飛び散る被害ありません。パックされたきな粉を開ける際に飛び散らすと始末が面倒だし、情けない気分になるのでポイント高しです。
餅の食感は柔らかめ、ねと~と口内でへばりつく感じで、餅自体に甘味がついていてきな粉は甘味なし。この食感がkinkachoの好みに合ってます。楊枝も付いているのですが、垂れ下がってしまうので、箸でいただく方が安心です。
わらび餅は蜜をかけるタイプもありますが、kinkachoはきな粉だけというのが好きです。
わらび餅といえば、茶道部の思い出が…
学祭の模擬店のメニューがわらび餅とみたらし団子が伝統メニューで、これを作るのは当然一年生の仕事でした。
学祭の前日は家庭教師のバイトがありまして、バイト後製作を開始。黙々と白玉粉を練って団子を丸めて串に刺す。わらび粉を水で溶いて火にかけながらしゃもじで練る。手応えが重くなったところで、冷水に一口大の大きさずつ落としてざるにあげる。
当然ほぼ徹夜で、餅の入った重箱を風呂敷に包んで、模擬店設営のために早朝登校。学祭中は模擬店と大寄せ茶会に詰めきりで、終われば打ち上げ。怒涛の学祭週間でした。
うちの茶道部、当然茶菓子は手作りでしたから、わらび餅や団子は序の口。上級生になると、練りきりから打物まで作る技が身についていたものです。
kinkachoも初釜の花びら餅は作れます。
2008'05.27 (Tue)
笑かしてくれます

2008'05.26 (Mon)
コンスタンティン
見るべきほどの作品ではないと思った割に面白かったです。
キリスト教の世界観があると別の視点で見れるかなと思いました。
キアヌは見るたびに風船の様に膨らんだり萎んだりしますが、この時は萎んでる時でした。まあ肺ガンで余命わずかの設定でまん丸は嫌ですが。「リトル・ブッダ」でガリガリ。「チェーン・リアクション」でまん丸。「スピード」で絞り込み。役者は体型コントロールぐらいは嗜みなんですよね。
定石の天使が悪役で、その天使ガブリエルのティダル・スウィントンの中性的な雰囲気に目が釘付けでした。
一番のお気に入りは魔王サタン様。白のスーツに柄のシャツで、バカンスの途中に呼び出されて不機嫌ですって感じが、ニヤリとさせてくれました。地獄ってカリブの海岸ですか、魔王様?
かつて、あんなに真摯にキリストの最後の7日間を描いた「ジーザス・クライスト・スーパースター」が物議を醸したなんて嘘みたいな話です。
kinkachoは舞台化20周年で作られたバージョンより、ジーンズ姿の若い役者たちがバスでロケ現場に現れるオープニングのオリジナル・バージョンが好きです。初見はモーニングシアターとかでテレビ放送されたズタズタにカットされたものでしたが、惹きつけられる様に見ました。そういえば、「ブラザー・サン・シスター・ムーン」もモーニングシアターで見たなあ。小学生の長期休みの時でした。
2008'05.25 (Sun)
ミュージカル二題

kinkachoが血道を上げたミュージカルはこの「エリザベート」と「オペラ座の怪人」です。
軽く人生誤りましたね。そりゃあ家の頭金ぐらいは突っ込んでますから…
いずれも日本はおろか世界をまたにかけて見に行きました。「オペラ座の怪人」はロンドン、ニューヨーク、トロント。「エリザベート」はウィーンまで。くそ~、ブダペストとエッセンは行きたかったのに、無念!英語はまだしもドイツ語なんてまったくわかりません。それでも行くだけの勢いが付いちゃった作品です。
見た回数はもはや不明。「オペラ座の怪人」の33回までは数えてたんですがねえ…
でもいいの、後悔はしてないから!(ちょっと言い訳)
昨日コンサートを見てて、この二作品って似てる傾向があるなと思いました。
オリジナルはヒロインに振りまわされる男二人の構図なのに、日本版はヒロインを争う男二人という構図になってます。ヒロインが主体から客体になってしまうんです。たとえ立女形でも立役を立ててなんぼのお国柄でしょうか。オリジナル厳守に厳しいネズミ御殿の作品なら違約金ものですね。
もう一つの共通点は、この作品の後それぞれの作曲者の作品はイマイチになってること。
「オペラ座の怪人」の作曲者ウェーバーはこの後の作品はロングランになってないし、「エリザベート」のリーヴァイのこの後の作品は精彩に欠けています。すごく叙情的な曲になっていて聞いていて気色悪くなるときがあります。
とすると、「オペラ座の怪人」と「エリザベート」は腐る手前の一番おいしい果実といったところでしょうか。
己の嗅覚だけがたよりのチケット予約。鼻を効かせるにはそれなりの経験が必要ということですね。
くそ~雨で山に行けないぞ、ストレス溜まってるのに…
2008'05.24 (Sat)
ウィーン・ミュージカル・コンサート
余りに空腹だったので、行きがけに餃子屋で餃子で生小、さらにスティングバーでプイイ・フュメが本日のグラスワインだったので引っ掛けて軽くよっぱらいです。博多餃子とロワールワインでどこがウィーン?
でもプイイ・フュメ、激ウマでした。鼻の奥にくる果実味が馥郁としてました。ソーテルヌもグラスワインであったので飲みたかったのですが寝そうなので諦めました。
梅田芸術劇場 3階4列30 B席です。歌が聞けりゃあいいやというスタンスですね。
出演:マヤ・ハクフォート、マテ・カマラス、ルカス・ペルマン、マジャーン・シャキ、アンドレ・バウアー
第一部作品:ダンス・ウイズ・バンパイア、ロミオとジュリエット、レベッカ
第二部作品:モーツァルト!、エリザベート
いずれもウィーン発信のミュージカルです。
「ダンス~」はロマン・ポランスキー監督の映画。「ロミオとジュリエット」は元々はシェークスピアでしょうが、ゼッフィレリ監督の映画。「レベッカ」はヒッチコック監督の映画。いずれも映画が元ネタです。
ミュージカルより映画の刷り込みがきついので、つい追想に走ってしまいます。
シャロン・テートは殺されたなとか、あの時のオリビア・ハッセーは可憐だったなとか。「レベッカ」はあの冒頭の「マンダレイ」の発音を思い出しました。白黒でしたね。
観客としての態度が既に間違ってます。
俳優の皆さんは実力ありますよ。ミュージカル役者とはいえ、音楽の都ウィーンで主役張ってる皆さんですから、たまに情けないほど歌唱力ない役者がいる日本とは違います。
でも、これらは映画は名作でしたからねえ。集中できてません。
さらに曲の合間に役者にインタビューが入って集中が切れる。だって、通訳兼ねたインタビュアーがあまりにしゃべりが下手!
第二部はミュージカルがオリジナルだし、インタビューが減ったので集中が上がりました。集中は「エリザベート」で最高になったのでよかったです。
特に好きな「私が踊る時」「闇が広がる」はマヤとマテ、マテとルカスの絡みが色気と毒があって、「やはり芝居はこうでなくては」と納得させてくれました。
まあ目的の二曲が満足なので良しです。
今回のコンサートでやや引いたことをひとつ。ちょうど前に熱く「ブラボー」とやたらと連呼しているオヤジがいたのです。連れなしで一人で来て、しかも男優の時のみ暑苦しい。
「鉄板?」とこのオヤジのせいもあって集中しきれませんでした。
日本で「ブラボー」の連呼は馴染めません。それは外した大向こうのように、聞いてる周囲が気恥ずかしいです。
2008'05.23 (Fri)
ランボー
「ロッキー」の時も?でしたが、「ランボー」はさらに?
まあそれを言ったら「インディ・ジョーンズ」も今更ですが、こちらはハリソン・フォードが好きだからいいんです。年寄りの冷や水とは思いますがね。ハリソンくんではコネリー様にはかなわないわね。もちろんインディ・シリーズで一番好きなのは3、別名「パパ・ジョーンズの冒険」です。
それはさておき「ランボー」です。ベトナム帰還兵の心の傷と孤独感、アメリカの田舎の閉鎖性を描いて一作目は良い出来と思ったのですが、二作三作と重ねるうちに「アメリカ万歳!」になってゲッソリでした。
それでも「怒りのアフガン」までロードショーで見たとは、kinkachoも若かったのね。さてファイナルはどうしますか。
今テレビ放映してますが、スタローンが若いし、体が立派!(ステロイド使いまくり)でも、脳まで筋肉詰まってそうで、まったく好みではありません。ただ、このテーマ曲が好きでした。
原作は「たった一人の戦場」(英題First blood)、早川書房発行です。ノベライズではありません。先に小説ありきです。映画が売れてタイトルが「ランボー」に、表紙がスタローンになった時は軽くキレた記憶があります。
2008'05.22 (Thu)
アカース
2008'05.21 (Wed)
のだめカンタービレ
18~20巻まとめ読み。そろそろ終わりが見えてきた感じです。
17巻がややタルかったのでここ3巻は読んでなかったのですが、読んでみると話が一気に動いてました。のだめが音楽の本質に目覚め、千秋がのだめのために自分の時間を使った!
さて、オクレール先生の真意は?千秋&のだめの関係は?
まだオチはついてませんが、久しぶりに峰くんが登場!
「のだめカンタービレ」は連載開始当初イマイチかなと思っていたら、峰くんが出た頃に一気に面白くなったんですね。そして、この3巻も峰くんが出て話を動かしていきました。暴走気味の前向きキャラは、唯我独尊俺様千秋と無神経なようで実は後ろ向きキャラのだめの背中を押していきました。
でも、今回の白眉は20巻ラスト近くの音楽の解釈を得々と論じる千秋と、それについていけるのだめの姿ですね。やっぱりこの二人、実は天才カップルなのね。
kinkachoが二ノ宮知子作品で一番最初に読んだのは「平成よっぱらい研究所」です。
これを読んで思ったのは「酒は飲んでも飲まれまい」です。
なぜ人は意識を無くすまで飲むんでしょう。作者は相当痛い目にあってます。それでも飲む。酒のみの生態って…
だから、二ノ宮知子はエッセイマンガ家になるかと思ったのですが、いつの間にかストーリーマンガ家になってました。
2008'05.19 (Mon)
町内会お掃除

2008'05.18 (Sun)
ヤマトタケル

演出は猿之助ですが、古典であれだけ大胆な新演出をするのに、この作品は再演に当たっての刈り込みも整理もしていません。初見では目新しかったケレンも宙乗りももう手垢が付いてますしね。お願いだから、せめて上映時間は短縮して欲しいです。 さて、その猿之助が病気療養中につき主役のヤマトタケルは市川右近です。師匠の縮小コピー(倍率80%ぐらい)と呼ばれるだけあって、セリフ回しまで師匠そっくり。しかし、右近よ、役者としてプライドはないのか!未だに師匠の縮小コピーでどうする! 市川笑也も初期の初々しさは無くなったしな。 かつての猿之助劇団のホープ二人は古臭くなってしまいました。 対して新鮮だったのは市川段治郎と市川春猿。 段治郎は一人フレッシュで爽やかな雰囲気を作ってました。いや、他の人達の演技が暑苦しすぎるんですがね。姿もスラリとして視覚が嬉しいです。 春猿はすごく色っぽいんです。見ていて凄艶という単語が頭に浮かぶほど。これは古典の悪婆をやって欲しいですね。期待します。 帰りの電車の中で「結局、猿之助劇団は体育会系の監督と生徒で、文化系に必要な色気と毒気がない」ので、「棚ぼたチケット以外で行く必要なし」と結論がでました。 ちなみに本日のチケットは棚ぼたでした。
2008'05.17 (Sat)
タイ料理







2008'05.17 (Sat)
セーグル その2

2008'05.16 (Fri)
貸本屋の思い出
白土三平とか手塚治虫の作品との初遭遇は貸本屋です。楳図かずお作品もそうですね。
kinkachoは至って庶民的な育ちでございまして、近所の年上のお兄さん達がよく遊んでくれました。
そんなお兄さん達にくっついて行ったのが貸本屋です。
あくまで「貸本屋」です。今あるレンタルコミック屋ではありません。薄暗くて、店の奥でじいさんばあさんが店番してて、長く立ち読みしてるとはたきではたかれるという店です。
あの秘密めいたいかがわしさはレンタルコミック屋にはありませんね。お兄さん達はちょっとHな本を立ち読みしたかったのではないでしょうか。kinkachoは先に挙げたマンガを立ち読みしたさに十円でアイスを買った記憶があります。
あの薄暗い空間で立ち読みした楳図かずおの「へび女」(だったと思います)はトラウマになるほど怖かった。水木しげるの「墓場の鬼太郎」も見たような気が…恐怖マンガの呪縛は強烈です。
間もなく、その貸本屋もなくなり、kinkachoも女の子の遊びに突入するのですが、あの薄暗い思い出はよく覚えてます。
そして、もう少し大きくなってから、白土作品とは図書館で、手塚作品とはいとこの本棚で再会します。「へび女」とは何故か小学校の保健室で再会しました。やっぱり怖かったです。再会後しばらくは、お茶にウロコが浮いてないか不安でしたもの…
2008'05.15 (Thu)
黄金の王白銀の王
kinkachoは新聞の書評でけっこう本を探します。書評で気になる本を図書館でリクエストをかけます。これもそんな経路で読んだ本です。
さもなければ手にも取らなかったでしょう。日本人作家のファンタジーはラノベ以外あまり読まないし、およそ好きではない装丁。でもねえ、読んだらめっちゃ面白かったです。
イメージは大和朝廷成立前の時代の日本(あくまでkinkachoの持ったイメージです)、相争う二国の二人の王子が戦乱の平定の密約の下、己が使命を果たすというお話です。
敗者の王子が主人公なんですが、勝者の中で異分子として、戦乱をなくすという目的のためだけに屈辱的な境遇でも生き抜き、勝者の王は盟約を守るために身内すら犠牲にする。信念を糧にした二人の潔い生き様がじんわりと胸にきます。
それを柔らかい文体で綴られていくのが、素朴ですんなり読めます。柔らかい文体というのがミソです。
敗者の王子と勝者の王妹が政略結婚するのですが、これが純愛なんですよ。後に第二夫人になる王子の元婚約者との婚姻が生臭いだけに際立ちます。
世界観が勝負の硬派な海外ファンタジーは疲れるけど、量産ラノベ・ファンタジーは食い足りない方にはちょうど良いファンタジーだと思います。
2008'05.14 (Wed)
フール・ドゥ・アッシュ

5×10ほどの大きさで380円なので二の足を踏んで買えなかったのですが、今日は思い切って買いました。
見た目の割にずっしりと重いです。割るとパン生地より練り込んだフルーツ、ナッツが多いような断面です。
食べると甘酸っぱくて、かと言ってお菓子のように砂糖の甘さではありません。パン生地はカリッとした感じではなく、もっちりしてます。
一個食べると満腹感ばっちり。ミネラルも十分な感じです。
セーグルはこの他二種類あります。トロピカルフルーツ系とクルミたっぷり系。制覇したいですね。
もう一つ買ったパンは小豆とゴマのクリームを挟んだもの。パンの塩気とクリームの甘味がいいバランスです。ゴマのプチプチ感がおいしいですよ。
映画は会社の訳のわからん無駄な作業で行けなくなりました。当たり前のように残業手当は出ません。映画は来週行けばいいけど、この会社のあらゆる意味での浪費はどうにかならないでしょうか。
それと、元電通(ほんとは関係子会社だろう)かなんか知らんけど、人を見下してる某はいい加減にしてくれ。
広告代理店なんて、形のないものを売る詐欺師じゃん。電通社員より町の豆腐屋のオヤジの方が偉いと思うぞ。
2008'05.12 (Mon)
役者気取り
超有名脚本家で演出家の三谷幸喜が朝日新聞に連載しているエッセイの第四弾。
買わずに図書館で借りて快調に読んでます。好きなネタ、ペットの話は朝日新聞購読の友達が切り抜いてくれるので、ほぼリアルタイムで読めます。したがって、これで十分。
三谷幸喜、有名な割に脚本家・演出家として、それに見合う実力があるかはかねてから疑問に思っています。
第三舞台時代は、夢の遊民社の野田、そとばこまちの生瀬の舞台の方が面白かったし、フリーになってからの舞台は「笑いの大学」「オケピ」ぐらいは面白かったかな程度の認識です。(それでも「オケピ」の初演は長すぎて飽きた)
テレビも話題になった「古畑任三郎」は成功作だけど、失敗作の方が多いと思うのですが…
kinkachoが思うに、三谷が目指している「笑い」とkinkachoの「笑い」の根っこが全く違うからこんなに辛口なんでしょう。三谷はシュチエーションコメディで、kinkachoはもっとベタな笑いが好きなのかな?「笑い」のシンクロは他の感情と比べて難しいですね。
それと、三谷は一度遅筆で公演キャンセルをやらかしているんですよね。
「巌流島」という舞台でした。その時「それをやってもいいのは井上ひさしだけだよ、若僧が!」と思ったのも大きいです、はい。
2008'05.11 (Sun)
東おたふく山のはずが…




2008'05.10 (Sat)
ラノベの応酬
この本は面白いよ~とメールなんかで推薦するにあきたらず、実物を送りつける荒技です。
最近はもっぱらラノベと青年誌コミックスの応酬が続いてます。確かに今一番活気のある出版分野ですね。
一昨日届いたのは「モンスター・イン・パラダイス」と「死神姫の再婚」シリーズ。目を付けていたシリーズだけに一本取られた気分でしたが、kinkachoの貸した「架カル空ノ音」を自分で買ったそうなので、痛み分けですね。
kinkachoからは「舞姫恋風伝」シリーズと「珠華瞭乱」シリーズ、よしながふみの対談集を送りつけます。
こんなことでいいのかという本のチョイスですね。
2008'05.06 (Tue)
リトル比良








2008'05.05 (Mon)
宝塚DVD上映会
麻路さきの歌のま○さにツッコミ、「あやかちゃん、どうして中山の嫁なんかに~」と軽く嘆きます。「初演のオケは気合い入ってたけど、この頃、大劇場の金管不調でね~」と文句をたれます。 ここで、おもたせのブール・ミッシェのケーキ、クラッシックショコラとシブーストでコーヒーブレイク。
持参者は「エリザベートなのでザッハトルテにしたかったけど…」とのことですが、美味しいからノープロブレムですよ。 後半「ベルばら」は第一次ベルばらブームを中心に見ます。 「34年前よ~」 「これは歌舞伎なのよ、歌舞伎。さすが長谷川一夫演出ね」 「星組で完成形よね」 「星組の新人公演見たわ。おまけで鳳蘭が赤いドレスで出たの」 と、思い出話は尽きず。 頭が柔軟な頃に刷り込まれたから、キョーレツに覚えています。 これを刷り込まれて、幸福が不幸かは微妙なところですね。
2008'05.05 (Mon)
ヒルトン大阪 源氏
女性でも場合によっては、このぐらいはおごるものなの。
2008'05.04 (Sun)
生駒山




2008'05.03 (Sat)
ルパン三世 カリオストロの城
いやもう死ぬほど見た作品です。出だしなんてセリフが全部入ってますもの。
映画館公開が終わって初めてテレビ放送された時は、まだビデオを持ってなくて音声のみをカセットテープに録音してテープが擦り切れるほど聞いたものです。この頃は筋金入りのアニオタで「アニメージュ」を創刊号から買ってましたから、それぐらいはオタクの嗜みでした。
(同じように、第一次ベルばらブームの花組公演はレコード(!)を擦り切れるほど聞いて、プロローグは今でもアカペラでできます。自慢になんないけど)
kinkachoの仲間内では宮崎作品の最高傑作と言われています。(ジブリ作品としては「天空の城ラピュタ」が最高かな…)
「ナウシカ」が最高とも言う声もありますが、あれは宮崎氏の思想が出てるから嫌よということで、娯楽作としてはこちらを挙げる人が多いです。
思うに、宮崎氏って頑固で融通が効かない人で、メガヒットをとばしてある程度自分の意志が通せるようになると思想が出てしまうのでしょう。だから、ある程度縛りがある方が発想が生きると思うのです。本作品は「ルパン三世」という縛りが程良く効いて、宮崎氏の発想、表現が生きています。
そして、kinkachoが宮崎氏で忘れられない思い出は、手塚治虫死去時のコメントで他の方々が「偉大な人でした」と言って中で一人、「あの人のせいでアニメーターの賃金が安くなった」と恨み節。編集されたコメントでこれだから本編はさぞかし長々しい恨み節だったんでしょうね。いやもう愉快なおじさんでした。
2008'05.02 (Fri)
ムートン ミルズ


2008'05.02 (Fri)
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
長尺の割に緩みはないし、しっかりできてます。映画として素晴らしいと言ったいいでしょう。
しかし、主人公たちには「どいつもこいつも!」と全編反発しっぱなしでした。
そして、噂通り客席には学生運動華やかなりし頃の元学生がいっぱい。ちょっと八つ当たり気味に一人一人胸ぐらつかんで「今頃回想でもしにきたか!」と揺さぶってやりたくなりました。
まあ、思想やら活動に関しては語りたくありませんよ。共産主義の崩壊を目の当たりにした世代ですから。
山岳アジトでの組織の崩壊の様が、まれに見る残虐性は置いといて、全ての組織の崩壊の様に共通しているのが痛いです。
しかし、若松監督は永田洋子に何か含むところがあるのかしら。まあ確かに本を読んでも永田が主導だった感は否めないのですが、女性に対する、特に遠山美枝子に対するリンチは完全に永田の個人的な感情の発露にしか見えません。しかも、リーダーの女になっての傲慢なふるまいでしかない。しかも、女はもちろん男どもも同調しかしないの。
いや~本当につい最近、どこかで見た風景ですね。あとは身喰いですか?
とどめはあさま山荘事件。平たく言うと、寝取られ男がキレて立てこもりましたですか!?
そう見えましたよ。いいんですか、若松監督?