2008'09.16 (Tue)
仙丈…さすが女王!
19:00に爆睡し、夜中にヘッドランプ不要の月の明るさに感動した翌朝。
3:00起床のはずが、時計を見ると3:24!
みんなをたたき起こして、速攻朝食、速攻準備で、予定通り5:00出発です。
小雨混じりの暗闇の中、デコランで上り始めた仙丈への道は暑かった。
二合目でカッパを脱ぐと楽になりました。本番でこんなに暑いと思った山行は初めてです。
昨日の甲斐駒が堪えたのか、大滝ノ頭手前で二人がリタイア。残念!
kinkachoもこの頃が最悪につらかったので、リタイアも考えたのですが、道端のトリカブトの鮮やかな紫に癒やされて前進です。
大滝ノ頭から小仙丈までは急登。
つらいのですが、昨日の教訓「シャリバテ注意」で戻したα米持参は効果絶大でした。
米を食べると体が動く。
日本人の遺伝子を実感しました。
小仙丈あたりから晴れ始めたおかげで、やる気も出始めた頃タイミングよく「南アルプスの女王」仙丈ヶ岳の姿が青空をバックに見えました。
さすが女王様!
久しぶりに山の姿の美しさに感動しました。
カール特有の地形がまるで裳裾を引くようです。
右手に見える馬の背もでかい!
さあ女王様を踏むぞと平坦な稜線伝いに意気込んで行くも、
さすが女王様!
そう簡単には踏ませてくれません。三度ほどがっかりした後、ようやく9:30頂上到着。
はあ~きれいです。
甲斐駒、鋸岳、鳳凰三山、北岳の南アルプスの山々、遠くに富士山。きれいに見えます。頂上で晴れると幸せです。
時間的に余裕があるので、馬の背経由の下山になりました。
こちらのコースは小屋が点在するので、「お花摘み」が安心できるし、ジュースも飲める。馬の背で振り返る「女王様」は美人でした。
藪沢小屋から大滝ノ頭までのトラバース道は長いと思いましたが、無事北沢峠に13:20着。
テントを撤収して、また団体扱いでバス停手前でバスに乗れたのでした。






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