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2008'12.31 (Wed)

良いお年を!

会社のゴタゴタ、山岳会のもめ事、母の入院などなど、波瀾万丈の一年でした。
精神的にポッキリいかなかったのは不幸中の幸いです。
以前ポッキリいったことがあるだけに実感します。
ここでマメに吐き出していたことも大きなプラスだと思います。
いろいろコメントを下さった方、ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。
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19:15  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.30 (Tue)

今年のベスト3

明日は大晦日と言うことで今年を振り返ります。


1.のぼうの城
時代小説としてはどうかと思いますが、エンターテイメントとしては非常に面白かったですね。もともと脚本としと書かれていたので、平易でテンポが良く長さが程良し。時代小説に求める重厚さがないのが欠点です。
2.容疑者xの献身
東野圭吾か~ちょっと悔しいなあ。でも面白かった。
3.闇の公子
読み返したら、今のファンタジーより大人で面白かったと笑えない結果になりました。今ラノベに血道を上げているのが恥ずかしくなりますが、今これほど上質のファンタジーが出ないのも悲しいです。

マンガ
1.よしながふみの作品
第一次のマイブームは3年前。あの頃はマニアの棚から探し出していたのですが、今は新刊コーナーに平積みです。「きのう何食べた?」は日常を描いて、「大奥」は時代劇を描いて、完結していないながらも大変面白いと思わせるのは実力でしょう。
2.聖☆おにいさん
脱力系のギャグマンガ。kinkachoがギャグマンガを買う、しかも続刊を待つというのは珍しいです。笑かしてくれます。
3.かぶく者?ヴィンランド・サガ?はねとめ!?
3位は混戦。歌舞伎。歴史。書道。kinkachoの蘊蓄魂に火をつけるてくれる作品で甲乙付け難し。

映画
1.実録・連合赤軍あさま山荘への道
見なきゃいかんと義務感を持たせた作品。鑑賞後、カタルシスが欠片もなく、ストレスが溜まった作品ですが、特別料金を払っても後悔なしでした。
2.レッド・クリフPART1
いいの楽しかったからの一言です。金城がかっこ良かったし…PART2はもちろん見ます。
3.インディ・ジョーンズ・クリスタルスカルの王国?ダーク・ナイツ?
インディはあの音楽を聞いたらワクワクしたし、ダーク・ナイツはヒース・レジャーの遺作だからなあ…シリーズものとしては主役が立ったインディの勝ち?

来年も面白い本、マンガ、映画に出会いたいものです。
20:43  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.29 (Mon)

椿三十郎

テレビ放送です。
「犬神家の一族」かこちらか一瞬悩んだのですが、未見だったこちらを選択しました。
織田裕二が×です。腰が決まらないので刀に振り回されています。そして、細いのでまるで袴が似合わないし、懐手をすると「あ~もう~止めてぇ」と頭を抱えました。
なぜ織田裕二なの?
その必然性がわかりません。むしろよりによって一番時代劇から遠い俳優を選んだのでは…
しかし、脚本がすごく面白いので、主役への不満なんてなんのそのでした。今の説明くさい脚本なんか足元にも寄れませんね。
導入部の唐突さで度肝を抜かれて、あれよあれよと言う間に引っ張られてしまいました。考えたら、茶室の三悪人の悪事の詳細も、若侍がどう言う経緯で徒党を組んだのかも説明されてません。そして、椿三十郎の本名すら説明されていない。現代の脚本なら、フラッシュバックで三十郎の過去を盛り込んでますよ。しかし、この脚本は一切無駄を省いて、展開を早くしています。骨太の脚本、スピードのある展開で突っ込む隙も与えず一気に見せてくれました。
そして、佐々木蔵之介がナイスでした。とぼけた演技をさせたら最高ですね。
09:00  |  映画  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.28 (Sun)

リチャードⅢ

シアター・ブラバ
2階I列41番。後ろから二番目の端っこです。
岩トレから直行。山靴、ヘルメット、ピッケル持参。かつて夏場の歩荷帰りに劇場に行ったことに比べたらずっとましですが、浮きまくりの姿です。でも、普段のラフな観劇ファッションよりお金はかかってるんですよ。機能性衣料を着てましたから…と言い訳しておきます。
トレーニングが長引いたり、乗換でレールに帽子を落としたりで、予定より遅くけっこうギリギリの入場になりました。
看板俳優古田新太を主役に据えた新感線のシェイクスピア作品です。
一言で言っちゃうと、新感線は創作の方が面白い。シェイクスピア作品も「メタル・マクベス」ぐらい遊ばないとダメです。シェイクスピアは縛りがキツいし、あの長ゼリフは厳しかったね。古田新太があんなに噛むとはねえ。ダメじゃん、主役。シェイクスピアは日本語でも噛んじゃダメ。
その点、客演の女優陣はよかったですよ。アン役の安田成美はそこそこですが、三田和代、銀粉蝶、久世星佳が上手い。呪いの言葉をそれはもう滔々と吐いてくださいました。この三人が互いに不幸合戦をしているシーンは見応えありでした。
ただ作品としては、先に述べた通り、新感線の舞台を見ていて初めて長いと思わされたのでちょっとなあでした。
70年代を意識したサイケな衣装、軍事基地を思わせる装置、そして、映像を舞台に持ち込むのが、大嫌いなせいですね。
00:07  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.27 (Sat)

年末に煩悩全開

禁断のダブルヘッダー。岩トレ&観劇でございます。
新感線のチケットを押さえていたのをすっかり忘れ去ってました。あぶないあぶない。
で、性懲りもなく蓬莱峡におりました。午前はアイゼンワーク。午後はスラブの登下降。
年末なのでゲレンデには見事に人がいません。まあ訓練するような人は入山してますわな。おかげで貸切でした。フィクスロープでやりたい放題。
アイゼンワークは砂山を崩しながら環境破壊をしまくり、スラブでは人のクライムダウンにツッコミを入れまくり堪能しました。
ええもう十分ですってくらい砂場を歩き、登ったり降りたりしましたもの。
最後に一本だけ懸垂下降したのですが、初めての方が多くて「もっと体倒して」とか下から言いたい放題でした。自分がよく言われてましたからね、怖いのは十分わかります。
21:55  |  登山  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.27 (Sat)

感染列島

試写会です。
近来稀に見る駄作です。お金を払って見る価値なし。駄作と言い切っても何か一つぐらいは拾いものがあるものですが、今回それもなしでした。
東京で謎の感染症が発生し、同じ頃養鶏場で鶏の大量死が発生する。新型インフルエンザと想定された感染症はパンデミックの様相を呈し日本は壊滅的状況に陥る。
その非常時下に繰り広げられる人間ドラマを来年の大河ドラマの主人公の妻夫木聡と宝塚退団後女優として活躍する壇れいが演じます。
だから~?何?って感じですね。
脚本が冗長にすぎます。カンニング竹山と爆笑問題田中のエピソードはカット、WHOのメディカルオフィサーの壇れいが市民病院に入ってからの対立のシーケンスもカット、養鶏場の娘のエピソードもカットでいいのではないでしょうか。
何よりもまずいのは感染症の正体が新型インフルエンザでないと判明した時点で話がつまらなくなるんですね。これはダメじゃないですか?想定されている新型インフルエンザのパンデミックにしてもよかったと思うんですよね。いやまあリアル過ぎてキツいとも思いますがね。
こういう題材はスピーディーに話を進めてください。
あっ、一つよかった点がありました。とっとと感染してとっとと死んでしまった救急救命医の佐藤浩一、渋かったです。
00:20  |  映画  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.25 (Thu)

3年目

はったと気づけばブログを始めて3年目に入ります。
アクセスがメモリアル目の前で引っ越しを余儀なくされ、1からやり直しとなってしまいました。
年明けからはFC2を新規投稿の場にして、ティーカップをログ置き場にしたいと思います。
これからもよろしくお願いします。

本日の本は、よしながふみ著「大奥」
この巻で家光編が終了し、家綱編を経て綱吉編に突入です。
この巻の最後に右衛門佐が登場して、いよいよ綱吉の大奥の乱の始まりです。桂昌院もちゃんと出てますよ。将軍の母ではなく父ですけどね。
吉屋信子の「徳川の夫人たち」「続徳川の夫人たち」を上手く換骨脱胎したというか、これこそ時代劇へのオマージュというべき作品でしょう。絵的には着物の描き方とか気になることもいくつかあるのですが、ストーリーとしては感動すらしてしまう出来です。さて、大奥のシーンの合間に挟まれ農民が後にどう絡んでくるのでしょうか。
マンガ好きで時代劇好きには読んでほしい作品です。
20:04  |  アニメ・コミック  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.25 (Thu)

婆沙羅

クリスマスツリー
母の目の検査の付き添いでお休みを取りました。
いい加減、債権者の電話、しかも下っ端のkinkachoにも当たり散らかす電話のお相手に疲れたので、正直サボリたい気持ちもありました。
そんな状態なのにテレビに取り上げられると浮かれてます、経営陣。何か間違ってない?映像に出たって一時的に電話対応が大変になるだけで、売上にはならないのは前回でわかってるはずよ?

カレー
さて、カレーモードが収まらず100時間カレーの婆沙羅でランチです。店の前に立つ度にいい匂いがしてたので気になっていた店です。
100時間カレー700円。+100円でサラダとヨーグルトの付くプレートになります。
ルウの色はまさに茶色。100時間カレーと言うだけあって濃い味です。スパイスはさほどキツくないのですが、マイルドと言うのとも違います。最初のスパイスは強烈だけど煮込んでいるうちに具材のコクで包み込まれた感じです。刺激は強くないけど尾を引いていつまでも口に残ります。スパイスの刺激が好きな人にはもの足りないでしょう。ご飯の量に対してルウが少なかったのがkinkachoが不満です。
ああガッツリとカレーが食べたい。
16:11  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.24 (Wed)

Kー20

どうやら金城武のファンらしいkinkachoです。
金城くんのアップを堪能しました。だから別に不満はありません。ただ彼にアクションが出来るとは思っていないので吹き替えなのがわかるのは辛かったです。
(オチを言いますので見るつもりの方は注意)
明智=二十面相で、金城くんが新しい二十面相になるエンディングだなんてミエミエでした。
だって、仲村トオルが明智小五郎の時点でストーリーはバレてましたよ。ひねりもへったくれもありゃしない。まあ、その点で期待はしていませんでしたから失望もありません。
それより気になったのは「カリオストロの城」のパクリ。全編、どこかで見たことが…よく言えばオマージュですが、kinkachoにはパクリに見えました。
作品全体としては今のアクション娯楽としてはあんなものでしょう。
おいしいと思ったのは脇の皆さん。
小日向文世、大滝秀治、鹿賀丈史、嶋田久作などチラ出の俳優が素敵でした。
特に嶋田久作。デザイナー役でしたが、オカマが入ってまして小指を立ててオネエ言葉がキモくて素敵でした。
22:53  |  映画  |  TB(1)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.23 (Tue)

顔見世夜の部

3階9列26番の狭い席に16:15~21:37の間拘束される顔見世らしいハードさです。エコノミークラス症候群になりそう。
傾城反魂香 吃又
大石最後の一日
紅葉狩
源氏物語 夕顔
古典、新歌舞伎、景事、新作と盛り沢山の狂言立てに満足です。
吃又のマイベストは今は無き中座の桟敷席で見た孝夫&勘九郎なので、何を見ても物足りず。地味な芝居なので余計にそうです。まあこれは肩慣らし。
大石最後の一日は真山青果の元禄忠臣蔵の一部。素晴らしく理屈のオンパレードですが、完成度が高い上、大石が吉右衛門なので、程よくマイルド。これが幸四郎だと理屈で頭が痛くなります。
紅葉狩は景事で簡単に言うと舞踏なのですが、玉三郎バージョンは普通の日本舞踏の様に見てるだけとはいきません。バレエに近いと言うか、ポーズ、ポジションの一つ一つに意味がある。玉三郎の才気が出てますが、本舞台にかけるより舞踏公演にかける方が玉三郎の意図を体現できます。鬼女の皆さんの力量が揃っていません。本舞台は松竹の意向があるので出さなきゃならない役者がありますからね。
夕顔は舞踏劇。題材は源氏物語の夕顔。海老蔵の光源氏はこれほどハマるものはないでしょう。紅葉狩の平維茂の武将ぶりとはがらりと変えた優男ぶり。侮りがたし御曹司です。六条御息所の玉三郎はさすがの踊りです。嫉妬の青白いオーラが見えました。
さて、これで年内の観劇は終了です。これで終わったのは「終わりよければ全てよし」でしょう。
22:31  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.23 (Tue)

焼き芋GET

週末でもないのに劇場に行きます。顔見世夜の部です。
焼き芋のために気合いを入れました。タイミングが合わないと一時間待ちなのですが、タイミングが合ったので十分待ちで買えました。しかもkinkachoの買った二本でその釜は売り切れでした。絶妙の間合いで少し嬉しくなりました。750円也。
お店の名前は西村商店。河原町交差点を一筋北に上がり西に入った所ににあります。曲がった瞬間に焼き芋の匂いがするのですぐわかります。京都土産にひねりを入れたい方にお勧めします。冬季限定です。
15:48  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.21 (Sun)

高野山 女人道

「昨日飲んだので修行してきます」で、高野山まで行きました。降水確率90%かあ…雨中行動になるとまさに行ですね。
極楽橋10:00~女人堂~弁天岳~大門~大滝口~奥の院前14:20
石碑
極楽橋まで電車で爆睡してました。お酒が残ってます。極楽橋からは林道の上り。道脇の電柱に「○○寺のおかま坊主~」という罵詈雑言の落書きが沢山ありました。
「いやまあ本場だから…」
「なんせ開祖が空海だから…」
と一行に軽く寒い風が吹きました。わざわざ落書きに来た人に何があったのでしょう。いきなり煩悩炸裂の登山道でした。
女人堂
女人堂から山道に入ります。何だか既視感を感じます。弁天岳のピークの弁天堂で思い出しました。
かれこれ二十ウン年前の高野山観光でこのルートを歩きましたよ。一番体を動かすことから離れていた時期で、おまけに真夏。バテバテのヘトヘトで、この観光コースを組んだ連れを恨んだ記憶が蘇りました。
弁天堂
今日は師走の下旬の割に暖かく、山道と言っても世界遺産指定で整備されているので疲れるほどでなし、雨必至だったので歩荷をやめたハイキング装備なので、楽勝でした。
高野山内は観光地なのですが、女人道は行きあう人にも逢わず静か、いい感じの師走ハイクになりました。
大門
途中植林を伐採したハゲ山は強風にさらされましたが、心配した雨もハイキングルートでは降らず幸いでした。
看板
奥の院からは弘法大師廟にお詣りという観光をして帰路につきました。
でも、kinkachoは奥の院に行くといつもなぜか左肩が痛むのであまり行きたくありません。あの苔むした暗いお墓の群も苦手です。
コーヒーカップのあるUCC、キリンの像のあるキリンビールの企業墓やら、浅野内匠頭、豊臣秀吉、織田信長など時代劇の有名どころをいっしょくたにした墓地はそれなりに楽しめますがね。高野山にお墓があるのがステータスだったんでしょうね。ある意味セレブのたまり場?
しかし、今日のルート女人道は女人禁制の時代、女性が総本山をせめて見るために設けられた道なのですが、お山の中にはお稚児さんがいたわけで、あの落書きを見て想像する限りはまだその風習は残ってるんですかね。人の煩悩はなかなか深いとふと考えさせられるハイキングでした。
17:10  |  登山  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.21 (Sun)

忘年会

荒波被りまくりで遭難寸前の会社ではおそらく忘年会はないでしょう。やってる場合でもないし…
そういう訳でkinkachoの忘年会は山関係です。(観劇関係は顔見世がお祭りなので忘年会は基本的にありません。)セミナーの忘年会は顔見世と重なったのでパスしたので、今日は別口の山の会の忘年会です。
まず安心したのはテントでエンドレスの飲み会ではなかったこと。いや、あれはあれで風情があるのですが、テントでの長時間の宴会は腰にくる。寝たいけど、まだ飲んでる人がいると寝れない。寝る前に片付けないとスペースがない。酔いつぶれた人をシュラフに収納してあげないといけないなどなど…いろいろ大変。
そして、次の日は二日酔いでハイキングか岩トレ。あれはあれで思い出になるんですが、キツいです。酒精が抜けるまで頭が痛いし、吐き気はするし、抜けるまでが自分との闘いでした。
さて、今回は会の事務所でチヂミでした。てっきり鍋だと思っていたので驚きです。チヂミの具は豚肉、ちくわ、エリンギ、ニラ、ネギ、モチ。お腹にガッツリきました。二切れも食べればお腹いっぱい。チヂミの粉が市販されているようなので、今度自宅でやってみたいですね。
焼酎
お酒は見事にチャンポン。でも、珍しい焼酎やら、自家製梅酒やら、高価なウイスキーやらが並んだら全種類試したいですよね。一口ずつ飲んじゃいまして、けっこうきちゃいました。
そして、明日は別グループと高野山に登るので、やることは一緒なのでした。
00:17  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.20 (Sat)

暴れん坊本屋さん

久世番子著
マンガだけで食えずに本屋でバイトをするマンガ家のエッセイマンガ。一時期、書評を賑わしていたので知っている人も多いはず。
本屋のバックヤードを知るにはもってこいの作品です。ただし、イタいやら情けないやら…
情けないのは、絵本を読み散らかす幼児をしつけない親と万引き犯。
イタいのは本好きの宿業。
今回3巻目を読んだのですが、イタかったのは悲喜こもごもの客注。
家に連絡を入れないでという離婚のハウツー本を注文する妻。
全500巻の石ノ森章太郎萬画全集を家族にバレないように配達を断るお父さん。
正しい書名を巡って繰り広げられる注文者と店員のバトル。
「あるある」と頷くことしきりです。
三番目に挙げたバトルはkinkachoには日常です。事務所移転で行きつけの本屋を変えざるを得なかったkinkachoですが、今度の本屋は旭屋のくせにマンガ、ラノベは新刊が必ずしも店頭に並ばない店です。したがって、発売日に新刊を確保するには注文をかけています。ところが、この注文がけっこう恥ずかしい。ラノベのタイトルってこっぱずかしい上に長ったらしいから伝票を店員が書いている間のレジ待ちは軽い放置プレイだし、タイトルを店員に復唱されたら恥ずかしさ倍増ものです。きちんと正しいタイトル、著者、出版社、発売日まで書いたメモを渡しているんだから、いちいちパソコン検索で確認しないでそのまま写して伝票ください。その検索がまたどんくさいからイラっとくるのよ。
そして、トドメに恥ずかしいのは伝票を確認して自分の頼んだラノベが乙女寄りなのに気づいたこと!
脳みそ腐ってるな~とセルフ突っ込みしてしまいました。
21:41  |  アニメ・コミック  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.19 (Fri)

名代あまぐり

甘栗
京都土産にいただきました。
老舗林万昌堂の甘栗です。大好物です。せっせと剥いて食べてます。手が茶色になったのを付いている紙おしぼりでふくのが密かな楽しみです。洗うのでは風情がないんですね。
京都土産と言えば和菓子と思う人が多いのですが、kinkacho的名品としてはこの店の甘栗や鮹薬師近くの店(たどり着けるけど店名は知らない)の焼き芋を挙げたいと思います。
いずれの店も甘栗のみ、焼き芋のみと言う潔い商売ぶり。甘栗の方は支店もあるしショーウインドもある店ですが、焼き芋屋の方は薄暗い店に釜があるのみです。焼き芋は二日ほど寝かせた方が美味しいんですよ。
あっ、食べたくなってきた。23日に顔見世夜の部に行ったら買おうかしら…
00:00  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.17 (Wed)

内定取消で?

社会問題だという「内定取消」がわからない。
内定ってあくまで内定でしょ?
一分一秒も働いてないのに、マスコミに出て嘆く新卒者に、内定取消で100万円払う会社まで現れて…そこまで新卒を甘やかすかぁ?
かの平成大不況の時は、内定取消や全人格を否定するような就職面接なんて横行してましたよね?
今回大騒ぎするのは、この不景気が政策の失敗のせいだからでしょうか。
それなのに、マンガ読みとも言えない似非マンガ脳の某総理は国際会議でいかに平成大不況を乗り切ったかをまるで自分の手柄みたいに語っちゃって…ほんとにあの顔の歪んだオヤジ、品性まで歪んでるのね。
あの不況はねえ、社員のクビを切って、生産を海外に押し付けることで、企業が身食いをして乗り切ったからやり過ごせたの。あのオヤジの手柄でもなんでもない。
おかげでもう切るところなんてありゃしない。ツケが回って、路頭に迷う派遣社員やら、食べたら死ぬようなものを輸入させられる歪みが出てるじゃん。
内定取消を異例の事態と思ってる政府がわからない。あんたら、本当に世間知らずの○カだったのね。
00:01  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.15 (Mon)

歩行訓練 in 蓬莱峡

本日は対雪山の歩行訓練でした。前半は砂場でアイゼンなしとありの歩行、後半は岩場でトラバースとスラブの下降訓練。
一年ぶりのアイゼンです。雪の上でもなし、風があるわけでもなし、楽勝で装着じゃんと装着して周りを見回すと、冬靴買いたての皆さんは四苦八苦してましたよ。そう、こんな時もあったのよと感慨です。
アイゼン歩行はアイゼンの食い込む感じが好きですねえ。がっしり止まるよという安心感が感じられるからですかね。
歩行でアイゼンの使用は終了。お昼を挟んで岩場に移動です。
スラブが混み合っているので、まずトラバース。今日はクライミングシューズなしの登山靴なので、あっと思うとずり落ちてます。大分要領がわかってきたので面白いですね。そして、他人に「もう10センチ下に足が置ける」とか言うのはもっと面白いです。
そして、ラストにスラブの下降。さすがに慣れたんでしょうね。ヨロヨロしますが、今日は怖いというのはあまりなかったんですよ。ばんざ~いでした。
今日のお昼は特価品の128円のミルクシーフードヌードル。これが噂通り美味しいと思いました。kinkachoは即席ラーメンというのは山以外では食べないんですよ。味が濃くてねえ…すぐのびるし…美味しいと思ってもきっと家では食べません。

↓二上山のガチョウ威嚇の図
フォアグラ
07:34  |  登山  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.14 (Sun)

花萬 松花堂弁当

松花堂弁当
観劇のお供と言えば幕間の食事です。
南座には入場時に予約しておくと食事時の休憩に席を用意してくれるレストランがありました。メニューもカレーやオムライスがあり値段も千円ちょいとリーズナブル。そこで今回はカレーと決めていたのに、店が変わっている!!大ショック!
おまけに最低が3150円って?!誰が30分足らずの休憩にその値段を出す!
しかし、弁当の買いに行ってる暇なんてないのでやむなく松花堂弁当を購入、1800円也。
まあ顔見世だしちょっと贅沢しようと自分を納得させる作業が必要でした。
で、その問題の弁当が写真です。炊き合わせ、ブリの西京焼、松風、天ぷらなどなど。いかにも京風なきれいな料理を20センチ四方に詰め込んでます。
特に美味しかったのは胡麻豆腐と生麩。胡麻豆腐は丁寧に当たったと思われるなめらかな舌触りと胡麻の香ばしい風味がなかなか素晴らしい。生麩はもっちりした食感と上品なだしの風味が絶妙。
悔しいことに、この弁当、めったにない美味しい弁当でした。1800円で悔いなしでしたが、カレーモードはどうすればいいの~?!です。
そして、観劇後のお楽しみのティーブレイクは生き残った不二家レストランで、焼きたてホットケーキセットです。ペコちゃんのお皿がかわいいでしょう?
ホットケーキ
19:55  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.14 (Sun)

顔見世 昼の部

まねき見上げ
正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
藤娘
梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
ぢいさんばあさん

仁左衛門、玉三郎、吉右衛門、海老蔵、藤十郎の花形役者に、孝太郎、愛之助の堅実な中堅どころが揃い、ここ数年ぶりに華やかで顔見世らしい顔見世に興奮しました。
まずはお約束の曽我もので軽くならして、時代物の派手な道具立てのシーン。華やかな名女形の舞踏を見て、肝の座った武士の技を見る。書いているだけで、どれほど歌舞伎らしい歌舞伎を見てきたかが納得できます。華と品格、両方が揃った顔見世に相応しい演目が並びました。
昼の部ラストは目玉の「ぢいさんばあさん」
仁左衛門、玉三郎、海老蔵が登場。「う~ん眼福」と唸るほど美形が並んでます。
やはり顔見世は特別です。観劇というより年中行事、お祭りです。そしてお値段も特別。4等3階10列2番で5500円は高すぎる。1等25000円なんて宝くじでも当たらないと無理でしょう。
まねき遠景
17:49  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.13 (Sat)

電車の中

電車内で周りを見回してため息をついている。
なんで詰めて座らない?
ゲーム機、ワンセグの音声は切ろうよ!
携帯もせめて通話は止めよう!
化粧は家でやろう!
言い出したらキリがない。
kinkachoもメールはやるし、お菓子ぐらいはつまむから人のことは言えない。でも、マックのセットは食べないし、フルメイクはしないしできない。(平日はファンデ塗って、眉毛書いて、口紅塗って終わりだし、休日は日焼け止めとリップクリームのみなのでメイクとはおこがましくて言えない。)
で、一番どん引きするのは、超ミニにした制服のスカートをホックをゴムで止めて腰履きしてジャージを履いてるお嬢さん。細い娘がやってたらファッションかもしれないけど、太っている娘がやるとオバハンみたいなことするなと言いたくなる。
あと十年もすれば違和感なくなるオバハンになるんだから、せめて若いうちは身なりに気遣え!
それで、駅のホームに直にあぐらかいて座ってたらみっともないより見苦しいぞ!
そして大嫌いなのは、電車で塾通いのガキ!
おい、親!勉強よりシツケを入れろ!
ものは食べ散らかすは、走り回るは、大声で叫ぶは、まるで気○がい!
塾の価格で家庭教師を雇え!シツケの入ってない獣は家から出すな!
あの獣ぶりを見てるとほんとに殴ってシツケなきゃダメだと思いますよ。場合によっては体罰ありだよ。
ウンザリする休日の電車内でした。
09:20  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.10 (Wed)

ドロリッチ

ドロリッチ
昨日テレビCMで見て飲みたくなったので、行きがけにコンビニで購入のドロリッチです。
とってもやわらかいコーヒーゼリーがコーヒーフレッシュに浮かんでいるものを飲む感じでしょうか。普通のコーヒーゼリーでもすする感じで食べるとこんな感じですよね。飲むゼリーと言えば栄養補給のゼリー飲料がでしたが、こういうデザート感覚の飲むゼリーもいいと思います。でも、脂肪の味が嫌いな方はやめた方が無難です。好き嫌いははっきり分かれるドロリッチです。

そして、下の写真はちくわに殺到するノラの子猫です。
会社の裏の空き地に若いマミーと3匹の子猫が来ています。
給料遅配が常態化し殺伐とした会社での唯一の憩いは昼休みに眺めるこの子達です。
あまり近寄るとマミーにガンをとばされるので、これが精一杯の接近写真です。
子猫
18:32  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.07 (Sun)

迫り来るガチョウ

ガチョウ

二上山から降りて来ると池があります。
ここにはガチョウが二羽在住していまして人慣れしています。(kinkachoは密かにフォアグラちゃんと呼んでいます)
今の季節は鴨も飛来して池も賑やかです。鳥類に詳しい人によると三種いたそうですが、素人には見分けはつきません。
読図を終えたメンバーで集合写真を撮っていると、ガチョウがこちらの岸に寄って来ました。そして、ガーガー鳴いてアピール。しかし、ガチョウにやれる食料がないので見てるだけでいると、ガチョウはさらにアピールしながら土手を登って来ます。
「だから何もないってば~」と言ってもお構いなし。
「兄ちゃん、姉ちゃん、タダ見はいけませんぜ」とばかりに迫り来るガチョウ。
ついに土手上の道路まで来たガチョウはガーガー主張していましたが、無い袖は触れないので早々にお暇したのでした。
次はパンの耳でも持っているので勘弁してね。
19:40  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.07 (Sun)

二上山

二上山遠景
冬山ハイキングセミナーセミナー読図実技です。
9:00上ノ太子駅~二上山雌岳~15:05当麻寺駅
はあ見事に完敗でした。
丹念に地図をトレースすると時間がかかり過ぎて飽きてしまったというのが本音ですね。このコースは普通3時間あれば終わってるコースです。
痛感したのはと歩いた距離を地図に反映できてない。kinkachoにカーナビ機能はないです。この地点とこの地点にいるのはわかっているけど、現在地点がわかってません。
それと思い込みが強い。もうちょっと遊びのある思考にしないとマズいなあと思いました。読図ハイクと思わずに普通のハイキングと思った方が地図を読めてるように思います。
二上山麓
帰りはキースマンハッタンでアップルパイプレートを食べました。温めたパイは冷えた体に美味しいです。
アップルパイ
17:51  |  登山  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.06 (Sat)

男装の麗人

「今更、川島芳子~?」と思いながら最後まで見てしまいました。
川島芳子の評伝は何冊か読んでの印象は「役者が大根で演出家がどうしようもない」(それを言うと満州国建国自体がそうなのですが…これは脚本もマズいか?)なのですが、テレビドラマは面白かったです。
それはもう真矢みきの演技に寄るところです。真矢みきは年配になってからの川島芳子役なので最初と最後にしか出ません。真ん中は黒木メイサが演ってました。しかし、この最初と最後、主に川島芳子が逮捕されてからが真矢みきでパシッと締まりました。
さすが元宝塚男役、男装が決まる!
椅子に座らせたら天下一品のカッコ良さ!
「僕」という一人称がここまでハマる女優は今彼女が一番ではないですか?
真矢みきをキャスティングしたところがこのドラマのツボでした。
あと団時朗、平幹二郎、吹越満などは通好みのキャスティングでしたね。
「国士」という怪しさ大爆発の肩書きの川島浪速を平幹二郎を演っていたのは「う~ん」と唸ってしまいました。
テレビドラマのキャスティングで唸らされるとはちょっと悔しいです。
23:54  |  テレビ  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.04 (Thu)

湯たんぽ

湯たんぽ
ドイツ製湯たんぽを買いました。
ファシー社ラジエータータイプで容量は2リットルです。耐熱温度はー20~90度で氷枕としても使えます。
お値段は2940円。さてお値段と見合う温かさか。今晩試してみます。
20:39  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(10)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.03 (Wed)

観劇シーズン

11月の文楽から観劇シーズンが開幕かなとスケジュール帳をチェック。
11月 文楽(昼・夜)、「私生活」
12月 顔見世(昼・夜)、「リチャードⅢ」
1月 文楽(昼・夜)、「エリザベート」
2月 「冬物語」
3月 「ドライビング・ミス・デイジー」
というのが既に見た作品と今のところチケットを押さえた作品です。
いずれも冒険はしていません。「私生活」と武田真治トートの「エリザベート」ぐらいかな。「私生活」は役者が確実だったし、「エリザベート」は作品が確実。
丸くなっちゃいましたね。ここに至るまで「金返せ~!」が何回あったことか…遠い目になっちゃいます。

ちなみに、観劇の合間には雪山に入りますよ、もちろん。
3月の北八ヶ岳が直近の目標です。4月は石鎚山、5月は蝶ヶ岳を狙ってます。12~2月はトレーニングを入れてます。
23:10  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.03 (Wed)

何考えているの、AOL?!

朝一、ブログを開けてびっくり?!

AOLダイアリー閉鎖

ユーザー無視のこの措置、ムカつきました。
とりあえず、指定された引越し先に引越ししましたが、言いなりになるのが腹に据えかねるので、FC2もしばらく平行して、いずれ完全移行してやると考えてます。
12:45  |  雑感  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2008'12.01 (Mon)

一味膳 その3

海鮮ミックス丼
海鮮ミックス丼編。
今日は魚な気分なので一味庵まで遠出です。今日はイクラがないとかで海鮮丼はお休みだそうです。そこで海鮮ミックス丼をオーダー。
マグロ、タコ、タイ、ヒラメ、ハマチ、サケ、サワラのたたきの分厚い切り身が温かいご飯の上に載って、それにブリあらの赤だしが付いて840円。切り身はその日の仕入れ次第のようです。赤だしのブリあらは脂がのってました。魚の味が濃い!ちなみにご飯を大盛にしても価格は同じですが、胸やけ必至の量です。
見事なのはこのメニューの野菜は写真手前のキュウリ一切れのみというところです。
その4はネギトロ丼を狙います。
20:27  |  グルメ・クッキング  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ
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