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2009'07.29 (Wed)

ナイト・ミュージアム2

試写会に誘われて定時ダッシュをかけました。
1は見ていません。それでも問題なしで、スッキリと後腐れない映画です。
2は当たった1の博物館の展示物が夜になると動き出した設定を生かして、ストーリーを何とか捻り出してます。
でもたぶん、1の方が親子の関係修復とかがあったりで見所ありそうです。
素直にCGすごいで納得しましょう。
ちなみに、1はNYの自然史博物館が、2はスミソニアン博物館が舞台です。
ビールとソーセージ
帰りに久しぶりに立ち飲みビールバーに寄りました。
キリンブラウンマイスターとヒューガルデンを一口グラスで一杯ずつ。肴はグリルソーセージ。
ヒューガルデンは思ったより尖んがった味でした。ブラウンマイスターの方がマイルドに思ったkinkachoの舌が変?
ソーセージはプリッとしておいしかったです。粒マスタードをたっぷりつけて、ザワークラウトを付け合わせにするといいですね。
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22:52  |  映画  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.29 (Wed)

天変斯止嵐后晴&ブチ切れ

日本の古典芸能とシェイクスピアのコラボレーションの第二弾
『天変斯止嵐后晴』(てんぺすとあらしのちはれ)です。
タイトルからもわかる通り「テンペスト」の翻案です。
シェイクスピア単独執筆では最後の作品となるロマンス劇です。だからと言ってはなんですが、最盛期の作品ほどのドラマッチックさがないので戯曲としては面白くないと思っています。
ストーリーとしては、「追放→復讐→赦し」となります。
芝居としては「復讐→破滅」となるのが断然面白いはずです。「赦し」がきてしまうと、肩透かしをくらった気分でしっくりきません。
で、あまりkinkacho的に評価の高くない戯曲の文楽への移植、失敗とは言いませんが、面白いとも言いがたい。
序幕の嵐の場面を大夫の語りなしで太棹と琴で表現する。
全て黒子遣い。
客席が全幕照明を落とした状態。
幕切れが阿蘇左衛門(プロスペロー)の独白で終わる。
など、普通の文楽とは異なる演出が随所に見られたのですが、???でした。
シェイクスピア作品と日本の古典芸能。相性は悪くないはずなのですが、やはりハードルは高いようです。

会社からすっとんで劇場に駆け込んだので、お腹がすいたと終演後に食事をしようとしたのですが、ここで入った店が大ハズレでした。それも味以前の問題!!
炊き餃子 平太 (場所:なんばウォーク)
やたらと空いた席の片付けが遅いと思ったら、オーダーの品がなかなか出ない。
店の看板メニューの炊き餃子がただでさえ出るのが遅いのに、後からの客に先に出す。
それから数分たって、ようやく気づいてヘラヘラ笑いながらあやまりにくる。
はい、もちろん、席を立ちましたとも!!(連れの子には悪かったけど)
テレビに紹介されたからって調子こいてんじゃねえよ。
つぶれちまえ、こんな店!!
08:56  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.26 (Sun)

十二夜

蜷川幸雄演出の歌舞伎です。英国公演の凱旋と銘打ってます。
原作はシェイクスピアです。シェイクスピア作品の歌舞伎、文楽への翻案は多いですが、まあこれは成功した方?
良くも悪くも蜷川演出。鏡多用です。もうもの珍しくもないですが、写り込みで客席が見えるのは面白いです。役者の表も裏も、本来三階席からは見えない花道の引っ込みが見えるのは余禄でした。
でも、蜷川だからなぁ…とちょっと飽きてます。
鏡に、桜の大木、一面の花(百合)、初めて見た時は度肝を抜かれましたが、もう予想がついてしまいます。それをただ歌舞伎に持ってこられても、観劇慣れした客は驚きませんって!
そして、芝居自体は、なぜ菊之介て菊五郎に二役させる必要があったのか?が必然性を感じません。
菊之介の若衆姿と姫姿の両方を見ることと早替わりが目玉なのかしら?
確かに外国受けはするけれど、歌舞伎じゃあありきたりでした。
目玉の蜷川のケレンと歌舞伎のケレンを平凡と見てしまうと、魅力は半減しますね。
ただ、菊之介の演じ分けはメリハリがあって、若衆も姫も綺麗でよかったですよ。菊五郎はやっぱり嫌いという再確認になっただけです。

シェイクスピアの十二夜という作品は色々とバージョンを見ていますが、kinkacho的最高作品は森川久美のマンガです。
かれこれウン十年前にララに掲載されたのですが、森川女史のこの作品ほど、見事な刈り込み、演出を見たことはあれません。
オーシーノ公と小姓ヴァイオラの微妙な関係、シザーリオへの船長の怪しい感情を見事に描き出したのは森川作品が一番でした。おかげで、ただのコメディーにどれほど深みがでたか。
これに勝る演出の十二夜の舞台は残念ながら見ていません。

明後日は文楽でテンペストを見るのですがどうなりますかね。微妙です。
18:34  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.24 (Fri)

こいしり

畠中恵著。
「しゃばけ」でファンタジーノベルで賞を取り、ブレイクした作家の別シリーズです。
最近はちょっと売れるとシリーズするからなぁと斜めに見ますが、見てもいいです。
この作家も安定しないと言うか、作品毎に出来が乱高下します。本作はまだ短編連作なのでアラは目立たないのですが、「しゃばけ」シリーズなんか出来不出来がすごいですよ。
昔の大御所と呼ばれる先生方は若い頃でも粗削りながら、安定していたと思います。
ちなみに、時代物です。
の割に情緒に欠けます。
22:12  |   |  TB(1)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.20 (Mon)

龍陽君始末記

立山撤退でやや凹み気味のkinkachoです。
あの霧と強風で出たがるくせに、帰りのバスで「今回の山行はハイキングクラブん逸脱してたと思う」と抜かしたバカにキレてます。
kinkacho的に晴待ちの滞留はアリなんだよ!
室堂に着いた時点の雨で滞留とkinkachoが言った時点で帰る気だったくせに、あの霧、雨、風で何故動きたがる?!
我慢しろ!我慢!
文句言うなら、参加するなよ!

で、立山の準備で買いそびれていたマンガの中で当たりの一冊。
青木朋著。
この作者の前作「八卦の空」も大当たりでしたが、今回も当たり。
中華ミステリーです。しかも、清朝地方官が探偵役。
阿片に蓮迷。堪りません。
(ただ、テン足ネタは完全パクリ?井上作品か藤作品で読んだよ!)
前作は東晋、今回清で地方官ネタって設定がオタク。戦なしでストーリーを組むあたりが面白い。
少女マンガで清朝文官の官服を見れる日が来ようとは…感無量です。
後は弁髪をクリアできれば完璧です。
そうなんです。
少女マンガ的配慮で、弁髪じゃないんです。
そこが惜しい!

最近「歴女」が流行りだそうですが、あんな嘘八百のビジュアルの戦国武将でハマるなよ!
kinkachoも連れたちも、時代考証ごとハマって史学科に進学した元祖「歴女」ばっかりだ!
ちなみに未婚率80%だ!
「直江状がさ~」と居酒屋で語ってないで、「婚活」しろ!
20:56  |  アニメ・コミック  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.15 (Wed)

パッキングしたら…

連休の立山のためのパッキングを始めました。
仕事の後、いったん家に帰って夜行バスに乗車するので、出発当日調達する行動食以外はパッキング完了の状態にしておかないと、忘れ物続発の事態になりそうです。とにかくチェックも兼ねてパッキングして、必要なものを購入しています。
ここで愕然としたことは、今回の担当共同装備がテントなので、ザックの中はほとんどテントという事実!!
いやまあ、わかってはいたんですがね。
いつも食料担当なので、共同装備でもザックに食料が入ってないととても不安です。
シュラフはかさばるので、シュラフカバーと防寒具(ダウン)で寝てしまえとシュラフは却下。
行動食はカロリーメイト系とα米(行動食は米派なので)
期せずして軽量化してます。
何と言ってもベースが雷鳥沢なので、どうとでもなるでしょう。
どうにかなってほしいのは、天気!!ただそれだけです。
08:13  |  登山  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.12 (Sun)

六甲東縦走路

宝塚・つばめ
(↑宝塚駅のツバメの巣)

立山向けトレーニングのラストです。
9:00宝塚駅~塩尾寺~大谷乗越~最高峰~土樋割峠~14:40東おたふく山登山口バス停
今週末の本番に向けて軽く流しました。
今日はトレーニングばかりではつまらないので、かき氷をしようとかき氷機と氷、シロップ、れん乳持参。途中、大倉山でかき氷タイム。イチゴミルク氷は暑気払いにはもってこいでした。
日和って歩荷をパスしたら、すご~く短時間で終了。普通、歩荷のコースなので、体がもっとしんどいはずと思ってたら、休憩するはずの大谷乗越はすっとばすし、気がつけば一軒茶屋というハイペースでした。
三週連続の最高峰にタッチして、七曲をさっくり下って、土樋割峠経由で東おたふく山登山口バス停に到着。
あとは本番の天気が良いことを祈るのみです。
19:34  |  登山  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.10 (Fri)

ハリー・ポッターと賢者の石

シリーズ一作目は面白いの鉄則を守った作品です。
ロードショー公開と合い前後して原作を読んだのですが、基本原作重視のkinkachoにしては珍しく、映画の方が圧倒的に面白かったです。
訳にも問題があるのでしょうが、原作が今まで読んできたファンタジーと違って深読みできなかったせいですね。
ゲド戦記、ナルニア国物語、指輪物語などと違って、浅いというのが原作の印象で思わず驚いたものです。
ファンタジーの故郷、英国でもラノベ化が進んでる?と愕然としました。
その点、映画は視覚で来る分、素直に入れましたね。
想像していた魔法が視覚化される快感も大きかったです。
そして、主演三人の役へのはまり具合がよかった。今見ると子供子供して、ホッペが丸い~
最新作の青年ぶりより子供がよかったですね。やはり児童文学は子供が主役であって欲しいです。
そんな訳で、映画は三作目で挫折してます。
鳥好きとしては、あの白フクロウが胸キュンでした。
23:22  |  映画  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.06 (Mon)

夏山二連発

七月連休は立山三山、お盆は奥穂高と計画しました。

立山は11人の大所帯。
まだ自分の会の装備がないので借りるのですが、それをピックアップするのに「やります」と手を挙げてくれる人は特定のメンバー…
他の人に積極的にやって欲しいのに…
自宅からバス乗り場までぐらい率先して持とうよ。室堂から雷鳥沢までも知れてるよ。
kinkachoも人のことは言えないのはわかってます。持てない、歩けない人でしたからね。でも、頑張ったよ。生粋の文化会系には大変でした。

奥穂高は貸切バスに便乗の話が来て、飛びつきました。
槍に行きたい人もいたでしょうが、そこは問答無用に奥穂高にしちゃいました。
だって、kinkachoが行きたいんだもの!
計画書書いた者勝ち!
そこで、奥穂高経験者の方、情報下さい。
涸沢ベースのピストンです。

そして、毎度のことながら、最大の核心部は母への「行ってきます」宣言ですね。
20:29  |  登山  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.05 (Sun)

困った時の六甲山

比良・白滝谷が前日の降雨で中止になり、毎週末は山を維持するために六甲山へ行きました。
困った時の六甲山。ルートの豊富さ、アプローチの良さは折り紙付きです。
8:45岡本駅~打越峠~西おたふく山~最高峰~魚屋道~13:15有馬温泉
軽く流すハイキングです。ちょっと急な登りは打越峠手前と西おたふく山手前のみ。蒸し暑かったのは打越峠手前のみで、あとは木陰で風が通ってしのぎやすかったです。
最高峰で冷やしゼリーを食べて、とっても楽な魚屋道を下って有馬温泉に到着。
太閤の湯
太閤の湯は2400円で高すぎると二の足を踏んでたら、割引券発見で半額1200円で入場できました。金泉、銀泉、炭酸泉の三種類を楽しんで、仕上げに瓶のフルーツ牛乳を飲んで正しい温泉を満喫しました。
おまけに、有馬温泉駅まで無料送迎バスがあって汗をかかずに帰路につけました。
ケーキ
↑帰りに食べたシトラスショコラ
19:35  |  登山  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.03 (Fri)

ラノベが山積み

毎月1日はラノベのよく読むレーベルが発売される日。
うっかり手を出してしまったシリーズものは、完結まで収集癖が止まないkinkachoには困りものです。
ラノベはいかん!!と反省しきり。

身代わり伯爵の失恋
悪魔のソネット 豪華客船は悪魔と一緒
アネットと秘密の指輪 お嬢様とロンドン塔の王子
桜嵐恋絵巻 火の行方
薔薇の戴冠 クラシカルロマン
スサの神謡

タイトルを列記して、こっぱずかしくなってきました。
そして、家で斜め読みすると、うち一冊はBLだった…撃沈です…

そして、昨日、本友達からお勧めのラノベが小包で到着。
おかげで、ラノベが山積みって…かなり情けない状態です。
19:06  |   |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

2009'07.02 (Thu)

剣岳 点の記

第一印象。
この監督、絶対、鬼やわ~!

素人さんをこんな所に連れて来てはいけません。
映画としては?な出来です。
盛り上がりに欠けると言うか、焦点が曖昧でした。
測量部と山岳会の競争とか、メンツにこだわる軍部と現場の対立とか、主人公二人の心の交流とか、盛り上げるネタはいくらでもあるのに、なぜかスルー…もうちょっとどれかに力点を置いたら、もうちょっと濃くなったでしょうに…凄く薄味でした。
その中で一人濃かったのが、香川照之。上手いです、この人。kinkachoは板の上のこの人を好んで見ますが、映像でもいいですね。芝居の幅が広いのでしょう。舞台なら舞台、映画なら映画、テレビならテレビの演技をしています。それぞれ見せるポイントが違うので、全てで評価できる役者は実力あります。
しかし、アップになるとお母さんの浜木綿子そっくりですね。そこに猿之助のニュアンスがちょっと入っているものだから、濃い!濃い!

そして、主演の「剣岳」
確かに映像はきれいでしたが、はっきり言って、本物には及ばず。この目で見た剣は遥かに美しい。所詮は映像でした。

立山黒部アルペンルートを開通してくれたおじさん達を尊敬します。
おかげさまで、kinkachoでも、あの三角点に触って来ました。
この夏山は立山三山に行きますので、別山から剣に再会したいと思います。
00:12  |  映画  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT   このページの上へ
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