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2012'11.29 (Thu)

映画三昧

いきなり文化系に針が振れました。
二日間で4本の映画。

デファイアンス
DVDを家で鑑賞。
ごみつさんの記事を見て、見たかったというのを思い出して借りてきました。旧作100円。
何故だか、パルチザンものが好きなのです。
たぶん子供の頃に見た「誰ために鐘は鳴る」に刷り込まれているのでしょう。
(ちなみに、宝塚歌劇でも「誰ために鐘は鳴る」を見てます、鳳蘭&遥くららのコンビで。作品の色目が地味でねえ…再演された時は驚きました。)
本作を見て思ったのは、非常時のリーダーの適性とはですね。
知性でも腕力でもないですね、カリスマ性がないとダメなんだ。

ウォリスとエドワード
大阪ステーションシネマでレディースデイ利用。
言わずと知れたエドワード8世とシンプソン夫人の恋を1989年のアメリカ女性の人生の一幕とシンクロさせて描いた一本。
純粋な歴史物と思っていたのでフェイントをかまされた感じです。
kinkachoはウィンザー公の「シンプソン夫人に贈った宝石が彼女以外を飾ることを許さない」という遺言が印象に残っています。
その遺言をかいくぐってオークションを成立させたザザビーズの法務部門のお話が一度聞きたいと思っています。
確か、ウィンザー公夫妻の遺品のオークションで買い占めたのがアルファイド氏ですよね。
ドディ・アルファイド氏とダイアナ元皇太子妃の交際が報道された時、そこまで英国王室オタクなのか、アルファイド家と思いました。元嫁まで狙うとは…

リンカーン秘密の書
大阪ステーションシネマでレディースデイ利用。
ヌマンタさんのレビューでそこそこの評価だったので見てみました。
エイブラハム・リンカーンは実はバンパイア・ハンターだったというお話。
本作品でリンカーンがバンパイア・ハンターの実務をやっていたのは短かったのが意外でした。
南部がバンパイアの棲家というところで「インタビュー・ウィズ・バンパイア」を思い出し、その南部のお屋敷の映像を見て「風と共に去りぬ」を思い出しました。
主人公の俳優がどんどんリンカーン大統領に似てくるメイク技術がなかなか凄い。
ちなみに、この映画、原作があります。日本語訳も文庫で出ています。アメリカ版ライトノベルかな?

砂漠でサーモンフィッシング
試写会。
ベストセラー小説の映画化だそうです。
砂漠の国イエメンでサーモンフィッシングをしたいという族長のプロジェクトに絡む、女性コンサルタントと魚類学者の男性の恋愛要素を含んだ人間関係が主軸。そこに英国政府の意向が介入してきたり、中東情勢が関係したりと、不思議なテイストの映画。
イエメンの族長が妙に哲学者のようです。
案外、英国人のアラブ人への認識って、こんな感じではないでしょうか。
「アラブ人=不思議」という認識があって、現状の戦闘的な面が理解できないから、今の中東情勢から脱却できないのかもと思ってしまう映画でした。
英国人のアラブへの認識はロレンスから進歩していないのでしょうね。
映画館で見るほどでもないけど、試写会には向いた映画でした。
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