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2013'09.12 (Thu)

やっちまったぜ

杮落としがなったフェスティバルホールも見たかったので、当日券を狙って1時間半ほど並びました。
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レ・ミゼラブル 1階BOX席C12番

気前良くBOX席16000円、しかも現金払い(涙)
逡巡はしましたが、新演出を正面から見たかったのよ!と自分で自分に言い訳して払いましたよ。

<キャスト>
ジャン・バルジャン キム・ジュンヒョン
ジャベール 川口竜也
マリウス 山崎青三郎
コゼット 青山育代
テナルディエ 萬谷法英
マダム・テナルディエ 浦崎りんこ
エポニール 昆夏美
ファンテーヌ 知念里奈
アンジョルラス 野島直人

舞台版レミゼの象徴であったバリケードの盆回しがなくなって、えらくスピーディな舞台展開となっていました。
盆回しがなくなって、ガブローシュの死とアンジョルラスの死のシーンの迫力はなくなっていましたが、映像の多用とスライド式のセットでシャープな転換となり、それなりの意義があると思います。
これなら、地方公演にも持ち込みやすいはずです。

さて、キャストの面々ですが、キム・バルジャンがすっげ~イイ男でした。
声量が半端なくあるし、歌唱力もばっちり。
手足が長くて、タッパもある。立ち姿が美しい。
kinkachoがコゼットなら、マリウスなんぞよりバルジャンお父さまに惚れてしまうぞ!!
つまり、男の色気があるのですね。
ヒュー・ジャックマンのバルジャンは男の色気を超越した彼岸の人だったのですが、キム・バルジャンは女が惚れてしまう色気がありました。

そのほかのキャストもみんな実力があり、見ていて不安になるところがありませんでした。
昔は声が出るかヒヤヒヤする場面もあったのですが、初演以来の年月で、日本のミュージカルのレベルが上がったのがわかる安定感です。
アンサンブルの平均レベルが高いので、舞台全体のレベルが上がっています。

やっぱり生の舞台はいいなあと思うひと時だったのですが、これからしばらくは白飯にふりかけで過ごさなければなりません。
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