2014'01.31 (Fri)
ホリエモンより我慢できる(外人枠)

ウルフ・オブ・ウォールストリート
実在の株式ブローカー・ジョーダン・ベルフォートの回想録を映画化した実録ドラマ。
1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その後証券詐欺の容疑で逮捕された彼の栄枯盛衰を、マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・デカプリオ主演のタッグで描く。
アカデミー賞最有力候補だそうです。
ドラッグとセックスだらけの映画ですけどね~~~受賞できるのかな???
受賞できなかったら、レオ様のジンクスが増えるだけか?
三時間飽きさせないのはたぶん実在のジョーダン・ベルフォートがとんでもない悪党だからでしょうね。
突き抜けた悪党は一種のカリスマですから、そのカリスマ力が映画になってもオーラ半端ないって感じです。
映画の中で、ジョーダンが社員を鼓舞するシーンがあるのですが、これはもうカエサルが自分の軍勢を鼓舞するような感じで、「こりゃもう、やるっきゃない!」と思わせる超能力じみた力がありますね。
記録映画でヒトラーが演説を見ているのと同じ感じでした。
この映画を見てホリエモンを思い出す人も多いようですが、ホリエモンはここまで突き抜けちゃってませんしね。
ポーズにしろ改悛しているように見せてますからね、まだまだスケールが小さい。
俗人と悪党を比べてはいけませんよ。
でもまあ、こんなヤツ、外人枠だから許せるんですよ。
映画ではとりあえず顔はレオ様だし…
2014'01.30 (Thu)
デインジャラス・ゾーン
その通勤経路にデインジャラス・ゾーンが…

谷町六丁目のgoutが二軒目の店を出して、こちらはカフェもあります。

こちらのキッシュは一個340円です。
味は保証付きですが、一個ではお腹はふくれません…
どうしてももう一個以上は買ってしまいます。
さらにカフェでイートインしようとするとお飲み物は500円以上と、すぐに1000円は超えてしまいます。
お財布にも痛いし、炭水化物でダイエットにも痛いという、とってもデインジャラスなお店です。
でもねえ、味はすごく美味しいのです。
ハード系がイチオシですが、デニッシュ系も惣菜系も折り紙つきの美味しさ。
本日は明日の朝用にキッシュとパン・オ・レザンを購入しました。
パン・オ・レザンは一本買うとそれだけで600円を超えるので、ハーフを買いました。
これはオープンの陳列棚には並んでなくて、ショーケースに入って売ってます。
どんだけ高級店やねん!!
ああ…一度でいいから、この店でお腹一杯パンを食べたい!!
2014'01.29 (Wed)
なんかヌルイです
古代ローマのいい男を「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリが論じてくれるのかと思ったら、古代ローマの話はわずか30ページ、妥協できるルネサンスまでの男性論で+20ページとまったくの期待外れでした。
あとは、著者のエッセイマンガと被るお話です。
う~ん、まったくヌルイ…
「テルマエ・ロマエ」が面白かったのも三巻までだったし、著者のエッセイもいくつか読みましたが、ほとんど全てになんか竜頭蛇尾感が拭えません。
面白さが持続しないんですね。
漫画家として決して絵が上手い訳でもないし、ネタで引っぱらないとこれから先が難しいと心配になってしまいます。
なまじ「テルマエ・ロマエ」が映画化で騒がれただけに、商売として一発屋として浪費されてしまいそうなのが惜しいです。
この浪費が、最近の文壇やマンガ界で真の無頼派を育たない原因でしょうね。
その点、西原理恵子の「スナックさいばら おんなのけものみち」はしたたかさを感じます。
地に足がついたおばちゃんのしたたかさ?
西原さんは微妙にピンで勝負しない小狡さは本当にしたたかです。
中島らもの「明るい悩みの相談室」のパクリのような他人の投書で成立するこのシリーズや、「ああ○○」シリーズ、「人生画力勝負」、ここらへんの人気シリーズは全ては素人からプロの漫画家まで巻き込んで成立させてます。
思えば、彼女の最初の話題作「恨みシュラン」も神足氏と組んでの仕事でした。
ふり返れば、西原さんはツッコミをマンガ界に持ち込んだとも言えますね。
もはや芸風???
このぐらいのしたたかさをヤマザキマリさんにも要求したいと思います。
2014'01.26 (Sun)
応援してきました

まずは受付前で待ち合わせ。
家を出るときは雨だったのですが、大阪城に来た時は雨は止んでました。

出発前に記念撮影。

kinkachoも一緒に撮影。
この後別れて、スタート直後の森ノ宮駅の交差点で見送って、次は鶴橋方面へ玉造筋を移動。
ここらへんはまだ人がばらけていないので、仲間を発見できず、時間を見てJRで長居公園まで移動。
長居公園に入って周回コースに入るカーブで待ち構えるも、発見できたラン仲間は三人中一人のみ。
最後尾の人を待って、更衣室となっている長居第二競技場の出口で待ち構えました。
大阪女子国際マラソンのトップがゴールした直後ぐらいに、無事ラン仲間と合流できました。
三人とも無事完走!
長居公園近くの居酒屋で軽く祝杯をあげて、寒いながらも充実した応援デーは終了しました。
2014'01.25 (Sat)
末吉、トメの英語版?

エンダーのゲーム
kinkachoの同世代のSF読みなら必ず読んでいるであろうSFの名作。
短編がまず発表されて、長編化された方はヒューゴ賞とネビュラ賞をダブル受賞したという名SFでございます。
kinkachoも当然読んでます。あまりに昔過ぎて短編と長編がごっちゃになっていますが、短編の方がよかったようなかすかな記憶があります。
読み返そうにも、SFなんで版元は当然kinkachoの宿敵早川!!
長らく絶版でした。
そして、映画化に合わせてラノベのようなアニメ絵の表紙で新訳を出版。
いつもkinkachoにケンカを売ってくれます。
地球外生命体フォーミックの襲撃を撃退した地球は、再度の襲撃に備えて少年時代から軍事教育を施し、適応者を前線に送り込む体制を整えた。
人口抑制のため産児制限がなされている中、エンダーは兄姉の適性の高さから特別に許可され生まれた少年。
周囲の期待通り、艦隊指揮官としての適性を示したエンダーはフォーミックの母星への攻撃の前線基地に送られ、そこで最終テストを受けることになる。
映画作品としてはどうなんでしょうか。
ハリソン・フォードとベン・キングスレーの二巨頭をスクリーンで見れただけで、kinkacho的にはけっこう満足です。
SF映画としての視覚効果は標準レベルはクリアしてるでしょう。
日本みたいに変に貧乏臭くなかったです。
原作の映画化としては、原作をバリバリに覚えていたらきっと怒っていたでしょうが、記憶の彼方だったので、そんなに怒りはありません。
エンダーのゲームの意味とか、挫折した兄と姉、禁断の第三子という設定がかなり軽く扱われていたのに違和感を覚えた程度ですみました。
むしろkinkachoのSF感がどれほどこの原作に影響されていたのか、映像にされてみると改めて思い知らされました。
適性を示す天才、少年少女の徴兵、訓練のバトルゲーム…黒歴史だ…
3Dディスプレイで艦隊を手足のごとく運用する少年指揮官に萌えちゃうなんて、まさに黒歴史!
そんなこんなで、最新のSF映画を見て郷愁にかられた次第です。
でもさあ、エンダーって日本名で言えば、末吉かトメだよね。
今の子にこんな名前をつけたら普通にイジメの対象か、グレちゃうところですね。
2014'01.24 (Fri)
足に負担をかけない
三日はおとなしくしていたのですが、週末の搬出訓練にも参加できなくなったし、名古屋ウイメンズマラソンへ向けての走り込みもできなくて、気持ち的にストレスが溜まっています。
何よりも太るのが怖い…
足に負担をかけない運動と考えて、市民プールまで行ってきました。
水泳90分 567キロカロリー
プールまでの往復ウォーク4km 123キロカロリー
合計消費カロリー 690キロカロリー
さすがにおやつは自粛。
でも、あまりに寂しいので、千鳥屋の生酒饅頭を二個購入しました。
2014'01.21 (Tue)
何が面白いのかわかりません

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
監督:キム・ソンス 出演:西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、浜田学、中村ゆり、伊武雅刀
原作:司城志朗著「ゲノムハサード」
ある日、自宅で妻が殺されているのを発見した石神武人は、死んだはずの妻からの電話を受け、その日を境に警察を名乗る男たちに追われるようになる。真実を求める石神は、正体不明な女記者や妻を装う女との出会いを通し、自分の記憶が何者かに上書きされているということに気づく。
全くもって、つまらないです。
たまたま妻が殺された時に謎の黒服の男がやってきただけ?
原作はもっとサスペンス感があるのでしょうか…
韓国から来た女性記者が身分証明書(?)を出して、私立探偵に「捜査権がある」と宣言する場面があるのですが、いくら相手が韓国人の私立探偵でも日本国内で何故記者ごときに捜査権がある???
そして、副題でネタばれしてどうする?
科学者が自分を別人だと記憶を上書きされたという最大のネタを副題でばらしてます…
ここまでどうなんだろう?と思う映画も珍しいかと思います。
映画館でも、レンタルDVDでも、見る価値はまったくありません。
西島秀俊のファン、原作が(悪い意味で)どうなったか見届けたい方だけ、どうぞ。
2014'01.20 (Mon)
カフェめしの宿命

ヘルシープレート@実身美
所用で開発著しい阿倍野へ出かけたので、ランチを行列が出来ている有機食材カフェでしてみました。
ヘルシープレートとドリアプレートの二種類のうち、ヘルシープレートを選択しました。
本日のメニューは麻婆豆腐、しめじと水菜の柚子和え、ひじきの煮物、有機野菜のサラダ・自家製ドレッシング添えです。これに雑穀米と味噌汁が付きます。
有機食材カフェのランチとして特においしい訳ではありません。もちろん不味くはないですよ。
葉っぱものが山盛りです。そりゃウリにしているだけあって、ドレッシングはむしろ美味しい…ただし、販売の値段はお高いです。
そして、有機食材カフェのお約束で、席の回転がトロい、店員がバンダナをして天然素材のTシャツにカフェエプロンというスタイルでゆったりした対応、ランチの客で手一杯なのに物販に手を取られている…
いやまあ覚悟はしてましたが、おかずのプレートが出てきたのにご飯と味噌汁が出てこずお預けはないかと思います。
空席が出来ているのに行列の客を席に通さない…ここは相席もお願いして回転させましょうよ。
こんなイライラがいやなのでカフェめしより、居酒屋の日替わり定食が好きなkinkachoです。
高い、トロい、葉っぱばかりというのがカフェめしの宿命ですが、ここは861円なので価格に関しては許したいと思います。
そして、本日夜の部はクライミングジムのレディースデイ。
今回も5.8、5.9で積極的にリードに挑戦しましたが、クリップがどうも下手くそ…
手だけで十分に届くのに、ロープを口でくわえてたぐる癖があるので、一動作増えるし持ち替えでひねってしまいます。
何回もビレイヤーの連れに指摘されてました。
この課題をクリアしたいのと、ルートが変わったお気に入りのコーナーの5.9を次の課題にしたいと思います。
2014'01.19 (Sun)
華やかでした

文楽新春公演 夜の部 国立文楽劇場4列16番
面売り
新春公演のお約束の景事。
女性の面売りと男性の呼び込みが組んで面白おかしく踊るという雰囲気を楽しむ演目。
近頃河原の達引き 四条河原の段/堀川猿廻しの段
おしゅん伝兵衛の心中事件を劇化した演目。ワイドショー演目ともいいます。
昼の部の新口村の公金横領に対し、こちらは殺人を犯して、深い仲の遊女おしゅんと逃亡するというあらすじです。
おしゅんの兄が猿廻しを生業にしていて、死ぬ覚悟で生家から出て行く妹を猿廻し(獅子舞と同じく縁起物)で見送るというのが幕切れです。
実際に江戸時代にあった心中事件と親孝行で猿廻しがお上から表彰された話をミックスした時事ネタでした。
壇浦兜軍記 阿古屋琴責めの段
源平物のひとつ。
平景清の思い人である遊女・阿古屋は平家没落後逃亡した景清の行方を捜す鎌倉方に捉えられている。
取調べをするのは教養ある芸事にも精通した源氏方の武将・畠山重忠。
音曲に優れた阿古屋に琴、三味線、胡弓を奏させることで、重忠は事の真偽を判定しようとする。
歌舞伎では女形の修士論文と言われる大役・阿古屋を桐竹勘十郎が遣います。
左遣いも足遣いも出遣いという派手派手演出できました。
歌舞伎では阿古屋を演じる女形が琴、三味線、胡弓全てを観客に聞かせる演奏をしながら、恋人の安否を気遣う女性としての情感、温情ある取調官・重忠にも心打たれる思いやりある女性らしさも演じなければなりません。なおかつ、最高位の遊女としての品格も要求される難役。
文楽では、琴、三味線、胡弓の演奏は三味線方がやってくれるだけ楽かも知れませんが、その難役を人形で演じるというのでプレッシャーは同じでしょう。
そこらへんを勘十郎は三人とも出遣い、しかも中堅以上の遣い手を割り振ったということで表現したのかと思いました。
そんな小難しいことを考えず、鎌倉時代初期の話なのに、江戸時代の花魁の装束をまとっている阿古屋のまぶしいほど華やかさを楽しんでください。
牡丹と獅子の打掛に竹林に虎の俎帯、立兵庫にべっ甲と珊瑚の櫛、簪という拵えは半端なく豪華です。
そして、三味線方の若手が琴、三味線、胡弓を必死にこなす様、それをバックアップする人間国宝の三味線が最大の聞きどころです。
終演後ロビーに出ると、京都から来たらしい舞妓さんが二人、お見送りに出ていた人形遣いさんが正月らしさを演出してくれていました。
こんなに頑張ってくれている文楽に対して、動員数が目標に達していないと助成金を減らす橋下は文化を殺す暴君です。
自分が学生時代やっていたラグビーがそんな目にあったらどんな気をがするか想像してみろ!!
2014'01.18 (Sat)
アメリカンカットはでかい

ストロベリームース@HERBS
ここのケーキは大きくておいしそうなのですが、大きすぎて1カット食べると最後の方は飽きてくることがしばしばです。
それを恐れて軽いであろうムースにしたのですが、やっぱりきついわ。
そして、大きい分1カットの値段も高い。1カット630円~はねえ…
しかも、セット価格がないので、楽勝で1200円以上。
七割の大きさでいいので400円~になるとか、今日のケーキセットとかセット価格設定を切に願います。
で、その翌日に比良でケーキの反省をしました。

kinkachoのみ日帰りだったので、帰る間際に酒の肴をかなりいただいちゃいました。
反省しきれてないkinkachoでした。
2014'01.16 (Thu)
豚まんのために
おやつに食べたい!!
そのためという訳ではないですが、ご近所周回ランに出ました。
本来は昨日が大阪城練習会だったのですが、大学の先生を呼んでの雪崩講習会だったのでお休みしました。
その埋め合わせでもあります。
ご近所周回ラン10.39km 平均ラップ6分29秒/km 消費カロリー622キロカロリー
目標のラップタイムで目標の距離を走れたので、堂々と豚まんとあんまんを購入しました。
熱い飲み物が飲みたかったのでホットコーヒーも購入して、満足のおやつでした。
コンビニのその場でドリップするコーヒーって熱々なので、缶コーヒーより好きです。
昨日の雪崩講習会は面発生雪崩についての講義でした。
「斜面積雪の力学的安定度の簡便な測定方法の開発」
というのを、力学的説明を受けながら受講した次第です。
今までやってきたハンドテストやシャベルコンプレッションテストは力の加え方で均一化が難しいので、秤を使って数値化することで誰でも弱層の強度を客観的に判定できるようにするのが目的でした。
三角関数が出てくる力学的お話もなかなか興味深かったのですが、小麦粉とグラニュー糖を使っての面発生雪崩の実験などなかなか見せ方が楽しい講義でした。
強度が数値になると客観的にわかるので判断しやすいとは思いますが、そのテストをやる余裕があるかどうかはまた別の話です。
2014'01.15 (Wed)
油断大敵火がぼうぼう
数百グラムですが、体重が増加していました…
さすが正月太りは侮れないということでしょう。
油断は大敵です。
ジムトレーニング
ラン30分 323キロカロリー
バイク20分 123キロカロリー
ステップ30分 307キロカロリー
筋トレマシン、マッサージ機少々
ジム往復ウォーク4km 123キロカロリー
合計消費カロリー876キロカロリー
それでもケーキは食べるよ!

ケーキセット@シュクレ
モンブランとロイヤルミルクティーを組み合わせました。
ここのモンブランはダックスワースの上に生クリームと栗クリームが載ってます。
平凡といえば平凡ですが安定のお味です。
ロイヤルミルクティーはポットサービスでミルクが濃厚でした。
2014'01.14 (Tue)
講師をしました

クッキーセット@まつしたキッチン
会場近くで作成した資料の下読みをして、いざ会場へ。
某山岳会の事務所なので共用することはしばしばなのですが、今日の共用メンバーが…
後ろに冬山研修会の校長、横にkinkachoが事故った時のクライミング教室のメンバー…って、ここで偉そうに講師でございと話すのはちょっとキツかったですよ。
そんなキツい座学が終わり、久しぶりに丹波屋に繰り出しました。
セミナー運営陣の方たちにも運営にいろいろな苦労や将来の展望があるようです。
kinkachoもハイキングセミナーから始めたので、こんな形でお手伝いするのは吝かではありませんが、共用メンバーは事前に知っておきたいとは思いました。
2014'01.13 (Mon)
ワカンでトラバース
福井の三十三間山と滋賀の芦原岳に登る予定でした。
一日目:7:00登山口~8:42分岐点~10:43登山道~11:29稜線~12:16三十三間山山頂~13:12分岐点~15:07山腹~15:33登山道~15:55林道~16:15登山口
深夜に登山口に到着して仮眠後の出発です。
今回はルートファインディングが課題で、あえて登山道を使わずに地形図を読図しながら登山をします。
雪が山を覆っているとだいたいどこでも通行が可能だからできるルートファインディングの修行です。
稜線を追尾している分岐点までは順調でしたが、沢を渡渉して次の稜線に乗るところからどうも失敗したようです。
急斜面のラッセルを終了して登山道に出てみると、目的の稜線が予定とは反対に見える…

やっちゃたなぁと思いながら稜線に出て一休み

稜線からの展望は見事でした。
若狭湾、三方五湖、高島トレイルなどが見事に見えるし、雪の稜線は芸術的でした。


この稜線歩きがパラダイスではしゃいでいたのですが、この後が地獄…
下りを手前で曲がったらしくて見事に迷走に入りました。
激下りを後ろ向きで下りたり、苦手なワカントラーバースが山腹で延々と続く、沢の上のトラバースでずり落ちかけて、頭をよぎるのは「ビバーク?」の思い…
いやまあ、装備は完璧だったのでビバークにまったく問題はなかったし、ビバーク体験もありかなと思っていました。
しかし、ここで文明の利器が活躍!!
スマホのGPSを取り出してみると、登山道がすぐそこであることが発覚。
悪戦苦闘のトラバース地獄からわずか30分で登山道に出ましたよ。
結局、下山は予定通りの16:15…ここで帳尻を合わせてどうする…
どっと疲れた体から装備を外して、明日の登山予定地・滋賀へ移動しました。
某施設の軒下にテントを張って、夕食で温まった頃にみぞれまじりの雨が降り始めたので、「明日朝にも降ってたら止めましょうよ」といつになく弱気な発言が出るほど疲れてました。
だって、今回のトラバースで今シーズン分のトラバースを終了した気分だったんですもの。
そして、翌日どうみても山は荒れてそうなので、文句なく中止。
朝マックでだらだら時間をつぶして、比良トピアで温泉に入って、予定より早く大阪に帰りました。
ということで、二日目:5:00起床~7:00?出発~朝マック~10:50比良トピア~14:00頃大阪駅でした。
ルートファインディング、修行します。
2014'01.12 (Sun)
人生いろいろ
たまたま文学部創立何周年かのイベントに親しかった同窓生が去年出席して、その席で現在文学部で教授をやっている同窓生と顔を合わせたことから実現した企画です。
kinkachoもおそるおそる参加してきました。
会場は阪急グランドビルの咲くら




お料理も美味しいのですが、やはり懐かしい面々とのおしゃべりが何よりのご馳走ですね。
おそるおそると言った通り、転職が何回にもなり現在無職のkinkachoとしては、職場やら社会やらで活躍している同窓生に合うには気が引けるところがあったのですよ。
何よりのご馳走と書きもしましたが、やっぱり尻込みしている自分もありました。
ちょっと遅れて言ったので、席がいつも話していた女子から離れたのもあって、様子を見ながらしゃべっていた、ちょっと消極的なkinkachoでした。
それでも楽しくなかったかというと、やっぱり楽しんでいました。
卒業から○○年経っているので、亡くなっている人もいたり、消息不明の人がいたり、新聞沙汰になっちゃた人もいました。
人生いろいろですね…
そして、二次会会場カラオケからkinkachoは冬山に旅立ったのでした。
2014'01.11 (Sat)
読み応えあり
鹿島茂著
「パリ、娼婦の館 メゾン・クローズ」
「パリ、娼婦の街 シャン=ゼリゼ 」
鹿島茂氏の(たぶん)最初の一般書「明日は舞踏会」という本がいかにも女性が好みそうな題材だったのですが、その後はちょっとエロティックな著書が増えてきたなと思ったら、ついに「世界最古の商売」そのものを扱う本が出ました。
単行本が先行していますが、文庫化に当たって二分冊となり加筆もされています。
娼婦の館は娼館での、娼婦の街では街娼の「世界最古の商売」の様子を活写します。
扱う時代は近世から二次大戦後禁止法が公布されるまで。
資本主義が台頭し、該当に商品が溢れるのにそれを購入する財力が女性になかった時代、財力を得るために女性がどうしたのか。
「世界最古の商売」と言われるが、その隆盛は資本主義と見事にリンクしている。
そこらへんを難く描くのではなく、史料を引用したり、文学を利用したり、実にわかりやすく、一般教養書として興味が持てるように書かれています。
ゾラの「居酒屋」「ナナ」の引用、マリー・デュプレシス、リアーヌ・ド・プージィなどの高級娼婦のエピソードなどなど実に読みやすい構成になっています。
大著ではありますが、この時代のパリの裏社会に興味のある方は一読をおすすめします。
ちなみに、この時代の一級史料が洋行した日本男性の著書というのがなんとも興味深いと思いませんか?
2014'01.10 (Fri)
そして、反省再び
ジムトレーニング
ラン30分 318キロカロリー
バイク30分 110キロカロリー
ステップ30分 306キロカロリー
筋トレマシン少々
ジム往復ウォーク4km 123キロカロリー
合計消費カロリー 857キロカロリー
今年初のジムは寒さのせいか人は少ないです。
テレビを見ながらマシンで運動していたのですが、暴食のせいで体が重かったです。
でも、正月太りはしてませんよ!!
ジムは暖かいので大汗をかいてシャワーを浴びて帰りました。
底冷えの寒さなので冷えないように注意です。
今日のおやつはロッテリアでロッテリ焼き(ハムかつ風味)とコーンポタージュスープでした。
ハンバーガーショップはやっぱりモスがおいしい…
2014'01.09 (Thu)
暴食・反省・暴食
あそこで3000円超えは乱暴狼藉でしょう。
見込みで言った人数に満たず、突き出しが沢山出たからです。
ここの突き出しは突き出しだけでオーダー不要かもと思うほど出るので、プラス揚げ物オーダーでお腹がパンパンでした。
店内はすっかりおしゃれになって雰囲気がまるで変わったし、バイトの男の子が若い!!
そして、防空壕は新しい個室として機能していました。
本日は大阪城練習会 ラン12km 平均ラップ7分4秒/km
寒波のせいでものすごく寒いです。大阪城へ向かう駅のホームでくじけそうになりましたが、名古屋まで二ヶ月を切ってるのでここは頑張りましょう。
二周目でラン仲間と合流して、期せずしてだんだんペースを上げる練習になってしまいました。
最後はキロ5分半ぐらいだったのでは???
最後はクールダウンでゆっくり走ったので、平均は普通のタイムです。
大阪城ではイルミネーションイベントをやっているようで、光がちらりと見えたり演出の音楽が聞こえてました。
冷え切った体を銭湯で温めて、新年最初のや台やへ。
お腹ペコペコでガツガツ食べちゃいました。
それでも1200円…や台やは安いね!
そして、明日はジムで反省予定です。
2014'01.08 (Wed)
一気読みさせられました
久々に読み出したら止められず一気読みしてしまいました。
例の婚活連続殺人事件の裁判員裁判の傍聴記録です。
この事件が最初報道された時はごく普通の反応として、
「どうしてこんな女にひっかかる?」
「どうしてあっさり金を払う?」
「どうしてここまで複数人も?」
と疑問符だらけでした。
そして、裁判報道を読むにつけ
「どうしてここまで下半身自慢に特化できる?」
「気持ち悪い」
とこれも普通の反応だと思います。
この本を読んでみると、木島佳苗がビジネスとして粛々と犯行を続けていたのではないかと思いました。
この犯行は仕事なのです。
会社員が出社して、経理なら経理、営業なら営業という業務をこなすのと同じように、婚活サイトを利用して対象を選び、メールを送り、対面し、お金を引き出して、練炭を点火する。
これを営業だと考えたら、犯人は極めて優秀な営業ですね。
営業努力は惜しんでません。
金額の提示、メールの文面、相手の(金が引き出せるかの)見極め、金を引き出す駆け引き、料理や介護、旅行などの営業活動…これが普通の営業なら極めて敏腕の営業と言うしかないと思いました。
結果として殺人を犯したことは許されることではないですが、殺人という自覚が犯人にあったのかどうか。
単に案件の終了として練炭に点火しただけで、営業終了の手順だっただけではないかとゾッとします。
裁判での下半身自慢も営業が自分の得意分野の主張だとしたら…
新聞の書評を読んで興味を持った本ですが、読書の爽快感はありませんが、なかなかに考えさせる本でした。
文庫なので入手も読むのも気軽です。ただし、読後感は保証しません。それでも、ちょっとお奨めします。
2014'01.07 (Tue)
デビューしました!
まあ5.8と5.9なのですが、「これ、Zクリップ?」とビレイヤーに聞きながらクリップをやり直す余裕までありました。
(本来はクリップをやり直す不細工なことをしてはいけません)
去年最後の室内クライミングで「次はリードデビューする」と思ってましたし、八ヶ岳をやり遂げて体が軽い気がしていたので、今日はやれる気分でした。
予定通りやり遂げて嬉しい!です。
でも、こんな感じで浮かれてると怪我をするので、気持ちは引き締めたいと思います。
このまま、冬の間は室内でトレーニングを積んで、陽気がよくなった頃に不動3級ルートで外岩リードデビューを目指します。
2014'01.06 (Mon)
中国って裾野が広い

人口が多いと男前の人数も多いのか?
フライイング・ギロチン
監督:アンドリュー・ラウ
明朝を倒して征服王朝となった清朝。清朝支配に反発する勢力を排除するために結成された「血滴子」という暗殺部隊があった。
乾隆帝時代、皇帝の命で反乱分子を粛清していく「血滴子」の前に、反清復明(清朝を倒し明朝の復権させる)を掲げる天狼という人物が立ちはだかる。
皇帝の命により「血滴子」は天狼を追うが、皇帝の意は他にもあった…
ごみつさんお奨めの中華歴史アクション映画です。
ごみつさんの言通り、ストーリー的にはちょっとなあと思うところもあるのですが、明末清初の動乱という時代背景とこれでもかと繰り出される中華の男前にそこらへんのアラは見えなくなります(笑)
カチッとした辮髪の海都もよろしいですが、蓬髪の天狼もよろしいですね。雑な辮髪の冷も捨てがたい…と萌えどころ満載の中華の男前祭りを堪能いたしました。
満州から征服という形で中原を支配した清朝の影の部分を「血滴子」という架空(?)の暗殺部隊が象徴しているのですが、そのぐらい過酷なことをしないと漢民族を支配するのは大変だったんですよということです。
清朝の正規軍・八旗に満州系と非満州系の二系統があったとか、辮髪といった満州族の習俗を強制する一方で、科挙を実施して人材登用には努めたとか、清朝のアメとムチの支配体制を頭の隅っこに置いておくと、楽しみが倍増する映画です。
乾隆帝の黄色の袍を見ただけでも萌えましたが、海都と聞いただけで「清史稿」の列伝を調べたい衝動に駆られました。
2014'01.05 (Sun)
百周年バンザイ!

百周年記念の気分をガンガン感じさせる雰囲気のムラでした。

これらの写真は百周年用のディスプレイが成された場所で撮影しました。

宝塚歌劇星組公演「眠らない男ナポレオン 愛と栄光の涯に」
作・演出:小池修一郎 作曲:ジェラール・プレスギュルヴィック
ナポレオン:柚希礼音 ジョゼフィーヌ:夢咲ねね
ナポレオンの一人息子・ライヒシュタット公がナポレオンの旗下の軍人だったマルモンから、父ナポレオンの生涯を聞き取る形で舞台は展開します。
第一幕は士官学校時代から皇帝戴冠式までをジョゼフィーヌとの恋愛を絡めて描き、第二幕はジョゼフィーヌとの離婚、マリー・テレーズとの再婚を経てモスクワ撤退まで描きます。
ミュージカルナンバーの歌詞通り、嵐の様のような舞台展開で全体に息をつく間がありません。
観劇後にかなり疲れを感じるほど、行け行けドンドンの展開でかなり肩に力を入れて見ていました。
野心家で骨太の軍人のイメージのナポレオンを少年のイメージの柚希礼音がどう演じるかちょっと不安だったのですが、なかなかどうして好演していました。
そして、男から男を渡り歩いていたジョゼフィーヌはすみれコードに引っかからないのか不安でしたが、そこらへんを省略することなく正面から描いて、夢咲ねねは下品になることなく演じてました。
さすが現在のトップコンビでもキャリアの長いコンビ、危なげがなかったですね。
ナポレオン&ジョゼフィーヌの恋愛がかなり大人のイメージがあったので、宝塚歌劇で大丈夫か実は不安でした。
かと言って、すみれコードのために変に純愛にされても困るし、けっこう史実通りにきたので驚いたぐらいです。
今回の小池先生はアタリ!ですね。
歴史好きのkinkachoとしては、
ライヒシュタット公が二十歳ということはゾフィー大公妃がもう嫁に来てるか
ルイ15世の公式寵妃・ポンパドール夫人が設立した士官学校にナポレオンが入学していたのは皮肉だなあ
バスティーユ陥落→ルイ16世、マリー・アントワネット処刑→ジロンド派台頭・失脚→恐怖政治→ロベスピエール失脚→バラス台頭→ブリュメールのクーデター→第一帝政というフランス革命の流れの復習
ジュゼフィーヌの従姉妹がオスマン・トルコのハレムに入っていたな
マリー・テレーズの父親の大叔母はマリー・アントワネット
アレクサンデル1世の祖母はエカテリーナ2世
イギリスの海軍提督はネルソンだったね
と歴史の復習に忙しかった次第です。
百周年一作目らしい大作!!という感じでしたが(戴冠式の場面はダビッドの絵画を見事に再現してました)、正月は和物のショーが入っていて欲しいと思うのはわがままでしょうか。
2014'01.04 (Sat)
正月のお楽しみ&反省

奥からキャラメル、ショコラフランボア。
キャラメルはバタークリームっぽいキャラメルクリームが特徴です。
ショコラフランボアはクリスマスに買ったショコラオランジュと同系列です。
フランボアーズのジャムが挟み込まれたこちらも濃厚なケーキです。

文楽の際の彩り弁当。
ちょっと張り込んでみたらカニの爪も入った華やかなお弁当でした。
ご飯ものは種類の違う俵おにぎりが三個とそれとほぼ同量のおかずが少しずつ多種類入ってました。

文楽劇場の売店で購入した薯蕷饅頭。
薯蕷をつなぎに使ってふわっと仕上がった皮の中にこしあんが入っています。白い皮にちょっと刺した紅が正月を演出しています。

本日初ラン練習に出たので、帰りに近所のたこ焼きやさんでたこ焼きを買って、発泡酒でおやつとしました。
8個300円と東大阪価格の庶民のおやつです。タコは小さく、粉をソースとマヨネーズで食べているようなものです。
ご近所周回ラン10.7km 平均ラップ6分39秒/km 消費カロリー600キロカロリー
ぼんやりしてたら、名古屋ウイメンズマラソンまで三ヶ月を切っています。
雪山で体力はついてますが、走りの調整をしていません。
ちょっと焦って走ってみました。
2014'01.03 (Fri)
鏡割り参加!
慣習で鏡開きがあります。
今年は初日昼の部のチケットを確保して、鏡割りに参加してきました。
(鏡開きは劇場前でやるのでチケット不要ですが、せっかく劇場まで行くなら観劇します。)
10時過ぎから鏡開きは始まります。
国立の施設なので、劇場理事、文楽協会理事という天下りの皆さんのどうでもいい挨拶で始まり、

人間国宝・豊竹住大夫さんの挨拶があり、

劇場の至近距離にある黒門市場からの鯛の披露があり、

ようやくメインの鏡開きです。

kinkachoも並んで枡に樽酒をそそいでもらいました。
枡はけっこう容量があるので、お酒を飲むとけっこういい気持ちになります。

文楽初春公演昼の部 国立文楽劇場1列9番
二人禿
廓の禿が舞踊る景事。
初春公演にはおめでたい華やかな景事が入るのがお約束。何も考えずに見た目を楽しむのが正しい見方です。
源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき) 九郎助住家の段
源平の合戦を描いた時代物のひとつ。
木曽義仲誕生時のエピソード。父・義賢の死後、落ち延びた母・葵御前が義仲を生む際、実盛に助けられるというお話。
ここに平家の家臣・瀬尾十郎が討たれる話が絡む。生き別れの孫が祖父を討つという、考えたら凄惨なストーリーは伝統芸能のみに許されるお約束。
幕切れで実盛が馬(文楽人形にも馬がある)に乗って去るので、初春公演に選ばれたか?
傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく) 新口村の段
近松作品の心中物。新町の梅川に入れ揚げた忠兵衛が公金の封印を切って、梅川と共に大和の新口村へ逃げてきたという設定。
見せ場は実の父・孫衛門と忠兵衛の父子の情です。
女に入れ揚げて公金を横領して逃亡って、去年もニュースを騒がせましたね。
江戸時代の昔からそういう事件はしばしばあったようです。
近松がそれをニュース速報みたいに芝居にかけていたのですね。
ワイドショーが百年ちょっと経つと伝統芸能や世界遺産になってしまうわけです。
今年の初春公演は見取りという形で軽めで、気楽に見に行けます。
晴れ着を着て伝統芸能を鑑賞って、ハレの場という特別な感じがしていいと思います。
2014'01.01 (Wed)
八ヶ岳で越年 最終日
初日の出といきたかったのですが、あいにくの雪模様。それに、赤岳鉱泉は西向きなので初日の出は無理な話でした。
5時起床で8時出発と怒涛のパッキングと思いきや、撤収時には雪は休止、ペグの凍結もなく楽な撤収&パッキングでした。
雪のちらつく中黙々と下山し、10:20には美濃戸口の駐車場まで迎えにきていたバスに乗車して、下山を果たしました。
この後はようやくの入浴。
玉宮温泉・望岳の湯に乗り付けました。年賀のタオルをもらって温泉でほっこり。

山菜おろしそばで遅ればせながらの年越そばを食べ、コンビニで買い込んだビールで縦走完了の祝杯をあげたのでした。
元旦ということで渋滞もたいしたことなく、店が閉まっているので大阪駅から人ごみを気にしながら歩くこともなく、無事に予定時間に帰宅しました。
元旦の夕食には雑煮、田作り、黒豆、昆布巻きとささやかなおせち料理を自宅でゆっくりたべることができました。
今回の越年登山、偉大なリーダーのおかげで、少しは上達したkinkachoの技術で念願の赤岳縦走を果たし、達成感満点の山行となりました。
ありがとうございました。
そして、皆様あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年の目標は「働く!」です。
乞う、ご協力です!!!