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2014'01.03 (Fri)

鏡割り参加!

一月三日は文楽初春公演の初日です。
慣習で鏡開きがあります。
今年は初日昼の部のチケットを確保して、鏡割りに参加してきました。
(鏡開きは劇場前でやるのでチケット不要ですが、せっかく劇場まで行くなら観劇します。)

10時過ぎから鏡開きは始まります。
国立の施設なので、劇場理事、文楽協会理事という天下りの皆さんのどうでもいい挨拶で始まり、
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人間国宝・豊竹住大夫さんの挨拶があり、
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劇場の至近距離にある黒門市場からの鯛の披露があり、
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ようやくメインの鏡開きです。
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kinkachoも並んで枡に樽酒をそそいでもらいました。
枡はけっこう容量があるので、お酒を飲むとけっこういい気持ちになります。

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文楽初春公演昼の部 国立文楽劇場1列9番
二人禿
廓の禿が舞踊る景事。
初春公演にはおめでたい華やかな景事が入るのがお約束。何も考えずに見た目を楽しむのが正しい見方です。

源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき) 九郎助住家の段
源平の合戦を描いた時代物のひとつ。
木曽義仲誕生時のエピソード。父・義賢の死後、落ち延びた母・葵御前が義仲を生む際、実盛に助けられるというお話。
ここに平家の家臣・瀬尾十郎が討たれる話が絡む。生き別れの孫が祖父を討つという、考えたら凄惨なストーリーは伝統芸能のみに許されるお約束。
幕切れで実盛が馬(文楽人形にも馬がある)に乗って去るので、初春公演に選ばれたか?


傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく) 新口村の段
近松作品の心中物。新町の梅川に入れ揚げた忠兵衛が公金の封印を切って、梅川と共に大和の新口村へ逃げてきたという設定。
見せ場は実の父・孫衛門と忠兵衛の父子の情です。
女に入れ揚げて公金を横領して逃亡って、去年もニュースを騒がせましたね。
江戸時代の昔からそういう事件はしばしばあったようです。
近松がそれをニュース速報みたいに芝居にかけていたのですね。
ワイドショーが百年ちょっと経つと伝統芸能や世界遺産になってしまうわけです。

今年の初春公演は見取りという形で軽めで、気楽に見に行けます。
晴れ着を着て伝統芸能を鑑賞って、ハレの場という特別な感じがしていいと思います。
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