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2014'11.10 (Mon)

頑張れ、ご神祖!

B級のニオイがプンプンだったのですが、あえて見てみました。
20141110.jpg
ドラキュラ ZERO

15世紀のトランシルヴァニアの領主・ブラドが、いかにして吸血鬼ドラキュラとなったのか。
オスマントルコとの抗争の中で、人が魔物となったのかを描くヒストリカル・ファンタジー???

吸血鬼ものということで、とりあえずチェック。
B級でもめげない。
と言う方は見てもいいですよ~~~
kinkachoはそれなりに楽しみました。
夫婦愛、親子愛もそれなりにホロリとさせてくれるし、今のCG技術ならB級でもそれなりのクオリティです。
「串刺し公」の名に恥じず串刺しシーンもあるのですが、最近出たマンガ「狼の口」6巻(久慈光久)の串刺しシーンよりずっとマイルドで大丈夫。
(「狼の口」の串刺しシーンは久々にドン引いた残酷さでしたから…)
本編は、そして現代に続くという作りなんですが、この出来で続編ができるかははなはだ疑問です。

で、そこらへんのファンタジーに引っ張りだこのご神祖・ドラキュラ様ですが、この映画でも、お気の毒にオリジンではございません。
マスターになる吸血鬼は他にいます。
ご神祖なのになんで~~~???
「バンパイアハンターD」シリーズですっかりご神祖に対する敬意が削がれてしまって、ご神祖というだけでもはやネタになってるせいでしょうか。
でもね、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」のドラキュラ伯爵も、よくよく読むとかなりお茶目なんですよ。
ジョナサン・ハーカーにお給仕してるのは伯爵自身だし。
kinkachoたち腐女子が抱く退廃的なヴァンパイアのイメージって多大に少女マンガで形成されてることを改めて知りました。
あ、でも、腐女子視線は、オリジナルのトランシルヴァニア公ブラドでも萌えられるので、この映画ぐらいなら楽勝です。
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