2015'12.27 (Sun)
加藤剛バージョンがよかった
年末の映画祭の最後はこれでした。

杉原千畝
無料チケットをもらったので行ったのですが、お金を払ってまでは行きませんという出来でした。
情報収集に長けた外交官としての杉原氏を描きたかったのか、人道的立場からユダヤ難民にビザを発給した人として描きたかったのかが中途半端…
杉原千畝を始めて知った加藤剛主演のテレビドラマが人道家としての杉原氏を描いた作品としては一番の傑作ではないでしょうか。
その後に見た「シンドラーのリスト」より感動しましたもの。
シンドラーは金儲けが発端だったけど、杉原さんは人道的立場からユダヤ人を助けたのよ!と思ってしまうほどでした。
今回の杉原氏はシンドラーの勝ちって感じでした。
海難1890を見た時と同じですが、日本人って個人レベルでは優秀なんだけど、どうして組織となるとダメダメなんだろうと思いました。
そして、今回も外務省…これってきっと未来永劫直らないでしょうね。

杉原千畝
無料チケットをもらったので行ったのですが、お金を払ってまでは行きませんという出来でした。
情報収集に長けた外交官としての杉原氏を描きたかったのか、人道的立場からユダヤ難民にビザを発給した人として描きたかったのかが中途半端…
杉原千畝を始めて知った加藤剛主演のテレビドラマが人道家としての杉原氏を描いた作品としては一番の傑作ではないでしょうか。
その後に見た「シンドラーのリスト」より感動しましたもの。
シンドラーは金儲けが発端だったけど、杉原さんは人道的立場からユダヤ人を助けたのよ!と思ってしまうほどでした。
今回の杉原氏はシンドラーの勝ちって感じでした。
海難1890を見た時と同じですが、日本人って個人レベルでは優秀なんだけど、どうして組織となるとダメダメなんだろうと思いました。
そして、今回も外務省…これってきっと未来永劫直らないでしょうね。
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2015'12.25 (Fri)
年末の文化活動

まずは神戸。
大英博物館展って一体何回目でしょうか。
もう食傷気味ですが、ウルのスタンダードとルイス島のチェス駒が来るので行きました。
神戸なので、もちろんランチとお茶がセットです。

ローストビーフ丼

ケーニッヒスクローネの冬のベルリンセット
そして、京都。

京都南座顔見世興行

四世中村鴈治郎襲名披露公演
そんなことより、こちらにビックリ!!

ワンピースを歌舞伎にしちゃったのね。
歌舞伎はどうでもいいけど、このポスターが欲しい!
そして、このブログも十年目に突入しました。
これからもよろしくお願いします。
2015'12.23 (Wed)
ボロボロでした
今回のミッションはジェンヌさんの撮影でしたから。

宝塚ハーフマラソン大会に出走してきました。
言い訳しておきますと、三日前のアイゼントレ中にホールドの岩が剥がれて砂場に落下して、右膝が腫れてました。まったくベストコンディションではありませんでした。
そして、今回は開会式がミッション、大会後の忘年会が目的でした。

寛平ちゃんが特別ゲストでした。

控え室のジェンヌさんも撮影しました。
この段階で、ラン友達から既に目的が違うとツッコミいただきました。
そんなこんなで、レースの内容は語れません...
自己ベスト更新どころか、ボロボロ...
アフターはラン友達の自宅で忘年会。

四時間ほど飲んで食べて、一年を締めてきました。

宝塚ハーフマラソン大会に出走してきました。
言い訳しておきますと、三日前のアイゼントレ中にホールドの岩が剥がれて砂場に落下して、右膝が腫れてました。まったくベストコンディションではありませんでした。
そして、今回は開会式がミッション、大会後の忘年会が目的でした。

寛平ちゃんが特別ゲストでした。

控え室のジェンヌさんも撮影しました。
この段階で、ラン友達から既に目的が違うとツッコミいただきました。
そんなこんなで、レースの内容は語れません...
自己ベスト更新どころか、ボロボロ...
アフターはラン友達の自宅で忘年会。

四時間ほど飲んで食べて、一年を締めてきました。
2015'12.18 (Fri)
もちろん初日初回上映さ!
恒例の先行レイトショーは今回無しなのね。

スター・ウォーズ フォースの覚醒
ほぼエピソード4の焼き直しです。
ダークサイドに落ちた身内。
どうやら双子の兄と妹。
滅びかけたジェダイ。
ああ...次はジェダイとしての修業なのね...というエンディング。
しかし、あのテーマとオープニングでワクワクしてしまうし、主人公レイを女の子にしたのが、時代は変わったのねと実感させてくれます。
ネタバレですが、ハン・ソロが死んじゃったのはやはりギャラのせいですよね。
マーク・ハミルとキャリー・フィッシャーなら、まだあと二作に出しても大丈夫なギャラだからでしょう?

スター・ウォーズ フォースの覚醒
ほぼエピソード4の焼き直しです。
ダークサイドに落ちた身内。
どうやら双子の兄と妹。
滅びかけたジェダイ。
ああ...次はジェダイとしての修業なのね...というエンディング。
しかし、あのテーマとオープニングでワクワクしてしまうし、主人公レイを女の子にしたのが、時代は変わったのねと実感させてくれます。
ネタバレですが、ハン・ソロが死んじゃったのはやはりギャラのせいですよね。
マーク・ハミルとキャリー・フィッシャーなら、まだあと二作に出しても大丈夫なギャラだからでしょう?
2015'12.17 (Thu)
質の良いパロディ
スタローンが出た時点で失敗はありえないよね!

クリード チャンプを継ぐ男
ロッキーのスピンオフ作品???
ロッキーがライバル・アポロの息子をボクサーとして育てるというストーリーで、スタローンがロッキーを演る時点で失敗のしようがない作品です。
大きな失敗はないです。
なので、雑感を少々。
日本人が想像するボクシングは、ウエイトの重い階級(この映画ではライトヘビー級)とはまるで違うものであることを実感しました。
日本人が制覇できる階級はこのレベルと比べると子供の殴り合いですね。
飛び散る汗と血飛沫が怖いです。
主人公のアドニス・クリードくんは、私らが想像するボクサーのハングリー精神はありません。
いやまあ何かには飢えてるんてすが、成り上がるという強い意志はこざいません。
きちんと教育も受けてる(ここはアメリカ社会では重要!)し、豪邸住まいしてましたからね。
世の中変わったのねという設定になっております。
ジョー&力石で育った世代とは全然感覚が違う映画でした。

クリード チャンプを継ぐ男
ロッキーのスピンオフ作品???
ロッキーがライバル・アポロの息子をボクサーとして育てるというストーリーで、スタローンがロッキーを演る時点で失敗のしようがない作品です。
大きな失敗はないです。
なので、雑感を少々。
日本人が想像するボクシングは、ウエイトの重い階級(この映画ではライトヘビー級)とはまるで違うものであることを実感しました。
日本人が制覇できる階級はこのレベルと比べると子供の殴り合いですね。
飛び散る汗と血飛沫が怖いです。
主人公のアドニス・クリードくんは、私らが想像するボクサーのハングリー精神はありません。
いやまあ何かには飢えてるんてすが、成り上がるという強い意志はこざいません。
きちんと教育も受けてる(ここはアメリカ社会では重要!)し、豪邸住まいしてましたからね。
世の中変わったのねという設定になっております。
ジョー&力石で育った世代とは全然感覚が違う映画でした。
2015'12.17 (Thu)
後編?
いきなりタコは驚きました。
しかも北斎漫画? 女性と絡まれてもなぁ...

スペクター
007の昔からのファンの方なら知っているはずの、宿敵スペクターの登場です。
あれをどう焼き直したのかと期待したら、ガッカリします。
腐女子的にはおいしい設定になっておりましたが、如何せん萌えませんでした。
むしろ腐女子的萌えはいらんから、スペクターは、宿敵らしく「世界征服」ぐらいをぶち上げて、あの手この手で悪事を働かんかい!!と活を入れたくなりました。
スペクターの首領の設定は腐女子的には萌えどころ(義兄弟で嫉妬で父親を殺してる)なのに、あの幕切れ(殺せと叫ぶ義兄弟を殺さない)なのに、萌え切れませんでした、無念。
アクションやら、世界各地の映像はこの007シリーズらしくよく出来ておりましたが、前回のスカイフォールを引きずったストーリーにしたのが残念ポイントでした。
前作スカイフォールで、ボンドの過去との決別とともに、シリーズをリブートしたと思っていたので残念でした。
スパイに過去はいらないから、バッサリ決別したストーリーにしておけば納得したのに...
kinkacho的にはこれでメンバーカードのスタンプが貯まって招待券を貰ったので満足です。
お金払ってまでは?と躊躇していた杉原千畝が無事見れそうです。
しかも北斎漫画? 女性と絡まれてもなぁ...

スペクター
007の昔からのファンの方なら知っているはずの、宿敵スペクターの登場です。
あれをどう焼き直したのかと期待したら、ガッカリします。
腐女子的にはおいしい設定になっておりましたが、如何せん萌えませんでした。
むしろ腐女子的萌えはいらんから、スペクターは、宿敵らしく「世界征服」ぐらいをぶち上げて、あの手この手で悪事を働かんかい!!と活を入れたくなりました。
スペクターの首領の設定は腐女子的には萌えどころ(義兄弟で嫉妬で父親を殺してる)なのに、あの幕切れ(殺せと叫ぶ義兄弟を殺さない)なのに、萌え切れませんでした、無念。
アクションやら、世界各地の映像はこの007シリーズらしくよく出来ておりましたが、前回のスカイフォールを引きずったストーリーにしたのが残念ポイントでした。
前作スカイフォールで、ボンドの過去との決別とともに、シリーズをリブートしたと思っていたので残念でした。
スパイに過去はいらないから、バッサリ決別したストーリーにしておけば納得したのに...
kinkacho的にはこれでメンバーカードのスタンプが貯まって招待券を貰ったので満足です。
お金払ってまでは?と躊躇していた杉原千畝が無事見れそうです。
2015'12.09 (Wed)
悩んだけど
正月映画がそろそろ封切です。
kinkacho的メインはもちろんスター・ウォーズです。封切日に予約してますとも!
007も行く気満々です。ショーン・コネリー降板以来、映画館では見なかったのてすが、前作スカイフォールでダニエル・クレイグのボンドにやられて見たくなってます。あのボンドにあるまじきストイックさに惹かれています。
日本映画はあまり映画館で見るほど好きではないのてすが、今回は世界史的に興味あるエピソードが二題、映画化されているので悩みました。
この二題に共通するのは、日本人って個人では頑張れるのに、どうして組織になるとダメダメなのかという点です。
ちなみにダメダメなのはどちらも外務省でした...
で、悩んだ結果は

海難1890
串本沖で座礁したエルトゥールル号のエピソードを映画化した一本です。
映画の出来は頑張って特別枠のテレビドラマレベルなんですが、好きなエピソードなもので、けっこう泣きそうになって見てしまいました。
映画冒頭で鶏が映っただけで、「あ~絞められちゃう鶏だあ~」と涙腺が緩んでしまうほどでした(笑)
村総出で救助する場面を見ては、福知山線脱線事故で救助に走った尼崎の工場の人たちを思い出してグッとなり、絞められた鶏(笑)の焼鳥を食べたくても我慢してトルコ水兵に渡す女の子に泣きそうになり、遺品のサーベルを磨くおばちゃん達に感動しました。
ここまではウルウルしてたんですが、1995年の日本人テヘラン脱出のエピソードになるとガクンと醒めてしまいました…
自国民を陸路脱出にしてまで日本人に飛行機をまわしてくれたトルコには感謝してるんですが、ここのエピソードに出てくるのが政治家の比率が高くって、一気に政治的判断かよ…と斜めに見てしまうんですね。
エルトゥールル号の時は村の皆さんの自発的献身なのに、テヘラン脱出は日本の外務省の不手際をトルコの政治家の皆さんが尻拭いしてくれた感がします。(あくまでkinkachoの個人的印象です)
もう一本見てもいいと思っている杉原千畝氏のビザ発給の話も、杉原氏の個人的判断による発給ですからね。
ここでも、邪魔者は外務省ですからね。見たら怒り倍増になりそうです。
この二本、友達が試写会に誘ってくれたのですが、日程が合わず行けなかったのですよね。
試写会なら、この怒りは少々緩和されていたと思うので残念です。
kinkacho的メインはもちろんスター・ウォーズです。封切日に予約してますとも!
007も行く気満々です。ショーン・コネリー降板以来、映画館では見なかったのてすが、前作スカイフォールでダニエル・クレイグのボンドにやられて見たくなってます。あのボンドにあるまじきストイックさに惹かれています。
日本映画はあまり映画館で見るほど好きではないのてすが、今回は世界史的に興味あるエピソードが二題、映画化されているので悩みました。
この二題に共通するのは、日本人って個人では頑張れるのに、どうして組織になるとダメダメなのかという点です。
ちなみにダメダメなのはどちらも外務省でした...
で、悩んだ結果は

海難1890
串本沖で座礁したエルトゥールル号のエピソードを映画化した一本です。
映画の出来は頑張って特別枠のテレビドラマレベルなんですが、好きなエピソードなもので、けっこう泣きそうになって見てしまいました。
映画冒頭で鶏が映っただけで、「あ~絞められちゃう鶏だあ~」と涙腺が緩んでしまうほどでした(笑)
村総出で救助する場面を見ては、福知山線脱線事故で救助に走った尼崎の工場の人たちを思い出してグッとなり、絞められた鶏(笑)の焼鳥を食べたくても我慢してトルコ水兵に渡す女の子に泣きそうになり、遺品のサーベルを磨くおばちゃん達に感動しました。
ここまではウルウルしてたんですが、1995年の日本人テヘラン脱出のエピソードになるとガクンと醒めてしまいました…
自国民を陸路脱出にしてまで日本人に飛行機をまわしてくれたトルコには感謝してるんですが、ここのエピソードに出てくるのが政治家の比率が高くって、一気に政治的判断かよ…と斜めに見てしまうんですね。
エルトゥールル号の時は村の皆さんの自発的献身なのに、テヘラン脱出は日本の外務省の不手際をトルコの政治家の皆さんが尻拭いしてくれた感がします。(あくまでkinkachoの個人的印象です)
もう一本見てもいいと思っている杉原千畝氏のビザ発給の話も、杉原氏の個人的判断による発給ですからね。
ここでも、邪魔者は外務省ですからね。見たら怒り倍増になりそうです。
この二本、友達が試写会に誘ってくれたのですが、日程が合わず行けなかったのですよね。
試写会なら、この怒りは少々緩和されていたと思うので残念です。
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