2017'09.26 (Tue)
三大キレット制覇だった?!
不完全燃焼の登山欲を満たしに後立山へ行ってきました。
小雨と冷えで地獄を見ましたが...
一日目:840八方池山荘~920八方池~1010扇雪渓~1110唐松岳山頂小屋1200~牛首~1410五竜岳山荘
八方尾根は二度目です。

ハイキング気分で唐松岳山頂小屋に到着です。

唐松岳をたっぷり眺めてから、本日の核心、牛首の岩場に突入です。

微妙に谷側に傾斜している岩場を鎖を掴みながら通過していきます。
牛首の後は特にヤバい箇所もなく、冬季にはたどり着けなかった白岳を難なく通過して、五竜山荘に到着しました。
今回は小屋に自炊素泊まりです。
二日目:540五竜山荘~640五竜岳~940北尾根の頭~八峰キレット~1015口沢ノコル~1200キレット小屋
計画では八峰キレットを通過して、冷池山荘泊の予定でした。
夜中に雷雨で嫌な予感はしてましたが、出発時点で小雨。ただし、天候は回復傾向なので、ダメならキレット小屋で停止と方針を決めて出発しました。

五竜岳山頂はガスで眺望無し。
雨は止まず、八峰キレットに突入しました。

ガスの中、雨で濡れている岩場をスリップを気にしながら、越えていきます。

雨に体が冷えてきます。ここらが秋山です。

滑る恐怖と緊張の連続で腰が引けてきて、滑り易くなる悪循環に入ってしまいました。

凛々しい雷鳥にも癒しきれない疲労感に襲われました。

キレット小屋に正午に着きましたが、kinkachoはここでギブアップ。
三日目:530キレット小屋~620八峰キレット終了~700鹿島槍北峰取付~715北峰~吊尾根~815鹿島槍南峰~910布引山~1040冷池山荘1100~1115冷乗越~1210爺ヶ岳南峰~1320種池山荘1345~柏原新道~1630爺ヶ岳登山口
一転して秋晴れの朝でした。

嫌みな夜を過ごしても、休息して体力は回復していました。

八峰キレットの残りは楽しく通過しましたとも!

ため息の出るほど美しい鹿島槍です。

八年ごしの北峰を踏んで、

劔岳と立山を満喫して、

南峰を再訪できました。

鹿島槍は美しい双耳峰です。紅葉も始まってます。

冷池山荘でたっぷり休憩して、爺ヶ岳の三つの山頂を越えて、

GWに敗退した南尾根のジャンクションピークを確認して満足です。

種池山荘で錦秋の風景を堪能して、柏原新道を何とかコースタイムで下山しました。
二日目の停滞のしわ寄せの11時間行動となりましたが、怪我もなく無事下山できました。
事故と山小屋の関係に疑問を持った山行となりましたが、実は三大キレット(大キレット、不帰のキレット、八峰キレット)を制覇していた事実に帰阪してから気づいた次第です。
小雨と冷えで地獄を見ましたが...
一日目:840八方池山荘~920八方池~1010扇雪渓~1110唐松岳山頂小屋1200~牛首~1410五竜岳山荘
八方尾根は二度目です。

ハイキング気分で唐松岳山頂小屋に到着です。

唐松岳をたっぷり眺めてから、本日の核心、牛首の岩場に突入です。

微妙に谷側に傾斜している岩場を鎖を掴みながら通過していきます。
牛首の後は特にヤバい箇所もなく、冬季にはたどり着けなかった白岳を難なく通過して、五竜山荘に到着しました。
今回は小屋に自炊素泊まりです。
二日目:540五竜山荘~640五竜岳~940北尾根の頭~八峰キレット~1015口沢ノコル~1200キレット小屋
計画では八峰キレットを通過して、冷池山荘泊の予定でした。
夜中に雷雨で嫌な予感はしてましたが、出発時点で小雨。ただし、天候は回復傾向なので、ダメならキレット小屋で停止と方針を決めて出発しました。

五竜岳山頂はガスで眺望無し。
雨は止まず、八峰キレットに突入しました。

ガスの中、雨で濡れている岩場をスリップを気にしながら、越えていきます。

雨に体が冷えてきます。ここらが秋山です。

滑る恐怖と緊張の連続で腰が引けてきて、滑り易くなる悪循環に入ってしまいました。

凛々しい雷鳥にも癒しきれない疲労感に襲われました。

キレット小屋に正午に着きましたが、kinkachoはここでギブアップ。
三日目:530キレット小屋~620八峰キレット終了~700鹿島槍北峰取付~715北峰~吊尾根~815鹿島槍南峰~910布引山~1040冷池山荘1100~1115冷乗越~1210爺ヶ岳南峰~1320種池山荘1345~柏原新道~1630爺ヶ岳登山口
一転して秋晴れの朝でした。

嫌みな夜を過ごしても、休息して体力は回復していました。

八峰キレットの残りは楽しく通過しましたとも!

ため息の出るほど美しい鹿島槍です。

八年ごしの北峰を踏んで、

劔岳と立山を満喫して、

南峰を再訪できました。

鹿島槍は美しい双耳峰です。紅葉も始まってます。

冷池山荘でたっぷり休憩して、爺ヶ岳の三つの山頂を越えて、

GWに敗退した南尾根のジャンクションピークを確認して満足です。

種池山荘で錦秋の風景を堪能して、柏原新道を何とかコースタイムで下山しました。
二日目の停滞のしわ寄せの11時間行動となりましたが、怪我もなく無事下山できました。
事故と山小屋の関係に疑問を持った山行となりましたが、実は三大キレット(大キレット、不帰のキレット、八峰キレット)を制覇していた事実に帰阪してから気づいた次第です。
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2017'09.05 (Tue)
映像に酔ってリバース

ダンケルク
クリストファー・ノーラン監督
久しぶりの試写会なのに、それなりに楽しみにしていた映画なのに、映像に酔ってリバースで集中できず。
第二次大戦初期のダンケルクの撤退戦を描いています。
時間軸はダンケルクの浜辺、撤退戦に参加した民間船、英空軍の戦闘機の三つです。
とにかく映像と音響で押してきます。
試写会なので、貸しホールで2D上映で音響もいまいちなはずなんですが、爆発の度に胃に響くし、戦闘機のコックピットの映像で空中戦をやられるんで、映像酔いでトイレにダッシュ...悔しい...
これがIMAXなんぞだと死んじゃう???くらいの臨場感なのでしょう。
台詞は極端に少なく、時間軸が合致した後のチャーチルの演説が全てを集約してます。
この演説、恐らく史実なのでしょう。チャーチルの演説の巧さ恐るべし!!
敗戦とも言える撤退戦を戦意高揚に使っちゃうなんて、凄いですわ。
見る価値ある映画です。必ずダンケルクの戦いを予習してください。
2017'09.05 (Tue)
大幅短縮
大キレット~穂高連峰を縦走を計画していましたが、コロコロ変わる天気予報で天気を読みきれず中止にしました。
現場はこの夏では珍しいほどの好天だったらしく、臍を噛んでしまいました。
中止の段階で転進を考えて、少々ハードなコースをチョイス。

こちらの絵看板で有名な大峰弥山川・双門コースへ行ってきました。関西屈指の難コースで熟練者向けの呼び声も高いです。
kinkachoは二度目、前回は宿泊地の狼平にたどり着けず、河原でビバークとなりましたが、今回は...
600熊渡~630林道分岐~白川八丁~700弥山川遊歩道取付~820一の滝~945仙人グラのテラス~1040尾根分岐~1110弥山川右岸~1220河原小屋跡~1315弥山川左岸~鬼ハシゴ~1340空中回廊~1400狼平避難小屋
8時間で踏破しました!快挙!!
熊渡から林道を歩いて、帰路の金引橋コースとの合流点を右に取って、河原に下ります。

伏流水の流れる白川八丁を越えると、

釜滝から弥山川右岸を歩くことになります。目印のテープを追いながら、水平ハシゴを辿って行けば、

一の滝に始まる三連の滝に到着。

この吊り橋をわたると、

ハシゴ地獄の始まりです。

延々とハシゴ、たまにはクサリもあるよ、ついでに足元が切れてる痩せ尾根も用意してるよという鬼仕様のコース。
いい加減飽きた頃に

落差70m三段の双門の滝に臨む仙人グラのテラスに到着し、一息つけます。
この後、双門の滝を高巻く訳で、とにかく尾根に出たら、

激下り

鉄階段とクサリで河原まで下ります。

渓谷美には癒されますよ。
でも、ここからは渡渉地獄。目印のテープを探して、両岸を行ったり来たりしているうちに

土石流の痕も生々しい巨石郡に到着。ここはケルンを目印にほぼ中央突破します。

そして、巨石の上を楽しく遡行していくと、

いよいよクライマックス。
最初のクライマックスのハングしている鬼ハシゴは渓谷左岸の岩のバンドをへつり、お楽しみの空中回廊は楽々通過。

さらに小刻みに渡渉を繰り返せば、

狼平避難小屋に到着しました。
多少は混んでましたが、十分なスペースを確保して、白飯を炊いて、ボッカしたビールで祝杯をあげました。
連れと相談して、明日は弥山へ登るのは止めて、このまま金引橋コースで下山して、洞川温泉観光と道の駅で買い物しようと相談がまとまりました。
700狼平避難小屋~730明星岳分岐~735頂仙岳~820金引橋分岐~930林道出合~1000熊渡
金引橋コースは最近は看板も設けられ、最初の激下りをこなせば、尾根歩きの比較的歩き安くなります。
おかげで3時間で車に到着。一路、温泉と食事を求めて洞川温泉に向かいました。

洞川温泉は寒いくらいで、湯豆腐定食が胃にしみました。
現場はこの夏では珍しいほどの好天だったらしく、臍を噛んでしまいました。
中止の段階で転進を考えて、少々ハードなコースをチョイス。

こちらの絵看板で有名な大峰弥山川・双門コースへ行ってきました。関西屈指の難コースで熟練者向けの呼び声も高いです。
kinkachoは二度目、前回は宿泊地の狼平にたどり着けず、河原でビバークとなりましたが、今回は...
600熊渡~630林道分岐~白川八丁~700弥山川遊歩道取付~820一の滝~945仙人グラのテラス~1040尾根分岐~1110弥山川右岸~1220河原小屋跡~1315弥山川左岸~鬼ハシゴ~1340空中回廊~1400狼平避難小屋
8時間で踏破しました!快挙!!
熊渡から林道を歩いて、帰路の金引橋コースとの合流点を右に取って、河原に下ります。

伏流水の流れる白川八丁を越えると、

釜滝から弥山川右岸を歩くことになります。目印のテープを追いながら、水平ハシゴを辿って行けば、

一の滝に始まる三連の滝に到着。

この吊り橋をわたると、

ハシゴ地獄の始まりです。

延々とハシゴ、たまにはクサリもあるよ、ついでに足元が切れてる痩せ尾根も用意してるよという鬼仕様のコース。
いい加減飽きた頃に

落差70m三段の双門の滝に臨む仙人グラのテラスに到着し、一息つけます。
この後、双門の滝を高巻く訳で、とにかく尾根に出たら、

激下り

鉄階段とクサリで河原まで下ります。

渓谷美には癒されますよ。
でも、ここからは渡渉地獄。目印のテープを探して、両岸を行ったり来たりしているうちに

土石流の痕も生々しい巨石郡に到着。ここはケルンを目印にほぼ中央突破します。

そして、巨石の上を楽しく遡行していくと、

いよいよクライマックス。
最初のクライマックスのハングしている鬼ハシゴは渓谷左岸の岩のバンドをへつり、お楽しみの空中回廊は楽々通過。

さらに小刻みに渡渉を繰り返せば、

狼平避難小屋に到着しました。
多少は混んでましたが、十分なスペースを確保して、白飯を炊いて、ボッカしたビールで祝杯をあげました。
連れと相談して、明日は弥山へ登るのは止めて、このまま金引橋コースで下山して、洞川温泉観光と道の駅で買い物しようと相談がまとまりました。
700狼平避難小屋~730明星岳分岐~735頂仙岳~820金引橋分岐~930林道出合~1000熊渡
金引橋コースは最近は看板も設けられ、最初の激下りをこなせば、尾根歩きの比較的歩き安くなります。
おかげで3時間で車に到着。一路、温泉と食事を求めて洞川温泉に向かいました。

洞川温泉は寒いくらいで、湯豆腐定食が胃にしみました。
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