2017'10.31 (Tue)
憧れの紅葉狩り
ずう~っと憧れていた紅葉狩りへ行ってきました。
黒部・下の廊下です。
一日目:1040欅平~1140水平歩道始点~トンネル~1335大太鼓~1420砂防堤内トンネル~1600阿曽原温泉
夜行バスは予定通り富山に到着したのですが、その後の乗り換えで乗車列車を間違える失態をしでかして、予定より遅れて出発となりました。
阿曽原のテント場でテントを張れるスペースがあるか心配です。
観光客でごった返す欅平駅周辺を突っ走って急登をせっせと登ると水平歩道始点に到着です。

ついに...

憧れの地に到着です。
時折しも、

秋と冬が同居する季節です。紅葉の山の後ろの高山はすでに冠雪しています。

この水平歩道は黒部ダム建設の際、資材を人力で運搬した道です。

砂防堤の中のトンネルを通ったり、先人の努力の後をたどって行きます。
絶望的にテントスペースの無い阿曽原温泉が見えた所から、いきなりの下りになりダメージを受けながら阿曽原温泉に到着です。16時だったので、スタートが遅かった割には頑張りました。
でも、テント場は満杯で悩んでいると親切な方々がテントを寄せてスペースを開けてくれました。
堺の人と神戸出身の人、ありがとう!!
二日目:510阿曽原温泉~625関電人見平宿舎~730S字峡~830十字峡~1035黒部別山谷~1255内蔵助谷出合~1350黒部ダム下~1415黒部ダムトロリーバス駅
今日のコースはすれ違いが命がけになるので、できるだけすれ違いを少なくするために暗いうちにヘッドライトを点灯して行動を開始します。

相当な山奥に突然立派な関電宿舎が現れて驚きます。

この建物の中を通過して行きます。地熱を感じる箇所もありました。

つり橋を渡って急登を上り、旧日電歩道に入ります。途中にある関電施設は秘密基地のようです。

S 字峡が見え始め、下の廊下のハイライトです。

十字峡
かかっているつり橋から撮るといいのですが、怖くて撮影できませんでした。

白竜峡
景観のハイライトは危険度もMax。すれ違いの際は退避場所を探して、そこに立ち止まらないと行き違えません。
何せ谷側に落ちると死にます。

雪渓を梯子で上り降りして、大岩を梯子で巻く、黒部別山谷が核心部です。
行き違いの度に声を掛け合うのですが、何故か聞き覚えのある声が...
大阪の知人でした(笑) 山屋の生息地域の被ることに笑いました。

まさに山燃ゆの風景が続きます。

内蔵助谷出合の少し前から人に会わなくなり不安になり、ヘロヘロになり始めたところで、

黒部ダムを見上げました。これを上るのかと軽く絶望できます。

ふと左を見ると、トロリーバス乗り場への扉がありました。
膝から崩れ落ちるほど感動できます!
この後、バスとJRの乗り継ぎで松本に移動して、日本酒で宿泊して馬刺しを堪能しました。
ただし、興奮して帰りの夜行バスで眠れませんでした。
黒部・下の廊下です。
一日目:1040欅平~1140水平歩道始点~トンネル~1335大太鼓~1420砂防堤内トンネル~1600阿曽原温泉
夜行バスは予定通り富山に到着したのですが、その後の乗り換えで乗車列車を間違える失態をしでかして、予定より遅れて出発となりました。
阿曽原のテント場でテントを張れるスペースがあるか心配です。
観光客でごった返す欅平駅周辺を突っ走って急登をせっせと登ると水平歩道始点に到着です。

ついに...

憧れの地に到着です。
時折しも、

秋と冬が同居する季節です。紅葉の山の後ろの高山はすでに冠雪しています。

この水平歩道は黒部ダム建設の際、資材を人力で運搬した道です。

砂防堤の中のトンネルを通ったり、先人の努力の後をたどって行きます。
絶望的にテントスペースの無い阿曽原温泉が見えた所から、いきなりの下りになりダメージを受けながら阿曽原温泉に到着です。16時だったので、スタートが遅かった割には頑張りました。
でも、テント場は満杯で悩んでいると親切な方々がテントを寄せてスペースを開けてくれました。
堺の人と神戸出身の人、ありがとう!!
二日目:510阿曽原温泉~625関電人見平宿舎~730S字峡~830十字峡~1035黒部別山谷~1255内蔵助谷出合~1350黒部ダム下~1415黒部ダムトロリーバス駅
今日のコースはすれ違いが命がけになるので、できるだけすれ違いを少なくするために暗いうちにヘッドライトを点灯して行動を開始します。

相当な山奥に突然立派な関電宿舎が現れて驚きます。

この建物の中を通過して行きます。地熱を感じる箇所もありました。

つり橋を渡って急登を上り、旧日電歩道に入ります。途中にある関電施設は秘密基地のようです。

S 字峡が見え始め、下の廊下のハイライトです。

十字峡
かかっているつり橋から撮るといいのですが、怖くて撮影できませんでした。

白竜峡
景観のハイライトは危険度もMax。すれ違いの際は退避場所を探して、そこに立ち止まらないと行き違えません。
何せ谷側に落ちると死にます。

雪渓を梯子で上り降りして、大岩を梯子で巻く、黒部別山谷が核心部です。
行き違いの度に声を掛け合うのですが、何故か聞き覚えのある声が...
大阪の知人でした(笑) 山屋の生息地域の被ることに笑いました。

まさに山燃ゆの風景が続きます。

内蔵助谷出合の少し前から人に会わなくなり不安になり、ヘロヘロになり始めたところで、

黒部ダムを見上げました。これを上るのかと軽く絶望できます。

ふと左を見ると、トロリーバス乗り場への扉がありました。
膝から崩れ落ちるほど感動できます!
この後、バスとJRの乗り継ぎで松本に移動して、日本酒で宿泊して馬刺しを堪能しました。
ただし、興奮して帰りの夜行バスで眠れませんでした。
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2017'10.13 (Fri)
平日のバカンス
御嶽山の五の池小屋が素晴らしいらしいと、聞き及んでの山行でした。
一日目:700濁河温泉~仙人滝~735七合目~740ジョーズ岩~815蛙岩~830のぞき岩~905お助け水~1020飛騨頂上~1030五の池小屋1120~1145摩利支天乗越~1205摩利支天頂上~摩利支天乗越~1250サイノ河原~1315二の池~サイノ河原~1410三の池~1440四の池~1515継子岳二峰~1525継子岳~1550五の池小屋
御嶽山は4回目ですが、飛騨頂上へは初めてです。前々から、五の池小屋が快適で、お池巡りが素晴らしいと聞いてので期待していました。
濁河温泉の登山口で計画書を提出して出発です。
紅葉の樹林帯をひたすら登る登山道です。途中に

ジョーズ岩やら

蛙岩やら

のぞき岩を経て、森林限界を越えると

御嶽山らしい風景に会えます。

飛騨頂上は標高2811mで、すぐ五の池小屋です。
この五の池小屋はカフェも経営していて、薪ストーブで焼いたピザやケーキを食べることができます。

胡桃のチョコレートケーキを食べました。
小屋は先日の連休には100人超えの宿泊客だったそうですが、本日はたったの7人なので「お部屋はご自由に」状態でした。

まずは摩利支天山を目指して、岩場を登って行きます。

噴火した剣ヶ峰方向を臨むとこんな感じです。

摩利支天乗越に戻って、サイノ河原へ向かい、立ち入り禁止区域ギリギリ手前の二の池を目指します。

ここからは立ち入り禁止です。
サイノ河原を戻って、三の池へ下りて行きます。

別天地です。

四の池では川が流れていて

まさかの渡渉

けっこうな岩場を上ると、継子岳二峰に到着です。

継子岳本峰への道はなだらかなコマクサの群生地です。花の時期はお花畑でしょう。

2000あたりから3000弱の標高を行ったり来たりしたことになります。空気は薄いし、風が強過ぎて、呼吸がしにくいです。

上がってきたガスも強風でたちまち飛びます。

強風の中、無事に小屋に帰還しました。
二日目:700五の池小屋~745お助け水~840のぞき岩~915仙人の滝~930濁河温泉
雨の中の下山になりましたが、コースタイムで下山できました。
ただし、このあとがちょ~トラブルでえらいことでした。
山は最高だっただけに残念でした。
一日目:700濁河温泉~仙人滝~735七合目~740ジョーズ岩~815蛙岩~830のぞき岩~905お助け水~1020飛騨頂上~1030五の池小屋1120~1145摩利支天乗越~1205摩利支天頂上~摩利支天乗越~1250サイノ河原~1315二の池~サイノ河原~1410三の池~1440四の池~1515継子岳二峰~1525継子岳~1550五の池小屋
御嶽山は4回目ですが、飛騨頂上へは初めてです。前々から、五の池小屋が快適で、お池巡りが素晴らしいと聞いてので期待していました。
濁河温泉の登山口で計画書を提出して出発です。
紅葉の樹林帯をひたすら登る登山道です。途中に

ジョーズ岩やら

蛙岩やら

のぞき岩を経て、森林限界を越えると

御嶽山らしい風景に会えます。

飛騨頂上は標高2811mで、すぐ五の池小屋です。
この五の池小屋はカフェも経営していて、薪ストーブで焼いたピザやケーキを食べることができます。

胡桃のチョコレートケーキを食べました。
小屋は先日の連休には100人超えの宿泊客だったそうですが、本日はたったの7人なので「お部屋はご自由に」状態でした。

まずは摩利支天山を目指して、岩場を登って行きます。

噴火した剣ヶ峰方向を臨むとこんな感じです。

摩利支天乗越に戻って、サイノ河原へ向かい、立ち入り禁止区域ギリギリ手前の二の池を目指します。

ここからは立ち入り禁止です。
サイノ河原を戻って、三の池へ下りて行きます。

別天地です。

四の池では川が流れていて

まさかの渡渉

けっこうな岩場を上ると、継子岳二峰に到着です。

継子岳本峰への道はなだらかなコマクサの群生地です。花の時期はお花畑でしょう。

2000あたりから3000弱の標高を行ったり来たりしたことになります。空気は薄いし、風が強過ぎて、呼吸がしにくいです。

上がってきたガスも強風でたちまち飛びます。

強風の中、無事に小屋に帰還しました。
二日目:700五の池小屋~745お助け水~840のぞき岩~915仙人の滝~930濁河温泉
雨の中の下山になりましたが、コースタイムで下山できました。
ただし、このあとがちょ~トラブルでえらいことでした。
山は最高だっただけに残念でした。
2017'10.06 (Fri)
鉄板だけど、泣いちゃうよ

僕のワンダフル・ライフ
ある犬が何度も生まれ変わって主人と決めた飼い主と再会するお話です。
二回目の生で出会った少年と五回目の生で再会して、人生に挫折していたご主人を幸せにしちゃいます。
ラストはわかってるんですが、もうワンちゃんが死んじゃう度にウルウルきて、最後によかったねと言えます。
雑種→レトリーバー→ジャーマン・シェパード→ウェルッシュ・コーギー→雑種と転生してくれますが、いずれも子犬の時が映るので、これでハートを鷲掴みにされます。
これで、ご主人と再会する場面に、ご主人が生まれ変わりに気づくオチがきたらウルウルせずにはおれません。
特に見たい映画でも、おすすめする映画でもありませんが、心を癒したい人はどうぞ。
kinkachoはただ券で見たので、ちょっとした癒しでした。
2017'10.01 (Sun)
挟まったり、ずり落ちたり
雪彦地蔵東稜に続き、御在所前尾根へ行ってきました。
700裏道登山口~藤内小屋~800藤内壁出合~815前尾根取付~P7~950チムニー1100~P6~P5~40mガリー~1300P4~1325P3の取付~1455櫓のコル~1500下降路~裏道登山道~1630藤内小屋~1700裏道登山口
前夜泊の駐車場から裏道登山道に入り、藤内小屋を経て、藤内壁出合に到着。
ここからはクライマーのテリトリーです。

藤内沢を詰めて、テスト石を回り込むと前尾根の取付にたどり着きます。
朝一からクラックで登はん開始です。
乾いた岩場で比較的安全なクライミングが出来ると言うことで、前尾根も中尾根も人でこみ合ってます。

こみ合ってるのに4級のチムニーを登るのに苦労して、後続を待たせてる渋滞をつくってしまいました。

この高度感をお伝えしたいです。
こんな風景を見下ろしながら、P5へは歩いて行けます。
P4への登りは3級の40mのガリーを登ります。ここはkinkachoがリードしました。落ちるのが怖いので、カムと残置ハーケンでランニング取りまくりです。

このガリーを乗り越えて振り返ると、こんな奇岩が鎮座していました。
P4からP3への取付にはまた歩きです。
ここで、どスラブを登るか?クラックを登るか?の選択を迫られて、

どっちも回避しますと回り込んで

3級ルートでP3に登り、櫓のコルに到達しました。

カッコいい櫓を登るには時間が足りず、

ゲッとなるような下降路で下山することになりました。
まるでスローロリスのような動きでじわじわと高度を下げて、藤内小屋へもどりました。
事故以来、やっぱり下降路はトラウマです。
とにかく無事に車まで戻り、温泉に入り、豚カツ屋でお代わりしまくってほぼ無言で食べきりました。
700裏道登山口~藤内小屋~800藤内壁出合~815前尾根取付~P7~950チムニー1100~P6~P5~40mガリー~1300P4~1325P3の取付~1455櫓のコル~1500下降路~裏道登山道~1630藤内小屋~1700裏道登山口
前夜泊の駐車場から裏道登山道に入り、藤内小屋を経て、藤内壁出合に到着。

ここからはクライマーのテリトリーです。

藤内沢を詰めて、テスト石を回り込むと前尾根の取付にたどり着きます。
朝一からクラックで登はん開始です。
乾いた岩場で比較的安全なクライミングが出来ると言うことで、前尾根も中尾根も人でこみ合ってます。

こみ合ってるのに4級のチムニーを登るのに苦労して、後続を待たせてる渋滞をつくってしまいました。

この高度感をお伝えしたいです。
こんな風景を見下ろしながら、P5へは歩いて行けます。
P4への登りは3級の40mのガリーを登ります。ここはkinkachoがリードしました。落ちるのが怖いので、カムと残置ハーケンでランニング取りまくりです。

このガリーを乗り越えて振り返ると、こんな奇岩が鎮座していました。
P4からP3への取付にはまた歩きです。
ここで、どスラブを登るか?クラックを登るか?の選択を迫られて、

どっちも回避しますと回り込んで

3級ルートでP3に登り、櫓のコルに到達しました。

カッコいい櫓を登るには時間が足りず、

ゲッとなるような下降路で下山することになりました。
まるでスローロリスのような動きでじわじわと高度を下げて、藤内小屋へもどりました。
事故以来、やっぱり下降路はトラウマです。
とにかく無事に車まで戻り、温泉に入り、豚カツ屋でお代わりしまくってほぼ無言で食べきりました。
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