2018'06.24 (Sun)
行列に驚いたけど

プラド美術館展
東京から神戸に無事巡回してきました。
最寄りの阪神岩屋駅がなんだかザワザワ込み合ってます。

ミックスフライ定食
お店も込み合っていて、予定していた洋食屋さんはあまりの行列に撤退しました。

さて、会場の美術館前には道路のスロープを埋め尽くすような行列が...
そんなに人気なのか?!
平日に休みを取って出直しか?!
と戦々恐々としながら、行列に近づくと、同じ美術館の別棟で開催中のジブリ展の行列でした。
なんと、入場に90分待ち、ねこバス乗車に60分待ちの表示がありました。
とりあえずはプラド美術館展目当ての客ではないので一安心です。

安藤忠雄デザインの美術館の内部は現代風で素っ気ないほどです。
今回の展覧会の作品は72点。
ベラスケスはじめ、宮廷を飾った大物がほどよく展覧されてました。
ハプスブルグ家の方々の肖像画は何代目の当主?誰の子供?と盛り上がり、宗教画は「聖☆おにいさん」15巻が出たところなので、「聖霊降臨」で大ウケしてしまいました。

「世界一のイケメン救世主」と密かに憧れているベラスケスの磔刑のイエス・キリストは来てないのね...来るなら東京だけでも行く!と盛り上がりながら帰途につきました。

お約束の撮影コーナーはいつになく地味でした。
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2018'06.17 (Sun)
単独行デビュー
「登山口までレンタカーに同乗しませんか?」とお誘いいただき、単独行にデビューしてきました。
場所は飯豊連峰。
成功なのか失敗なのか微妙なところです。
反省点は山ほどありますが、何よりも東北の山の残雪を甘く見てました。
一日目:1000弥平四郎登山口~新長坂ルートに取り付けず~1100上ノ越コース~1225上ノ越~1355疣岩分岐~1410疣岩山~1500三国小屋
レンタカーなので、公共交通では歩かなければならない林道を歩かずに済みました。

本来は新長坂ルートを上りたかったのですが、渡渉点から取付を見つけられず、上ノ越ルートに取り付きました。
このコースには水場がないので避けたかったのですが、水を2リットル強持参していたのでこのコースでも大丈夫としました。
(後々甘かったことが判明しますが)
ガイドブックでは比較的楽なコースとありましたが、けっこうな斜度の登りが続き、青息吐息でした。

(これは下山時に撮った写真 上りでは下りとなっていてスッパリ谷が見えて怖かった)
途中に残雪のトラバースが思いかけず有ったりで、けっこうヒヤヒヤものでした。
アイゼンを持ってて良かった。

15時と微妙な時間に三国小屋に到着。
計画では切合小屋まで行くことになってましたが、悩みつつもここで泊まりました。
二日目:500三国小屋~530駒返しのはしご~600七森~岩稜~700切合種蒔山分れ~710切合小屋~755草履塚~810姥権現~835御前坂~910本山小屋~930飯豊本山~950切合小屋~1115草履塚~1400三国小屋
雨の予報でしたが、降ってるか降ってないか判らないほどの降りでした。

ただし、ガスで展望無し。

ヒメサユリ

クロユリ

チングルマ
お花の数々に癒されながら、歩いていましたが、度肝を抜かれるような雪渓に遭遇です。

切合小屋でホッとしたのも束の間、本山小屋手前でゲッとなるような雪渓に遭遇し、黙々と上りました。

(幸い頂上に人がいて証拠写真を撮ってもらえました)
本山小屋を経て、ガスガスの飯豊本山に到着。
何も見えずにその先に行くことは中止して、下山となりました。
途中の水場を当てにしていたのですが、水場は雪の下...

地図の注意書きの通り、雪渓で下山道をロストし、減りゆく水の量にビビりながら、三国小屋にどうにかこうにか帰り着きました。

(避難小屋で一人で散らかしまくってみた)
水は途中の雪渓で雪をかき集めて、融雪水を作るという雪山の知識でなんとかしました。
三日目:500三国小屋~550疣岩山~700上ノ越~830登山口
下山口の集落がマラソン大会で通行止めになるので、規制前に下山するために飲ます食わずで下山しました。

飯豊連峰は熊が多いのに熊鈴を忘れて、対策として独り言連発、罵詈雑言で賑々しくしてました。
登山口に迎えに来てくれた山友が「三人ぐらいで下りてるのかと思った」というほどうるさかったらしいです...

山の出で湯で人間に復帰して、新潟で食い倒れ飲んだくれて帰阪しました。
教訓
・東北の山はなめてはいけません。鳥海山でわかってたのにね...
・備えあれば憂いない。12本爪アイゼンとピッケルはこの時期も必要。
・水場の状況に要注意。
・山小屋から情報をもらっても、三割増しでききましょう。
場所は飯豊連峰。
成功なのか失敗なのか微妙なところです。
反省点は山ほどありますが、何よりも東北の山の残雪を甘く見てました。
一日目:1000弥平四郎登山口~新長坂ルートに取り付けず~1100上ノ越コース~1225上ノ越~1355疣岩分岐~1410疣岩山~1500三国小屋
レンタカーなので、公共交通では歩かなければならない林道を歩かずに済みました。

本来は新長坂ルートを上りたかったのですが、渡渉点から取付を見つけられず、上ノ越ルートに取り付きました。
このコースには水場がないので避けたかったのですが、水を2リットル強持参していたのでこのコースでも大丈夫としました。
(後々甘かったことが判明しますが)
ガイドブックでは比較的楽なコースとありましたが、けっこうな斜度の登りが続き、青息吐息でした。

(これは下山時に撮った写真 上りでは下りとなっていてスッパリ谷が見えて怖かった)
途中に残雪のトラバースが思いかけず有ったりで、けっこうヒヤヒヤものでした。
アイゼンを持ってて良かった。

15時と微妙な時間に三国小屋に到着。
計画では切合小屋まで行くことになってましたが、悩みつつもここで泊まりました。
二日目:500三国小屋~530駒返しのはしご~600七森~岩稜~700切合種蒔山分れ~710切合小屋~755草履塚~810姥権現~835御前坂~910本山小屋~930飯豊本山~950切合小屋~1115草履塚~1400三国小屋
雨の予報でしたが、降ってるか降ってないか判らないほどの降りでした。

ただし、ガスで展望無し。

ヒメサユリ

クロユリ

チングルマ
お花の数々に癒されながら、歩いていましたが、度肝を抜かれるような雪渓に遭遇です。

切合小屋でホッとしたのも束の間、本山小屋手前でゲッとなるような雪渓に遭遇し、黙々と上りました。

(幸い頂上に人がいて証拠写真を撮ってもらえました)
本山小屋を経て、ガスガスの飯豊本山に到着。
何も見えずにその先に行くことは中止して、下山となりました。
途中の水場を当てにしていたのですが、水場は雪の下...

地図の注意書きの通り、雪渓で下山道をロストし、減りゆく水の量にビビりながら、三国小屋にどうにかこうにか帰り着きました。

(避難小屋で一人で散らかしまくってみた)
水は途中の雪渓で雪をかき集めて、融雪水を作るという雪山の知識でなんとかしました。
三日目:500三国小屋~550疣岩山~700上ノ越~830登山口
下山口の集落がマラソン大会で通行止めになるので、規制前に下山するために飲ます食わずで下山しました。

飯豊連峰は熊が多いのに熊鈴を忘れて、対策として独り言連発、罵詈雑言で賑々しくしてました。
登山口に迎えに来てくれた山友が「三人ぐらいで下りてるのかと思った」というほどうるさかったらしいです...

山の出で湯で人間に復帰して、新潟で食い倒れ飲んだくれて帰阪しました。
教訓
・東北の山はなめてはいけません。鳥海山でわかってたのにね...
・備えあれば憂いない。12本爪アイゼンとピッケルはこの時期も必要。
・水場の状況に要注意。
・山小屋から情報をもらっても、三割増しでききましょう。
2018'06.10 (Sun)
大阪→投入堂→岡山→大阪
岡山在住のラン友と三朝温泉で待ち合わせ~
高速バスで三朝温泉へGo !

日本一危険な国宝、三徳山三仏寺の投入堂を参詣してきました。
三朝温泉からラン友の車で三仏寺へ移動です。

石段をガンガン上って

本堂の右側が参詣登山受付です。
輪袈裟を掛けて登山開始です。

木の根を掴んだり、鎖場を越えるアスレチックな登山道を行くと絶壁にお堂があります。

高度感をお伝えしたいです。

岩の尾根を乗り越えて回り込むと目の前に投入堂がそびえています。
このお堂には入れないので、写真撮影をして折り返します。
参詣を終えて、三朝温泉で立ち寄り入浴して、岡山へ移動。
焼鳥で飲んだくれて、ラン友宅に宿泊しました。
翌日は岡山駅まで送って、リリースしてもらいました。
バスと路面電車を使って岡山観光です。

岡山城

後楽園

後楽園と言えばタンチョウ!

林原美術館
侍にこだわったコレクションがマニアックで楽しい。
三ヶ所共通券があって、お得に観光できました。
昼過ぎに高速バスで帰阪しました。
ちょっとした観光旅行でした。
高速バスで三朝温泉へGo !

日本一危険な国宝、三徳山三仏寺の投入堂を参詣してきました。
三朝温泉からラン友の車で三仏寺へ移動です。

石段をガンガン上って

本堂の右側が参詣登山受付です。
輪袈裟を掛けて登山開始です。

木の根を掴んだり、鎖場を越えるアスレチックな登山道を行くと絶壁にお堂があります。

高度感をお伝えしたいです。

岩の尾根を乗り越えて回り込むと目の前に投入堂がそびえています。
このお堂には入れないので、写真撮影をして折り返します。
参詣を終えて、三朝温泉で立ち寄り入浴して、岡山へ移動。
焼鳥で飲んだくれて、ラン友宅に宿泊しました。
翌日は岡山駅まで送って、リリースしてもらいました。
バスと路面電車を使って岡山観光です。

岡山城

後楽園

後楽園と言えばタンチョウ!

林原美術館
侍にこだわったコレクションがマニアックで楽しい。
三ヶ所共通券があって、お得に観光できました。
昼過ぎに高速バスで帰阪しました。
ちょっとした観光旅行でした。
2018'06.02 (Sat)
フェチかと思ったらヤンデレでした

ファントムスレッド
ダニエル・デイ・ルイスの引退作品となります。
1950年代のロンドンが舞台です。
オートクチュールのクチェリエであるレイノルズはウェイトレスのアルマと出会い、彼女をインスピレーションの源泉として迎える。しかし、整然とした彼の生活は彼女に乱され始め、彼女との関係にも波紋が立ち始める...
念頭に置いておかなければいけないのは、1950年代でロンドンが舞台であること。
オートクチュールと聞いて、あの華やかなステージショーを連想してはいけません。
どちらかといえば、テーラーを想像してください。顧客がハウスを訪れて、注文をして、仮縫いをして、ドレスが出来上がる。コレクションの発表もハウスに顧客を集めて、その間をモデルが歩いてコレクションを見せる。
レイノルズもデザイナーでもあるけれど職人の色合いも強いです。
kinkachoは布地から洋服が出来上がる過程がとても好きなのです。
布地をえらんで、デザインを選んで、採寸して、裁断して、仮縫いして、補正して、仕立てる。
裏地、芯地、ボタンも自分で選ぶ。
母が洋裁をしていたもので、ずっとこの過程を見ていたし、kinkachoの若い頃のスーツやコートはこの過程を経たものばかりでした。
だから、とてもこの映画に期待していたのですが、その過程も描かれるのですが、映画のオチがまさかのヤンデレでぶっ飛びました!
フェチまでは想定内だったけど、
まさかのヤンデレとは!!しかも、下剋上!!
でも、男女だとあまり萌えない...残念...
デイ・ルイス、すっかり初老でした。
いや、渋くて素敵なのですが、あの全編走りまくってたラスト・モヒカンとか、野蛮でゾクゾクしたギャング・オブ・ニューヨークとかを思い出して、時の流れを感じました。
デイ・ルイスは萌えツボだったのですが、アルマ役のビッキー・クリープスが全然インスピレーションを刺激するようには見えなかったです。ウェイトレスの時は野暮ったくてもいいですが、レイノルズの元に来てからも洗練されないし、きれいにもならない。コケティッシュなわけでもないし、どこに魅力的があるのか分かりませんでした。
何よりも、ヤンデレなラストに至る狂気とか、毒とかを、彼女から感じなかったのが萌えなかった原因かと思います。
この記事に使った画像はけっこう萌えるけど、別バージョンは萌えないことが端的にそれを表していると思います。
今、実家を片付けようとしているのですが、上記過程で作られた洋服が捨てられなくて、難航しております。
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