2019'09.15 (Sun)
蔵開きの季節
日本酒の蔵開きの季節のようです。
ようですと言うのはあまり日本酒には詳しくないので。
本日は奈良の蔵元に出かけました。
朝10時からなので、とりあえず町屋カフェでモーニング
春鹿という蔵元です。
凄い人出で、販売と有料の試飲コーナーは黒山の人だかりで待ち時間が長くなりそう...元々日本酒は沢山飲めないし、蔵開きの振舞い酒がほぼ飲み放題だったので、薫製の盛合せの一皿を肴に振舞い酒でほぼ酔っぱらいになりました。
う~ん、これなら普段の有料試飲コーナーの方が落ち着いて味見ができそうと思いながら、奈良町の観光に移動しました。
草木染めの萱やら、奈良特産の靴下の店を冷やかしているうちに、お昼時になりました。
ランチのお店を探すのですが、何故だか価格設定がかなり強気...
観光客が居着かないと奈良市はかなり嘆いていますが、ここらへんの商売下手が災いしていると思います。
間口が狭くて、客の捌きが下手くそ、したがって回転が悪い、利益が上がらない...客のニーズに合わない価格設定...もうちょっと商売を勉強しようか???
こちらの居酒屋もお猪口一杯100円で日本酒が試せるシステムはいいのですが、フロア面積に対して席が少ない上に、テーブル席に一人客を座らせるなど、待ち行列を考えない商売の仕方...
肴の味付けは悪くないし、低価格で多種類の日本酒を試せるシステムは面白いので、もうちょっと客の回転を上げましょうね。
この残念感がいまひとつ観光都市になりきれない奈良の欠点ですね。
2019'09.15 (Sun)
監督の乱心は続く
SHADOW 影武者
チャン・イーモウ監督の作品の中国歴史ドラマは見ないという選択はありません。
でも、イーモウ監督は最早「麒麟も老いては駄馬にも劣る」ってやつではないかと不安が先立ちます。
今回もストーリーは全く腑に落ちませんでした。(ここのところこんなのばかり...)
設定は戦国時代とか言ってますが、明らかに三国志の刑州争奪戦がモチーフでした。ここらへんも全くのフィクションですとしてくれた方がすっきりしたのにね。
王と都督の騙し合いに巻き込まれた影武者が気の毒とか思ってたら、ラストのそして誰もいなくなった的な殺し合いの結末に影武者へのシンパシーも吹っ飛ぶし、都督夫人の恋心も疑わしいし、誰を信じていいのかわからなくなりました。
むしろ誰がどう企んだのかを暴くミステリーと思って見たら面白いかも???
映像はきれいとは言えるけど、あまりに意図が見えすぎてあざとい感じになってるし、この作品、いいところがない...
イーモウ監督、北京五輪に絡んでから監督としての面白さや醍醐味が無くなってしまいましたね。
中国映画はもはや大御所の作品ではなく、やらかした感のある若手の方が面白いよね。
2019'09.13 (Fri)
弾丸、三國志展!!
富山から帰って中一日で東京にいる不思議???
JALの機内誌という超マイナーな懸賞でチケットを当ててしまいました...
この展覧会は九州会場で行こうねと話し合っていた芝居友達を巻き込んで、現地0泊夜行バスで上京しました...これでまた新国立博物館見学&大宰府観光が遠のいた...
この展覧会、恐ろしいことに写真撮影可なんですね!!びっくりしました。
曹操の墓の展示が何よりも楽しみだったのですが、墓誌があった訳ではなかったのですね。少々残念でした。
むしろ常設展に大興奮!!
東京の人はこれが常設展で見れるのが羨ましい。
この後、靖国神社、千鳥が淵、国立近代美術館と巡り、
半蔵門の銭湯に友達を置き去りにして、皇居ランをしました。
今回、朝、昼、晩とお店で三食食べました。
焼き鳥重、江戸前天ぷらも食べたのですが、ダントツに美味しかったのは上野駅構内のたいめいけんのモーニングセットでした。
2019'09.08 (Sun)
ミッション終了
夏の最大ミッションである早月尾根へ行ってきました。
一日目:650馬場島~800展望台~1240三角点~1415早月小屋
この石碑をこの目で確認しました。
登山道はとにかくひたすら上り...しかも容赦のない激上り...晴天のせいで汗で水分を絞り取られても水場もない上り...
早月小屋に着いた時は心底安心しました。
早々にテントを張るとにわか雨が襲来。ギリギリで濡れるのを免れました。
2㍑1000円の水を買いましたが、貧乏性には顔は洗えません。
二日目:610早月小屋~755三角点~1010山頂~1310早月小屋
もう一泊早月小屋前で泊まるので、やや遅めのスタートとしました。
とにかく上りしかありません。ピーカンで暑さに体力を削られます。
鎖場が登場しますが、岩場としては優しいレベルだと思います。日帰り装備なので、普通にクリア。
体力を削られ過ぎて、山頂を視認した時は心からホッとしました。
頂上で360度のアルプス展望を楽しんでいるとヘリの音がしました。
雪渓をなめるように上がって来るので、捜索???と緊張しました。しかし、ヘリの乗務員が満面の笑顔で手を振ってくるので、思わず手を振り返してしまいました。訓練の帰りかな??? 通常、飛行中のヘリに手を振ってはいけません。要救助者に間違われます。
小一時間ほど山頂に滞在して、下山しました。
「夏山向かない~」とぼやきながらの下山は暑さでヘロヘロ。
小屋で即行ビールといきたかったのですが、とにかくカラカラでとりあえずコーラで給水してからのビールとなりました。
三日目:530早月小屋~920展望台~1000馬場島
夜が開けた頃に下山を開始しました。
日の出の時刻は秋へと向かっています。
前夜にもう一本水を買いましたが、これほど行動中の水にヒヤヒヤした山行も珍しいです。
下山時は激上りが激下りとなり、早月尾根が要求する体力を改めて思い知らされました。
この早月尾根を日帰りピストンが流行りで大勢の日帰り登山者を見ましたが、凄いですね。でも、一番の猛者は早月尾根~劔岳~劔沢でテントは張って明日チンネを登はんしますと爽やかに言い放った女子二人組だと思います。
kinkachoのパーティーは馬場島山荘の入浴がシャワーのみだったのに耐えられず、みのわ温泉まで車で移動して、獣から人間にもどりました。
次は源次郎尾根だ!!
2019'09.01 (Sun)
ものすごくつまらなかったよ
ワンス アポンナ タイム イン ハリウッド
kinkachoはタランティーノ作品を気に入ったことがないので、悪い予感はしてましたよ、はい。でも、途中で帰りたくなるほどとは思ってもみなかったよ!!
そのkinkachoを踏み留めたのは主演の二人ですね。
画面に映るだけで惹き付けられるブラピの美貌と、レオ様の案外真剣な演技力が何とかエンドクレジットまで我慢させてくれました。
だからさあ~何がしたかったのよ、タランティーノ???
シャロン・テート事件を茶化したかったの? それであのオチ??
納得いかんわ~ 事件が凄惨だっただけに全く納得いかんわ~
事件を正面から描いている訳でもないし、完全に背景という訳でもないし、もの凄く中途半端な扱いで、この映画の唯一の見所の主演の二人の演技を最後にちゃぶ台返ししてしまうようなオチってどうよ?
映画館で見る価値はないので、動画になってから見たい人はどうぞ。