2019'12.20 (Fri)
仕方ないねの出来
スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け
シリーズものの宿命で第一作目の目から鱗の衝撃はないですね。
前評判も盛り上がりも今一つなので、最後を見届けるを目的に、公開初日に行きました。客席もエピソード4で盛り上がった年代がほとんどでした。
ネタバレです。
最後の三部作としての立てたフラグを折りまくったというか、回収してるけど回収の仕方がひどい。
恋愛フラグ折れまくり
・フィンとローズの恋愛フラグ
・三作目にして立ったポーの恋愛フラグ
・レイとレンのフォース繋がり大半の微かな恋愛フラグ
C3-POのメモリの初期のエピソードは泣きどころなのですがね。
パルパティーンの居所を知るためにC3-POのメモリが初期化されますが、R2-D2のバックアップであっさり回復し、居所自体が拾ったドロイドでたちまち解決って...今回のC3-POのエピソード自体が不要じゃん!
チューイが捕まった輸送船を破壊しちゃったと思ったら、別の輸送船でしたって...コントのオチより酷くね?
いろいろ伏線は張るんだけど回収早すぎ!!
そんな欠点を凌駕してしまうのが、レイアの死です。
彼女の死の場面で「オルデランのお姫様」という呼びかけがあるのですが、ここでkinkachoはグッときてしまったんですよね。
ここのところ、レジスタンスの将軍と呼ばれてたり、ベーダーの娘という認識だったのですが、この言葉で「そうなんだよ、この人お姫様なんだよ!」と思い出して、双子の兄も旦那もトンズラしてたのに、このお姫様はずっと戦ってたんだよ!と再認識しました。
最強の戦士はお姫様だった!!
本当にお疲れ様でした。安らかに眠ってください。
そして、ラストシーンでレイが「レイ・スカイウォーカー」と名乗ります。
前評判で、さんざんスカイウォーカー・サーガの終焉とか言ってましたが、志は続くんですよ、感動して下さい!という終わり方はあざとかったですね。
これで感動したり、萌えるほどお安くはないんですよ。
レイが健気な女の子だから、まあ感動のラストなんですが、むしろパルパティーンが「エンプレス・レイ・パルパティーン」と呼びかけ方に萌えました。
確かに、スカイウォーカー・サーガの終焉でしたが、スカイウォーカーの血筋をパルパティーンの血筋が凌駕しちゃったラストでした。
王朝の交代劇? 帝室の血筋はパルパティーンだからOKなのか???