2021'10.31 (Sun)
とりあえず反省会
今シーズン初のフルマラソンを走ってきました。
3月の名古屋ウイメンズマラソンから7ヶ月で、レースの組立が全く出来なかったので猛省してます。
5時間は切りましたがレース内容が酷すぎました。
16kmで失速。
今回の大会はクォーターの距離のコースを4周走るのですが、3周目でガタガタになってますね。
元々周回コースは飽きてしまうのですが、これが淀川河川敷なもので、景色が全く変わらないので飽きているのがよくわかります。
4周目に入るとマジで足が前に出なくなりました。
痛いのではなく、足が脱力した感じで力が入らなくなりました。
ここで心が折れて歩き始めました。終わりました。
痛いのは我慢できるけど、脱力の対処がわからない...
藁にもすがる気持ちで、給水の際にメダリストのクエン酸アミノ酸飲料を投入したら、20分ほどで復活してしました。恐るべしドーピング...さすが高いだけはあるぜ!!
最後は歩かずにフィニッシュできたから、足は回復してたと思います。
反省点
①心が折れた。
スタート前に雨が降ってました。これは嫌ですよね。
スタート前に1パック40g1000円のモルテンのゼリーを落とした。秘密兵器だったので凹みました。
②足の脱力。
原因不明。アミノ酸飲料を入れたら復活したから、エネルギー切れのシャリバテとは違うと思います。
この大会は給水のみなので、エナジーゼリー×3、ミニおにぎり×4、メダリストのクエン酸アミノ酸飲料の粉末×1を持って走っていて、使い切ったということはある程度補給出来ていたと思います。
↑と言ってますが、ラン友との話し合いでやはりシャリバテではないかとの結論になりました。
携行食料とスポドリのカロリーは800kcal程度。対する消費カロリーはアプリによると2559kcalですから圧倒的に足りてません。
他のランナーがそんなに給食してるとは思えないので、kinkachoの効率が悪いのか???
大会前の走り込みはちゃんとできてましたから、練習不足ではありません。
③周回は飽きる。
人がいるスタートゴール地点でこんなに殺風景。コース途中は草ボーボーで人もいない箇所もありました。
今回は知り合いが少なかったのも飽きた原因かと思います。
以上をとりあえず忘れないようにアップしておきます。
次は2月27日(日)の大阪マラソンがレースとして確定しています。
今回の大阪マラソンのお値段は驚きの25550円!!
あまりのお値段に支払いの手が震えました。さて、お値段に見合うレースはできるのか? とっても不安です。
2021'10.27 (Wed)
走って行きました
燃えよ剣
原作は擦りきれるほど読んで買い換えたほどの愛読書です。
それだけに、映像化にはいつもがっかりしているので、映画館へ行くのは凄く葛藤しました。ここのところ、FBやらブログで知り合いの方々か見に行った情報をアップされるもので、腹をくくって見てきました。
まじで、走って映画館まで行きました。5kmなのでジョギングにはちょうどよかった(笑)
で、結果は突っ込みどころは山ほどあれど、まあキレるほどではないですかね。
やっぱり岡田准一くんが男前だから堪えられた。(背は圧倒的に足りないけど(涙)) でもまあ、剣術より体術が得意そうなのはどうなのかとは思いましたが、オールバックの洋装は残ってる写真のイメージを損なわないところがいい!
鈴木亮平の近藤、伊藤英明の芹沢鴨もはまってましたね。
そして、山田涼介の沖田、透明感ある青年であり、鬼気迫る剣の使い手を矛盾なく演じて素晴らしかった。kinkacho世代は島田順司の沖田を知っていて、草刈正雄の沖田がリアルタイムだったのですよね。そのイメージを見事に上書きしてくれました。
映画としては、原作とか時代背景を把握してないと理解しにくいと思います。
kinkachoは原作を読み込んでいて、佐幕派なのでと言い切っちゃう程度には幕末史は嗜んでいるので、あのセリフはでるか、ここはカットされたかとそっちでハラハラドキドキしてましたが、せめてパンフレットを読んでないとストーリーを追い切れないかなと思いました。
「焼酎を所望したい」と「雪は今から乱心いたします」のセリフがあったのに喜び、「タタミイワシ」と「お雪、来たのか」セリフがなかったのにがっかりする。それくらいには原作を読み込んでいるもので...
お雪さんに関しては、原作の前半のヒロイン佐絵が省略されたもので、後半のヒロインお雪さんにいろいろしわ寄せが来た感じでした。原作ではヒロインは多摩のバラガキである土方の憧れの江戸の女でないといけないのですが、それが弱かった。
そして、七里もここまで生き延びるか?!の設定変更です。
でもまあ、頑張ったとは思いますよ。
この映画を見て面白いと思った方は是非とも原作を読んで下さい。文庫本二巻なので、読みながら岡田くんで脳内再生してください。
2021'10.25 (Mon)
さらばクレイグボンド
ノー・タイム・トゥ・ダイ
ダニエル・クレイグのボンドは「スカイ・フォール」で終了と思っているkinkachoです。
それでも、「スペクター」とこれを見たのは、ひとえにダニエル・クレイグのブルーアイのためです。あの目は反則だわ...
今作で「ブルーアイ」はひとつのキーワードでした。
さて、ダニエル・クレイグのボンドの最終作となるこの映画、さすが禁じ手をやり続けたシリーズらしく禁じ手を惜しみ無く繰り出してきました。
今回の禁じ手はジェームズ・ボンドとしては絶対にダメな手なのですが、クレイグ・ボンドの最終だから許してあげようと受け入れるしかありません。
話の中盤で死亡フラグが立った瞬間、そのラストはないやろ~と思いながらも、それしかないかと納得もしました。
すごく複雑な気分でしたが...
とにかくこれにて、クレイグ・ボンドシリーズは終了。
次の007作品は『単品』で楽しめる大人の娯楽作を期待しております。
クレイグ・ボンドシリーズは嫌いではないのですよ。むしろ「スカイ・フォール」までは、既存の007へのアンチテーゼとして素晴らしい三部作だと評価してます。
反面「スカイ・フォール」あたりからテーマとして出始めた「家族」という世俗的要素はスパイには似合わないと思うのは、ベルリンの壁崩壊で驚いた世代だからでしょうか。
そして、ジェームズ・ボンドの階級は中佐だそうで、かのエーベルバッハ少佐より階級が上でした!!
2021'10.24 (Sun)
思ってたのと違う
最後の決闘裁判 エリック・ジェイガー
映画があまりに歴史心をそそったので、久しぶりに本を購入しました。(最近荷物が増えるので本の購入を控えてました。) 文庫本の値段が普通に1000円を超えてくるのでビックリです。
内容は「思ってたのと違う」です。
映画の原作としては正しいのですよ。間違いなくパリ高等法院が裁下した最後の決闘裁判の内容を年代記やら裁判記録やらから描き出しているのですが、期待していた時代背景やら社会的背景はアプローチされていませんでした。
決闘裁判とは何か、当時の結婚とは、持参金とは、騎士と従士の違いとは、世俗と教会の関係、封建制度とは、当時のフランス王国の状況(まさしく百年戦争の真っ只中で、しかもシャルル6世の発狂前)などをさらっとしかなぞってない...そのくらいkinkachoでも知ってるレベルしか描かれてません。
とっても欲求不満☹️
せめて、騎士と領主、領主と国王の関係を説明してくれないと、何故国王に直訴して、決闘裁判に至ったのかが映画程度しかわからない。
ちょっと図書館に行って社会学と西洋史学の概要書を借りてきます。
この時代のフランスって、まだ中央集権化が進んでなくて、ブルターニュ公やら、ブルゴーニュ公やら、ノルマンディー公やらがほぼ独立国家みたいなものなんですよね。
シャルル6世は幼くして即位したから、政治実権は叔父達が握ってたし、100年戦争の真っ只中で断続的に戦争やってるますからね。王権がとても弱い。なのに、領主の裁下を覆して王命で決闘裁判に持ち込めた。
中世と言うことで、教会勢力が世俗権力にがっつり食い込んでるし、下級聖職者(あれだけ女遊びしてても)のル・グリは聖職者特権で決闘裁判を回避出来たのに回避しなかった。
映画では決闘裁判に負けた場合、マルグリットも火刑になることを知らなかったことになってたましたが、現実に知らないことはないだろうに、ル・グリを告発したのは何故か。
いろいろ知りたいことは山積みです。
余談ながら、この決闘裁判の後、数年でシャルル6世は発狂して、王妃イザボー・ド・バビエールは売国妃と呼ばれるほどの悪名高い王妃になります。そして、それの裏がシェイクスピアの「ヘンリー5世」になるんですが、そこら辺でもクスリとできます。
2021'10.21 (Thu)
紅葉には早かった
大峰山へ参上!
600和佐又ヒュッテ跡~705日本岳~800小普賢岳~900大普賢岳~940水太覗~1040大普賢岳~1140笙の窟~1315和佐又ヒュッテ跡
和佐又ヒュッテが無くなったのは聞いてましたが、更地になっていたのはショックでした。
朝日窟、笙の窟と修験道の行場を辿ります。
上部の岩壁に朝日があたってキレイです。
大峰名物のハシゴが登場して、いよいよ楽しくなってきます。
スルーするつもりの小普賢岳へ登ってしまって、元来た道を戻らなかったら、案の定
急斜面の強行突破となりました。わかってたけどね~あかんやつだとは...
それでも大普賢岳頂上に無事到着。
見事な雲海
左から、稲村ヶ岳、大日山、山上ヶ岳
ちょっと下って大普賢岳を見上げる。
水太覗まで進んで、そこで折り返しました。巻き道で戻ろうとしたら、踏み跡を見つけ損ねて、またまた強行突破...素直に大普賢岳を上り返せばよかったです。
アサギマダラチョウ
笙の窟からは谷筋のトラバース道に下って、スタート地点に戻りました。
下山後は山鳩の湯で温泉に浸かり、大峰を満喫して帰りました。
2021'10.15 (Fri)
厨二病の源泉でした
デューン 砂の惑星
結論から言うと、砂漠に逃げ込むまでの話なので評価は下せません。
最新技術の映像は久しぶりにSF映画を見た満足感があります。
このあとの物語も映画化されるのかは、この映画の興行成績次第なんでしょうね。
最後まで映画化されることを祈る。
で、見てて思ったことは
やだ...厨二病の源泉を目の前に突き付けられてる...これが黒歴史ってやつね...
でした! 恥ずかしい!!
オタクというやつは創作なんてものに手を染めるものですが、厨二病真っ只中でやっちゃったやつは、フレメンの設定そのままパクってました。 穴があったら入りたい!!
早川SF文庫で石ノ森章太郎がイラストを描いてたやつを刷りきれるほど読み込んでましたものね。
映画を見てて、原作の設定を次々と思い出しましたもの。
その意味では、映画は設定がわかっていないと理解し難いかもと懸念しました。映画で初見の方はググってざっくり概要を掴んでから見て下さい。
最後の決闘裁判
マット・デイモン&ベン・アフレックのプロデュースで、リドリー・スコット監督の歴史ものに興味を惹かれてハシゴしてみました。
シャルル6世時代のフランス、かつて親友だった二人の男が一人の女性の貞操の名誉をかけて決闘裁判で激突する。
というお話を芥川龍之介「藪の中」形式で描きます。
三部構成で、最後の女性視点に「真実」と銘打ってるのですが、それが本当なのかは...な感じです。
史実に基づいた映画らしいので、決闘裁判の史料が残っているのでしょうね。読んでみたいわ、ラテン語だろうけど。
設定はとても美味しいのですが、いかんせん「萌え」ませんでした。
かつての親友というところで、そこはかとない恋情が感じられたら萌えたのですが、なんせジェイソン・ボーンとカイロ・レンにそのへんの色気は感じられませんでした。
ベン・ハーとメッサラの隠された恋情(監督がメッサラ役にそう演じろと指導したのは有名な話)みたいなのがあれば萌えたのに、残念。
その視点を外して、歴史ものとしてみたら、国王と領主の関係、封建制、ナイトとスクワイアの差、教会と世俗、婚姻と財産等々、面白い事項が目白押し。何よりも決闘裁判も興味津々!
そこらへんの知識があると楽しめます。
そして、国王がシャルル6世なもので、この王妃がイザボー・ド・バビエールか!!とくすりとします。
2021'10.09 (Sat)
劔の裏で紅葉を愛でる
来年は仙人池へ行って、裏劔&逆さ劔を見たいねと言っていたのは、つい先日のこと。
そしたら、別口の山友といきなり行くことになりましたよ、裏劔へ!
元々、裏八幡平へ行く計画でしたが、気象条件が裏劔の方が圧倒的に良かったので転進となりました。
体力的には行けると踏んでいたのですが、なかなかハードな三泊四日テント泊山行でした。
一日目:1000室堂~1100雷鳥沢~雷鳥坂~1240劔御前小屋~1340劔沢キャンプ場
ほぼ一ヶ月でまた来てしまった立山...
すっかり秋の景色になってました。雷鳥坂を地道に上り、
劔御前小屋を越えて、劔沢でテント泊一日目。
ビールを普通に飲んだら、夜中が冷え込んでちょっと大変な目にあい、このあと山中は禁酒しました。
二日目:630劔沢~1000真砂沢ロッジ1030~二俣吊橋~1430仙人峠~1515池の平キャンプ場
本日は劔沢雪渓を下り、仙人新道を上り返します。
雪渓は今が一番小さい季節。
雪渓の上を下るのではなく、夏道を下ることになります。
この夏道が足元が切れ落ちた山腹をトラバースするスリリングな道で、緊張しっっぱなし...
青空と雪と紅葉でめちゃくちゃキレイなんですけどね。
水の流れている一枚岩をフィクスロープを掴んで、足場のボルトの上を下るとか、岩のバンドをトラバースするとか、落ちたらあかんヤツを必死でクリアしました。
ちなみに、kinkachoたちの通過後にこの一枚岩で滑落事故が発生して、ヘリ搬送がありました。
真砂沢で緊張から解放されたと思ったら、今度は沢のヘツリが現れましたよ。まあ一枚岩より遥かにらくでしたが...
二俣吊橋を渡るとこの日の行程の最低地点です。
三の窓雪渓を見上げて、上り返しに少々げっそりします。まあ心肺にはキツイですが、上るだけなので気持ちは楽です。
キツイのですが、後立山連峰が見えると気が紛れるし、
この日の泊地、池の平は秘境感が素敵なテント場でした。
三日目:700池の平キャンプ場~730仙人峠~745仙人池ヒュッテ800~1000仙人温泉1030~仙人ダム~1530阿曽原温泉
夜明けの平の池の裏劔の映り込みが素晴らしいと聞いて、池の平にテントを置いて、平の池へ降りてみました。
これを見るために二日歩いた!!
歩いた甲斐があった!!
素晴らしい絶景でした。
こちらは有名な仙人池の映り込みです。
三日目はとにかく下り。
仙人温泉を通過して、雪渓を渡って、
尾根頂上へ上ってあとは仙人ダムへ下ればいいと思っていたら、この下り、フィクスロープにすがらないと下れないえげつない下りでした。
まだ下るのかと泣きが入ってもまだまだ下り、仙人ダムのヘツリが終わったら、関電施設の中を通過して、漸く見慣れた阿曽原温泉への道にたどり着きました。
安心したけど、水平道まで上がって、阿曽原温泉まで下る試練は残ってました。
阿曽原温泉、疲れた足には効く素敵な秘湯です。
温泉に二度浸かって、爆睡でした。
四日目:600阿曽原温泉~水平道~蜆坂~1200欅平
二日目、三日目の死闘に比べたら、かつてはヤバいと思った水平道は安心して歩ける安全な道でした。
まあ番線が張ってあって危険なはずなんですが、一枚岩の下降やトラバース、水際のヘツリ、激坂下降に比べたら、優しいこと...
難所の大太鼓も絵になるねで通過したら、最後の欅平への下りの蜆坂で残っていた足を全て持っていかれました。
欅平へ下り切った時はやりきった感でいっぱいでした。
トロッコ列車→富山電鉄→第三セクター列車→サンダーバード→在来線と下山後の列車の旅もとてつもなく長かったですが、宇奈月温泉で入浴&着替え、富山駅でビールでお寿司をつまみ、列車の旅も楽しめました。
富山のお寿司はうまい!!
2021'10.01 (Fri)
ホットサンドの季節
東京の山友が帰阪したので、そろそろホットサンドの季節だねと、北摂・剣尾山へ出かけました。
1000駐車場~1020登山口~1050行者山~1150剣尾山1250~1320横尾山~1450駐車場
剣尾山は修行の山で、行場の名残があります。
大岩が修行の場です。
大日如来さま。
胎内巡り。
他にも蟻の戸渡りなど行場によくある地名がありました。
六地蔵さま。
山頂に到着したので、ホットサンドを作ります。
モンテ・クリスト
フレンチトーストの生地にハムとチーズを挟む高カロリーな食べ物に、
かき揚げのライスバーガーという悪魔的な食べ物で追い討ちをかけて、ホットプリンサンドで締めてみました。
ブラックコーヒーがいい仕事しましたね。
近場のハイキングにはグルメが似合う。