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2010'12.21 (Tue)

やっぱり好きだ~!!

映画 ロイド・ウェーバー版「オペラ座の怪人」
大ヒットミュージカルの映画化。ほぼ舞台をそのまま映画化しています。当然、楽曲は舞台のままです。

孤独な少女がある日突然オペラ座の歌姫に!
少女は幼馴染の貴族の青年と再会し、恋をする。
しかし、少女を歌姫に育てた怪人がその恋に激怒し、惨劇が幕を開ける…

非常に単純な三角関係の話を、華麗な音楽と豪華な舞台装置が絢爛たる舞台に仕上げました。
初演当時、脂の乗り切ったウェーバーの作曲能力と、オリジナルキャストのサラ・ブライトマンにウェーバーが恋をしていた状況が、この作品をミュージカルの名作たらしめたと思います。

これはねえ、やっぱり舞台で生で見ないと、どれだけの名作か納得していただけないかと思います。

それも、再演のたびに劣化する四季版ではなく、ロングランでオリジナルキャストではなくなっていても、NYかロンドンでご覧になることをお勧めします。
生オケと、シャンデリアとブリッジとセリ上がりを駆使した舞台装置の動きがなくしては「オペラ座の怪人」ではないのです。
そして、ロックからオペラに近い歌唱ができる能力のある役者が揃ってないとダメです。
その意味では、この映画を見ると、オリジナルの舞台の雰囲気は感じ取っていただけると思います。
それでも、舞台装置ですごいことも映像技術でできてしまうので、あくまで雰囲気ですが。

でも如何せん、この吹き替え、四季がやってましたね。
失敗ですね~~~
以前の記事にも書いたのですが、オリジナルと四季版は決定的にストーリーの解釈が違うのですよ。
オリジナルは、クリスティーヌという一人の少女の成長物語であるのに、四季版はクリスティーヌを挟んだ怪人とラウルの闘いなんです。主体がまったく違うので、歌唱のニュアンスがまったく違ってくる。そのオリジナルにあの四季を被せるのはまずいでしょう。

かと言って、四季版を全否定するつもりはありませんよ。
少なくとも、市村正親の怪人ほど壮絶なまでの孤独を表現した怪人はいなかったし、山口裕一郎ほど惚れ惚れするラウルはいなかったですから…
なまじっか、オリジナルを翻訳した形なので、被せるのは止めてくれと思うだけです。

この点では、換骨奪胎の名手、宝塚の「エリザベート」は見事だったと思います。
もうすぐ100周年。年季が違う!!
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Comment

●なるほど・・・

友人がオペラ座はNYで観たのが一番よかった!
と以前言っていましたがやっぱりそうですか。。。
四季版は観た事がありますが、怪人の足が短くて(逃)
嫌だったなぁ。。。苦笑。それならば映画のほうがいい。
クリスティーヌと怪人の【もう後戻りできない】と丁々発止
で歌うところがぞくぞくしてしまいます。
宝塚の【エリザベート】は男役、つまりトートをトップに
据えて大胆に演出したというのが勝利?演出ならば
小池先生の独壇場ですからねぇ。(オリジナルは・・・逃)
一陽 | 2010年12月21日(火) 16:33 | URL | コメント編集

●どんだけつぎ込んだか…

一陽さん、こんにちは。
「オペラ座の怪人」にはどんだけつぎ込んだか…遠い目になってしまいます…後悔はしないけど。
NYかロンドンかは当たったキャストによると思いますが、kinkachoはロンドンのハー・マジェスティ劇場でシャンデリアの真下に座ったので迫力満点でした。
NYのマジェスティック劇場もよかったです。ファントムがすごく素敵だったのは覚えてます。オリジナルキャストより素敵だったかも…
足の長さを競うなら、案外、四季版の山口ファントムが一番ですが、この人は細かい演技ができないので、当たりの日と外れの日で評価が真っ二つです。
「エリザベート」は初めてムラで見た時は衝撃でした。
kinkacho | 2010年12月21日(火) 18:01 | URL | コメント編集

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