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2011'07.29 (Fri)

ショックでした

小松左京氏死去。
ベッドでワンセグを操作していた手が止まりました。
まさに、巨星墜つです。
kinkacho世代のSF読みで、小松作品の洗礼を受けていない人はいないでしょう。
「日本沈没」、「復活の日」、「さよならジュピター」など映画化された長編も多々(旧・日本沈没が一番映画としては面白かったかな)ありましたが、kinkachoは短編が好きでした。
(復活の日は、主人公の草刈正雄と出発前夜を過ごすのはオリビア・ハッセーではいかんのですよ。原作のように、盛りを過ぎた中年女性でないと!)
「明烏」の艶っぽさ、「件」のおどろおどろしさ…短編のバラエティの広さは小松氏のあらゆる分野への造詣の深さがわかりました。
kinkachoも生意気盛りの中学生~高校生時代に小松作品にハマっていたので、この小松氏の造詣の深さに付いていこうとあらゆる分野の本を読んだものです。

花博に一枚噛んだり、プロデューサー業もやってましたが、これはちょっとね。
こんなことに色気を出したりするところが、「大阪の旦那」って感じで、大阪人のkinkachoには親近感がありました。
小松氏の業績に哀悼の意を表します。
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Comment

●SF御三家

日本のSF界をけん引してきた機関車が、ついに終点に着いてしまいました。この人の前向きの馬力なくして、ここまでSFが一般化することはなかったのでは?
東京に居を移すことなく、最後まで関西人でしたね。愛妻家としても有名でした。他の二人が気難しい分、小松氏に負担が多くかかっていた気もします。
残念ながら最近、書店の棚に並ぶのは長編ばかり。御指摘とおり短編にも名作が多い方なので、いささか残念です。
 合掌
ヌマンタ | 2011年07月30日(土) 15:36 | URL | コメント編集

●平積みか?

ヌマンタさん、こんにちは。
和田慎二氏に続き、小松氏の訃報はかなりショックでした。
小松氏がずっと関西人だっただけに、kinkachoにはどこかで「近所のおっちゃん」のノリで好意を持っていました。
また「いつまでも枯れんおっさんや」と感心していました。

これを機に本屋が短編集を並べたら、最後のチャンスかも知れないので、すかさずゲットです。
kinkacho | 2011年07月30日(土) 16:25 | URL | コメント編集

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