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2013'09.28 (Sat)

レット・バトラーという生き方がある。

こっぱずかしい煽り文句ですが、これがまかり通っちゃうのが宝塚歌劇です。

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宝塚歌劇宙組公演「風と共に去りぬ」 宝塚大劇場1F7列7番
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公演二日目の本日の配役はAパターン。
スカーレット:朝夏まなと アシュレ:悠未ひろ スカーレット2:純矢ちとせ

スカーレット2が出る演出、しかも役代わりがあるという時点で悪い予感はしていたのですがね。
悪い予感が当たりました。
「風と共に去りぬ」としてはガタガタではないかい?
映画も何度となく見た、原作も何度も読み返した、宝塚は初演から見た、東宝版の舞台も見た、原作を忠実に漫画化した漫画も熟読した人間は脳内補完しているから、ストーリーも見えるけど、まっさらでこの舞台を見たら、「風と共に去りぬ」自体が駄作だと思っちゃうと思うよ。

あれも無い、これも無いとカットと省略の嵐…これでは、スカーレットが二重人格の嫌な女になってしまう…
客席で歯ぎしりしておりました。
ざっと思い出しただけでも、樫の木屋敷の出会い、カーテンのドレス、フランク・ケネディとの再婚、アシュレの誕生日のサプライズパーティー、ボニーの落馬事故がカットされているし、最初にスカーレットにタラの土を握らせるのはオハラ氏でないと意味がないのですけど…

では、この公演が面白くなかったのかと言えば、さにあらず、眼福でございました。
凰稀バトラー、姿良し!!! これだけで、満腹になれます!!
ポスターで目が釘付けになったけど、今回下手の銀橋のとっかかり前だったもので、幕開けと同時に凰稀バトラーが目の前に立っている状態でした。
すげ~カッコイイ…
それに、楽曲が昔のままだったもので、そらで歌える楽曲ばかりで、ノスタルジーに浸っちゃいました。

舞台としてはなんですが、ノスタルジーと凰稀かなめのPV気分で十分楽しめました。
Bパターンも見るよ!

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小林一三翁
百年もの間、ヅカヲタを悩ませる罪な男!!!
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21:38  |  舞台  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

こんにちは!
すごくいいお席で(^^)・・。
生きて帰ってこられたようでよかったです(^^)
そうですかぁ・・。「ガタガタ」でしたか・・。
おっしゃりたいことは分かるような・・。
私が拝見したことのある「日生劇場公演」は、
スカーレットは子どもを産んでいないという設定でした。
小説を読んだ限りでの私の個人的な感想としましては
レットの心が離れた決定的な理由はボニーの死
という気がしているので、そこはちょっとなぁ・・と思ったものです。
でも、レットはかっこよかったようで(^^)
「タカラヅカ、トップよければ すべてよし」でしょうか(^^)

keroyon | 2013年09月29日(日) 17:49 | URL | コメント編集

●映画版が好き

Keroyonさん、こんにちは。
凰稀バトラーがよければ全てが多目に見れるので、問題はないのですが...
風共の主人公はスカーレットなので、バトラーを主人公にすると、チグハグな感じになるのは否めません。
映画版が大好きなので(ヴィヴィアン・リーは美しい)、映画版の省略、カットが限界ですね。
でも、もう一回見ます!
kinkacho | 2013年09月29日(日) 18:04 | URL | コメント編集

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