2007'09.14 (Fri)
クローズド・ノート
またまた試写会。貰い物です。雫井脩介原作。沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内結子出演。行定勲監督。
まず開演前に沢尻エリカと行定監督の舞台挨拶。これが失敗でしたね。生沢尻がケバすぎて、映画の女子大生のイメージとかけ離れすぎ。監督は語りすぎ。普通の三倍カメラまわしてこの程度かあ…この挨拶がなければ素直に見れた映画なのに…
これでハリウッド映画の契約書が髪の長さ、ウエストのサイズまで拘束する理由がわかりました。俳優の普段のイメージが映画をぶち壊すんですね。
そして監督、三倍まわす割に細部に目が届いていません。秋の歌の発表会にツツジが咲いてていいのか?ワンドア冷蔵庫にアイスは入れたら融けるぞ。風が室内に吹き込んでるのに紙飛行機は外には飛ばせません。
で、この映画いいところがなかったのかといえば、竹内結子は一生懸命な新米教師を過不足なくやってたぞ。沢尻がわがままスキャンダルを騒がれて役に合わないなら、この人は離婚騒動の渦中なんですけどね。竹内は女優としてブレがなかった。要は沢尻に映画主演やらせたいけど、ピンを張る実力がないので、この作品になったのね。
映画としては一昨日の「包帯クラブ」の圧勝ですね。沢尻・石原は僅差でですが、伊勢谷・柳楽では柳楽の貫禄勝ち。さすが最優秀男優賞は伊達ではなかった。
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