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2014'08.17 (Sun)

雨中の修行

お盆休みはどこか高山へという思いで選んだ山域は後立山。
針ノ木岳、蓮華岳、七倉岳、船窪岳というマイナーコース。
天気予報もあまり思わしくないけど、一日くらい晴れるさ!と思ったら、三日間雨から逃れられませんでした…

一日目:11:00扇沢~12:35大沢小屋~13:40針ノ木雪渓~16:10針ノ木小屋
さわやか信州号が今年から上高地便のみになり、御用達のバス会社が廃業したため、大阪から信州への入山はほぼ難民状態です。
kinkacho達パーティーも路線夜行バスでいったん長野に入り、高速バスで扇沢へどうにか到着。
すでに崩れ始めた天候の下、トロリーバス乗場での乗車待ちの長蛇の列を横切って、登山口から入山しました。
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大沢小屋で昼休憩の後、ようやく雪渓が見え始めます。
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針ノ木雪渓に入る頃にはガスがかかって、次の目印のこいのぼりが見えないほどの視界になりました。
アイゼンを装着して、両サイドからの落石に注意しながら、足元を黙々と登ります。
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雪渓の後はジグザグの登山道をひたすら登り、幕営地の針ノ木小屋に到着。
針ノ木小屋のスタッフはとても不愉快な高圧的なスキンヘッドでした。
二度と行きたくないです。

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ほんのわずかな晴れ間に明日の行き先の稜線を確認します。

二日目:4:00起床~針ノ木岳ピストン~8:10針ノ木小屋~9:45蓮華岳~13:27北葛岳~16:07七倉岳~16:28船窪小屋
明るくなった頃に空身で針ノ木岳をピストンしました。
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頂上はガスの中で展望無し。それでも一瞬のガスの切れ間に黒部ダムを見ることができました。
小屋に帰る途中で雷鳥の親子に遭遇。
kinkacho的にワースト対応の針ノ木小屋とおさらばして、コマクサの群生地である蓮華岳を目指します。
ガスの中、展望はないまま小雨が振り出し、気分が下降し始める中、蓮華岳に到着。
ここから雨は土砂降りになり、雨具やゲイターなど役立たずな状態になりました。
全身ずぶ濡れ。靴の中で水が踊る。しかも強風で、立ち止まったら低体温症になりそうなので、ひたすら蓮華の大下りを下り、雨が流れを作る岩稜帯の鎖場を下降。
ここがピークかピークかとガスで騙されること数回、すでに、高山植物を楽しむ余裕もなく、雨脚が弱くなったのを心の支えに北葛岳を通過。
荒天で天敵を気にしない雷鳥に何度か遭遇するも心は安らがず…
目的地の船窪小屋まで一時間の表示のある船窪乗越は
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晴れていてもこんな感じで
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梯子もこんな感じ。
そこを雨の中、テント装備を担いで、ヨレヨレな感じで乗り越えて、どうにかこうにか船窪小屋に到着すると、小屋のスタッフさんが鐘を鳴らしてくれて、有名なオーナーのお母さんが迎えてくれました。

マジ、泣けました…

小屋に入れてもらって、着替えて、温かいお茶をいただいて、しばし放心…

照明のランプに灯が入り、食事後の茶話会に、アコーディオン演奏会。
布団と毛布にくるまれて温かく眠れる小屋泊に癒されました。

三日目:7:00船窪小屋~天狗の庭~鼻付き八丁~12:30七倉温泉
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予定では船窪岳をピストンするつもりでしたが、三日目も小雨がぱらつくので、直で下山することにしました。
この下山道の七倉尾根も激下り、しかも、濡れたら滑る丸木の梯子と木の根だらけで、一瞬の油断もできません。
雨模様で余裕でお食事中の雷鳥に遭遇し、雷鳴に追われながら、濁流うねる川沿いの七倉温泉にどうにか下山。
温泉で獣から人間に復帰。

帰りはJRだから時間通りに帰れるはずが、岐阜県の集中豪雨で中央本線は運転見合わせで延着というオチがついてしまいました。
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