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2007'09.27 (Thu)

ドキュメント 道迷い遭難

羽根田治著。 白山への出発が昼過ぎだったため出発前に図書館へ行って借りた本です。出発までに一気に読めました。(山行前に遭難本を読んでどうする?) kinkachoはヤマケイのこの遭難シリーズが好きです。「生還」「気象遭難」「雪崩遭難」と立て続けに読んでます。ここまでの三冊はやむをえない要素があるなぁと思ったのですが、この「道迷い遭難」は遭難者の判断が遭難の原因という側面が強いです。 いずれのケースも道に迷った時の鉄則「迷った所まで引き返せ」「尾根に上がれ」ができず、さらに状態を悪くしています。そして、遭難者全員が「鉄則をわかっていてもできなかった」「冷静なつもりがやはりパニックになっていた」と生還した今は言っています。確かに、本に取り上げられた方々は遭難しているわけですし、反対に鉄則が守れた人は遭難していないのですから当然ですね。 幸いkinkachoは山で遭難したこともないし、大きな怪我をしたこともありません。でも、この遭難者の立場に置かれたら、急斜面を登り返せるのか、引き返せるのかには自信はありません。たまたま、その状況には陥らなかったし、判断を下す必要がなかっただけだと思います。kinkachoは「登山は命もかかった危険な趣味」と友達に言ってますが、遭難は「明日はわが身」なことを肝に銘じたいと思います。 さて、同時に借りた「シャクルトンに消された男たち」にとりかかりたいと思います。 しかし、遭難本ばかりだ…
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