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2015'08.17 (Mon)

死闘3000峰六座

南アルプスの大きさにしてやられました。

一日目:900椹島~920登山口~1400見晴台~1520駒鳥池~1615千枚小屋
車から送迎バス(これに乗るために今回は小屋泊あり)に乗り換えて、椹島に到着。

椹島は青々した草地が美しいテント場。ここで、登山準備をして、いよいよ高低差1500mの一日目が始まる。
樹林帯をひたすら登る単調さに、かなり飽きがくる。

見晴台から今日の目的地の千枚小屋がみえたのと、

駒鳥池という名前がかわいい、ひっそりした池が心を慰めてくれる。
トリカブト、ウサギギクが目を楽しませてくれるあたりでようやく千枚小屋に到着。

夕焼けの富士山を堪能して、一日目はテント泊で、持参の食材でゆず鍋の夕食。
白飯も炊いて、冷え冷えのビール(凍らせボッカした)、豊富な肴でかなり豪華な食事となり、気分良く一日目は終了となる。

二日目:500千枚小屋~545千枚岳(2880m)~600丸山(3032m)~950荒川東岳(3141m)~1035荒川中岳(3084m)~1050荒川前岳(3068m)~1120荒川小屋~1320小赤石岳(3081m)~1400赤石岳(3120m)~1645富士見平~1715赤石小屋
今回の核心の二日目は3時起床、5時発の山でしかできない行動開始。夜明けの黎明の中、千枚小屋を出発する。

今回唯一の2000峰・千枚岳から本日の登頂が始まる。
次いで、最初の3000峰・丸山を通過して、一旦下って荒川三山の主峰・荒川東岳(悪沢岳)に登り返す。

二峰踏破!

うねるような稜線を登降して、

荒川中岳に登頂。三峰目踏破!
再び稜線を登降して、荒川小屋への分岐にザックをデポして、

荒川前岳をピストン。四峰目踏破!
南アルプスは山体が大きいので、一峰一峰の登降で消耗が激しい。そして、標高3000m超は酸素が薄く、すぐ息が上がる。

前岳から荒川小屋までの下りとそこからの赤石岳への登り返しは今回の核心の中でも最大の気張り処。
高山植物の花畑を一気に下って、荒川小屋に到着。
これからの3時間の登りに備えて、カップ麺500円を散財して気合いを入れる。カップ麺の塩気が体に染み渡る。

目の前に立ちははだかるような赤石岳はとにかく巨大。荒川小屋からの少し登った後のトラバースも長大なほどの長さ。
ようやく取り付いた赤石岳の登りは一歩毎に息が切れる険しさ。
ようやくと思っても、まだ小赤石岳の肩に登っただけ。

小赤石岳で13:20。五峰目踏破!
ここにザックをデポしてピストンするのか、ザックを担いで上がって赤石避難小屋に泊まるのか、メンバーで相談して、

ピストンして、泊まりは赤石小屋に決定。

ラストの赤石岳も踏破!
ミッション完了だが、ここから宿泊先の赤石小屋への行程が、見えはするけどなかなか着かないという、黒部五郎小屋の悪夢の再現。下りのスリリングさは白馬鑓温泉への下りの再現。
六峰踏破でクタクタの体に赤石小屋への行程は過酷の一言。
赤石小屋にたどり着いたのは17:15と、山の常識からは外れた時間。
それでも、階段横の談話スペースに入れて、持参の寝具で寝るスペースは確保できる。
このピーク期に北アルプスでは、一枚の布団に三人寝るとか、夕食は五回転とか、とにかく凄まじいが、南アルプスはその点のんびりムード。客が多いと言ってもこの程度だった。
送迎バスのために、初めて一泊二食で山小屋に泊まった訳だが、夕食は豚のしょうが焼き、酢の物、豚汁、ご飯、ご飯と豚汁はおかわり自由ということで、しっかり炭水化物と失われた塩分を補給した。
階段横のスペースで人の気配で寝れないかと心配だったが、六座踏破の後の疲れで消灯と同時に爆睡。

三日目:600赤石小屋~840椹島
どうせ起きるさという見込みは甘く、スタッフの朝食コールで目覚める。
朝食は白飯、味噌汁、納豆、のり、キスの干物、ひじき、野菜のおひたしとなかなか豪勢。これも白飯と味噌汁はおかわり自由。
ここでたらふく食べて、送迎バスの整理券引き換えを目指して、高低差1500mを給水休憩一回で、ほぼノンストップ下山という強行軍を敢行。
送迎バスは無事2台目に乗る整理券をゲット。
安心して、椹島で濃厚ソフトを食べてのんびりバスを待ち、車の駐車場に帰還。
温泉で汗を流して、浜松SAで昼食。

危険な箇所はないが、気力と体力を試される根性試しのお盆山行だった。

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16:33  |  登山  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

●高低差日本一

お疲れさまでした。南アの山々は、ほんとうにでかくて、一山登るたびに森林限界を超え、再び森林限界下に戻り、次の山は遥か森林限界を超えて聳え立つ。
次は聖岳を堪能してください。あの聳え立つ巨大な壁のような登山道は、観るだけで萎縮したものです。気力と体力があるうちにこそ、登るべき山だと思うのです。
ヌマンタ | 2015年08月18日(火) 14:23 | URL | コメント編集

●高低差日本一

お疲れさまでした。南アの山々は、ほんとうにでかくて、一山登るたびに森林限界を超え、再び森林限界下に戻り、次の山は遥か森林限界を超えてそそり立つ。
次は聖岳を堪能してください。あのそそり立つ巨大な壁のような登山道は、観るだけで萎縮したものです。気力と体力があるうちにこそ、登るべき山だと思うのです。
ヌマンタ | 2015年08月18日(火) 14:24 | URL | コメント編集

●凄かった!

ヌマンタさん、こんにちは。
今回は自ら健脚向きにしてしまったので、大変でした。荒川小屋に一泊を追加して、三泊四日ならもう少し余裕ができたてしょうね。
南アルプスは、あと塩見岳と聖岳岳は登っておきたいなと思っています。
kinkacho | 2015年08月18日(火) 14:38 | URL | コメント編集

あたしの目線は頂上を表わす木の柱の柱脚部分に釘付けです…。
仰々しいベースプレートみたいなものに刺さってますね。
みんな同じ柱脚に接合されているので、もしかして、どこか一カ所で倒れたのをきっかけに全ての柱の柱脚を補強したのかしら…?
周りの風景の中で、これだけが人工物丸出しで目がいっちゃいました(笑)
がら | 2015年08月19日(水) 10:50 | URL | コメント編集

●お揃い

がらさん、こんにちは。
kinkachoもこんなお揃いの標識を見たのは初めてです。
分岐とかの標識も別バージョンでお揃いなのです。
趣味なのかしら?
kinkacho | 2015年08月19日(水) 12:23 | URL | コメント編集

山の整備計画として一括で入札を出して、ひとつの会社が山全体の整備を請け負ったからみんな一緒だったり…?
「○○山 標識その他整備業務」みたいな名前で入札に出ていそう(笑)

ちょっぴり真相が気になるわ(笑)
がら | 2015年08月20日(木) 14:32 | URL | コメント編集

●東海フォレスト

がらさん、こんにちは。
この山域の管理は東海フォレストという会社がやっているのですが、そこら辺の関係で統一されているのでしょうか?
標識の設置って、多分人力だと思うので、落札したら落札したで大変そうと心配してしまいます。
kinkacho | 2015年08月20日(木) 22:28 | URL | コメント編集

●確かに!

山頂まで車が通れる道が有る訳ではないから、材料も工具も人が担いで行くと思うと…確かに大変そうです。

山にも管理会社が付いているとは!
知りませんでした。
思わず東海フォレストを検索しちゃいました。土木や造園をやっている会社のようですね。
がら | 2015年08月21日(金) 12:54 | URL | コメント編集

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