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2008'03.19 (Wed)

茶道部の思い出

kinkachoは大学4年間茶道部に在籍していました。 入部理由は、母親が茶道をやっていて道具がひと通り揃っていたから。 この茶道部、以前にも書いた通り「準運動部」でした。 まず、上下関係が厳しい。とにかく練習量が多い。茶会という発表の場がある。他大学招待茶会などという試合のようなものがある… 一般の人が茶道にもつイメージとはずい分違うと思います。 1年の行事を列記すると 4月新人勧誘、5月他大学招待茶会、新人歓迎茶会、8月夏合宿、10月名残の茶事、11月学祭、開炉(口切)の茶事、1月初釜、3月追い出し茶会、春合宿 この茶会・茶事というのが大事で、日を決めて、趣向を決めて、手前分担を決めて、練習して、そして当日という段取りなんですが、ありとあらゆる技能が必要になります。書道、茶花、料理、ここらへんは当然で、大工仕事、製菓技術も必要になってきます。点前の練習もだいたい1ヶ月。 点前に当ると練習期間はひたすら点前の練習をして、だめだしをされる。特に点前の華「濃茶」は一挙手一投足にだめだしが出るは、練った濃茶のなめらかさ、舌触り、出したときの温度までチェックされる。そりゃもう押し付け合いでした。 1週間前には料理の試作、お菓子の試作、試食。 前日は竹を切り出して大工仕事、茶花調達に里山に分け入り、障子の張替え、掃除(石にまでぞうきんがけ)、料理の下拵えで徹夜(焼き魚の骨を1本1本骨抜きで抜くとか)。 当日は朝から再度掃除、準備。正午から茶会開始で、舞台裏は戦場状態、客は6時間ほど正座。終了後、後片付けと延々とだめだしが続く反省会。 思い出しても目が回りそうです。 合宿は、基本は山のお寺を借りて、3泊4日茶道三昧。最高1日10時間正座して練習していたので、足はしびれるを通り越して、膝・足首が痛い。行き帰りは茶道具一式持ってますから、自分の荷物+5~10キロでしたね。自主トレで夜中まで練習やってるし、何がそんなに楽しかったのか今でもわかりません。 マンガ「へうげもの」でお茶オタクの戦国武将の生き様が描かれてますが、こんなのフィクションじゃんと一概に言い切れないと思ってしまうのは、この茶道部の経験があるからでしょう。なんせ卒業生の中には茶室を建ててしまった輩がいたぐらいですから。(kinkachoの大学は国立だったので、国有地に勝手に建造物を建てたことになって問題になりました。国に茶室を寄付するということで決着しました。) 3月は追い出し茶会の時期。4年間茶道部で耐え抜いた卒業生がお客になれる晴れの茶会でした。ちなみに、この茶会も反省会があって、卒業生は在校生にだめだしをしていくのでした。まるで小姑…
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