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2009'04.02 (Thu)

ある公爵夫人の生涯

試写会です。
ダイアナ元皇太子妃の先祖の波乱の生涯と言う煽りですが、何だかシンパシィは感じられない映画でした。
18世紀イギリス、貴族の令嬢ジョージアナ・スペンサーは裕福なデボンシャー公爵に嫁ぎ公爵夫人になる。夫は夫人の友人を愛人にし、男子を産めない夫人をないがしろにする。やがて夫人は新進の政治家チャールズ・グレイと愛し合うようになり…
18世紀貴族社会ではありがちなお話?
最終的には夫婦は元のサヤに収まり、愛人とも和解し、夫人は遺言で公爵に愛人と再婚するように言い残す。おまけに、夫人はグレイ卿の不義の娘とも良好な関係を保った様子。
18世紀の貴婦人の嗜みを全てクリアしましたって感じで、別に波乱万丈の生涯ではないよなあ…
ジョージアナはパイレーツ・オブ・カリビアンのキーナ・ナイトレイ。
きれいなんですが、公爵夫人らしくありません。スレンダーすぎて貧乏人に見えます。
デボンシャー公爵はレイフ・ファインズ。
老けた!ショック!お腹がたるんでました。演技は抑制が効いてました。上手いです。
愛人エリザベスはヘレイト・クーパー。
キーナより男好きするタイプなので、説得力のあるキャスティングでした。
ただ、このエリザベスというキャラの造形が不明瞭です。
公爵狙いでジョージアナに近づいたのか?
やむなく公爵になびいたのか?
公爵GETのためにジョージアナにグレイ卿をけしかけたのか?
ジョージアナに友情を感じていたのか?
脚本が場面場面で行き当たりばったりでした。ここが明瞭ならもう少しこの映画に入れ込めましたね。
グレイ卿はドミニク・クーパー。
丸まっちくてミチミチな感じで、たるんでいてもレイフ・ファインズの方が男前でした。
ジョージアナの母親がシャーロット・ランプリング。
歳を取ろうが、シワが増えようが、美しい。貴婦人らしさがにじみ出ていました。空気が貴婦人でさすがでした。
そして、この映画の目玉は何と言っても衣装!
18世紀と言えばコスチュームプレイにぴったりの時代。
それは遺憾なく表現されてました。
当時フランスでも流行ったイギリス風の衣装がたっぷりと再現されてました。
コスチュームプレイ好きのkinkachoはこれだけで満足です。
そして明日も試写会です。
レッド・クリフ2を見てきます!
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23:40  |  映画  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

●コスプレ流行ってますね

今晩は。

なかなか面白そうですね。DVDになったら是非見てみたいです。
最近、アメリカ映画って、コスチュームプレイっていうかヨーロッパの歴史劇、流行ってる感じしますね~。v-513

レイフ・ファインズは役作りじゃないの~?きっと、わざとだらしない体型にしてみたのでは?
余談ですが、レイフ・ファインズとユマ・サーマン共演の「アベンジャーズ」って見たことあります?レイフがイングリッシュ・ジェントルマンなスパイを演じてて素敵なんですよ~。e-266
ごみつ | 2009年04月04日(土) 21:42 | URL | コメント編集

●コスプレと言うと

ごみつさん、こんにちは。
同人誌に足を突っ込んでいたkinkachoはコスプレと言うとアニメキャラのコスプレを思い出します。
やっぱりレイフ・ファインズは作ってますかね。俳優は体型のコントロールは嗜みですからね。
コスチュームプレイ好きなんで、OKな映画でした。
kinkacho | 2009年04月04日(土) 23:26 | URL | コメント編集

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