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2009'10.22 (Thu)

日本の女帝の物語

橋本治著。
推古天皇から孝謙天皇に至る女帝を取り上げた新書。
タイトルにもある通り「物語」です。
作者は「平家物語」「源氏物語」を換骨脱胎した作者ならではの読み易さと確かな考証でした。
作者の論は見事に永井路子女史のアンチテーゼです。
永井説は蘇我氏パートナー説で、橋本説は天皇家アイデンティティ説とでも言えばいいのでしょうか。
確かにこの説もありですが、kinkachoはどっぷり永井説に浸かって育ったので、橋本説はちょっとイチャモンかなとも思います。
しかし、久しぶりに教養書として正しい新書を読めてホッとしました。
新書ブームが来て、あまりに酷すぎる新書が多くなって歎いているkinkachoです。
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Comment

●新古書店

某ブッ□オ○などの新古書店チェーンでは、最近新書のコーナーが増えました。私は人気のある本は、なかなか古本屋には出回らないと思っているので、新書が古本屋に大量に売られていることからも、評価の低さがみてとれると思います。まあ、読まずに評価するのも邪道だとは思いますが。
ヌマンタ | 2009年10月24日(土) 12:20 | URL | コメント編集

●教養書としての矜持

ヌマンタさん、こんにちは。
kinkachoが好奇心の塊だった中学・高校時代、新書は格好の教養書でした。
新書で先鞭を付けて、興味ある分野は多少難しかろうとハードカバーに進んだものですが、最近の新書は玉石混淆どころか石だらけ…
嘆かわしいです。
kinkacho | 2009年10月24日(土) 13:08 | URL | コメント編集

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