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2010'01.16 (Sat)

ヴィクトリア女王 世紀の愛

山に行かないならと映画!
大阪では今日封切の映画に行ってきました。正価の1800円!kinkachoとしては珍しいです。
タイトル通りヴィクトリア女王と夫君アルバート公の恋物語。
コスチュームプレイで恋物語なんてkinkachoの好みです。
絢爛豪華な衣装にセット。
若く美しい女王を献身的に支えちゃうアルバート公にときめいた2時間弱でした。
ヴィクトリアの本物はあんなに美人ではないとか、アルバート公はハゲとか、あの時代の社会福祉は最低とか、植民地政策がとか、そんな野暮なことを言ってはいけません。
孤独な姫君を王子様が助ける。その王道ロマンスを堪能する映画です。
美人過ぎるヴィクトリアはエミリー・ブラント、ハゲてないアルバートはルパート・フレンドです。
kinkachoはヴィクトリア女王はあまり好きではないのですが、アルバート公はなかなか興味深く思っています。
政治でもやらなきゃ認められないあの時代のあの階級にあって、女王の夫君としての陰の職務を全うしたあたりがすごい。プリンス・コンソートの称号も結婚後かなり経ってから授与された訳ですし、内助の功に徹してるあたりに魅力を感じます。まれに見る善人であるところを評価してしまう稀有な歴史上の人物です。
普通、歴史上の人物は腹黒いぐらいが魅力的なのですが、アルバート公は別。
たまには善人もいいものだと思わせる人です。
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14:49  |  映画  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

●大英帝国

あの時代、大英帝国は最盛期であったと思いますが、実に腹黒い人物が多い。政治家、軍人、経済人、文人に果ては末端の下層民に至るまで、狡猾で悪辣で貪欲な人物のオンパレード。それだけにアルバート公は稀有な存在であったのかもしれませんね。
ヌマンタ | 2010年01月16日(土) 14:58 | URL | コメント編集

●これ見たい!

こんにちは。

わ~、これ劇場の予告編で見て、私も見たいな~って思ってた作品です。面白そうだな~。v-23

イギリス王室史の本を買ったりしたもんで、今、にわか英国ブーム中です。(笑)

ヴィクトリア女王は、アルバートの死後はジョン・ブラウンっていう召使を頼りにしてたみたいで、それに関する映画もあります。
「クイーン・ヴィクトリア 至上の恋」っていう作品で、ジュディ・ディンチがヴィクトリア演じてます。これも見たい!e-349
ごみつ | 2010年01月16日(土) 16:18 | URL | コメント編集

●Mrs.ブラウン

ごみつさん、こんにちは。
至上の愛も見ました。それの原題はMrs. Brown。この世紀の愛はThe young Victoria。なかなか意味深な原題です。両方ともロマンスです。見て下さい。
この映画のコスチュームがなかなか…エンパイアスタイルの名残からクリノリンまで楽しめます。
kinkacho | 2010年01月16日(土) 17:50 | URL | コメント編集

●路地裏の世界史

ヌマンタさん、こんにちは。
kinkachoの大学教養時代の担当教授がこの時代の社会史が専門で暗黒面をかなり学びました。
おかげでアルバートが清々しく見えるのかも…でもアルバートは文化面やら産業面で業績も残しているし才能もあったと思います。
kinkacho | 2010年01月16日(土) 18:01 | URL | コメント編集

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