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2010'05.20 (Thu)

フロム・ヘル 映画の方

今更のように思い出して映画の方です。
ジョニー・デップ主演、監督ヒューズ兄弟の2001年公開のアメリカ映画です。
原作は先に取り上げたグラフィック・ノベルの「フロム・ヘル」です。
原作に比べると超甘いお話になっております。
でも、このぐらいの甘い方がkinkachoの嗜好には合っておりまして、お気に入りの一本です。

フレッド・アバーライン警部を演じるジョニー・デップのやもめっぷりに萌えてしまいますね。
冒頭、アバーライン警部は部下の巡査部長によりアヘン窟から引っ張り出されます。
警部は愛妻の死から未だ立ち直れずにアヘンにハマッており、幻覚(事件の幻視とも言える)すら見る状態。
ここで、すでに情けなさ度全開で、腐女子の心鷲掴みです。
やる気のない警部は引きずられるように、切り裂きジャックの最初の事件現場に到着するのですが、ここからkinkachoのお気に入りのジョニーの巻き込まれ型主人公の魅力が全開となります。
確かにジャック・スパロー船長も造形が見事で魅力的なのですが、kinkachoには「スリーピング・ホロー」や「ナインス・ゲイト」のちょっと怯えた表情を見せるジョニーがストライク・ゾーンのようです。
このアバーライン警部も怯えた表情を見せながらズルズルと切り裂きジャック事件に巻き込まれていきます。
その過程でメアリー・ケリーと知り合い、ほのかに惹かれ、けっこう役立たずのまま最後はアヘンのやりすぎでストーリーとは無関係に死んでいきます。
この人生の浪費とも思えるアバーライン警部の立ち位置が、この映画がkinkachoのツボにハマッたところですね。

そして、ヴィクトリア時代のロンドンを見事に再生した映像がなかなか見事です。
爛熟しきった繁栄を誇る大都市の、暗黒面のイーストエンドの描写がよくできています。
そこで起こる切り裂きジャック事件の再現も陰惨で、残虐で、血まみれでお見事!!
この監督兄弟はリッパロジストだそうで、そこらへんにはこだわりがあるのでしょうね。

原作の哲学的側面は見事にありませんが、映画としてはなかなか面白い作品だと思います。
血まみれが平気な方で未見の方には一見の価値と申し上げます。
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Comment

●腐女子Way!

今晩は~。

なるほどね~。私、わかったよ、腐女子の道が!(笑)
「スリーピング・ホロー」も「ナインス・ゲイト」も、「フロム・ヘル」と同じ穴のむじな的な映画だものね!私にとっては、どれも「ちょとハンパ?」な感じがあるのですが、そこが萌えどころなのね~。v-315

私とは萌えどころのツボが違いますが、気持ちはわかるわ~。(笑)

「フロム・ヘル」またテレビでやったら見直してみます。v-218
ごみつ | 2010年05月21日(金) 00:32 | URL | コメント編集

●火のないところに煙

ごみつさん、こんにちは。
火のないところに煙を立てるのが腐女子の心意気です。むしろ放火しているという話もありますが…萌えどころは自分で無理矢理でも見つけます。
だから、「リターナー」でも金城わんこさえ出ていればOKです。

まあそれはさておき、この映画に惹かれたのはヴィクトリア時代の街並みの再現の見事さにあります。ロンドンってヴィクトリア時代の街並みが普通に残ってますから割と身近なので、半端な再現は???でも、この映画はOKでした。
ちなみに、ロンドンでは「切り裂きジャックの事件現場をたずねる」というウォーキングツアーを普通にやってます。
kinkacho | 2010年05月21日(金) 09:06 | URL | コメント編集

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