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2010'08.17 (Tue)

風雨のせいで、ハイテンション

修行ではないはずのお盆の山行が、期せずして、風雨に耐える修行となりました。

場所は後立山連峰・鹿島槍ヶ岳、快適な稜線歩きのはずが…

台風一過で「晴れる!」と期待して目覚めた扇沢は小雨模様でした。
シクシク泣きたい思い出で、雨装備を整えて、柏原新道入口より登山開始。
歩きやすいと評判の整備された柏原新道を15名の大所帯で黙々と登ると、水平道のあたりで雨が本格的に降り始め、種池山荘で大降りに…
山荘に逃げ込むように雨宿りをしたものの、雨は小雨になる様子もなく、しかし、誰も中止とも滞留とも言い出さないので、雨の中、種池山荘~爺が岳~冷池山荘と進みました。
「稜線歩き=悪天候は大変」で、爺が岳~冷池山荘間の稜線は、冬山なら地吹雪に違いない、強烈な風でした。
kinkachoは、昨年から続く修行のおかげで「雪が顔に当たらないからマシ」ぐらいの気持ちで歩きましたが、けっこう怖いと思った人も多かったようです。
それでも、これはテントは無理と判断して、冷池山荘で素泊まりに予定を変更。
出費は痛かったですが、それだけの価値はありました。
屋根はあるし、一人に一枚お布団があったし、靴の脱ぎ履きをしなくてもいい!!
それがあれほど快適とは…
大雨で雷も鳴る悪天候の夜を快適に爆睡したら、kinkachoは寝言がひどかったそうです。「痛い~!」「暑い~!」と一晩中唸っていたそうな…かなり迷惑な話です…
そして、鹿島槍を目指す二日目は、かろうじて雨は降っていないものの、一面のガス。トホホ…な気分でした。
布引山で雷鳥に出会い、咲き残ったチングルマ、色鮮やかなトリカブトなどの高山植物に癒されながら、どうにか鹿島槍南峰に到着。
当然、展望はなし!!見渡す限り、白一色の世界!!
北峰はあきらめて、帰路に着きました。
ここらあたりから、なぜかハイテンションな状態になり、みんなで歌を歌い始めました。しかも、歌詞を覚えていないものだから、かなり1番と2番が混じったり、作詞してみました~というような歌ばっかり…
それを哀れに思った山の神様か、天気の神様が恵みを垂れてくれたのか、ガスが晴れて稜線が見えた!!
稜線
ようやくの晴れ間で、爺が岳南峰でコーヒーブレイク。ほっこりして、種池山荘に戻ったのでした。
コーヒーブレイク
そして、幕営後の種池山荘近くからは剣岳
剣岳
でも、登ったはずの鹿島槍は見えず
稜線
こうやって、リベンジすべき山ばかり増えていくのでした。

天候には恵まれませんでしたが、今回の山行はメンバーに恵まれて、笑い転げた楽しい山行となりました。
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18:58  |  登山  |  TB(0)  |  CM(12)  |  EDIT   このページの上へ

Comment

●懐かしい

大学3年の夏に縦走したコースです。天候が悪化していると、緊張感からか妙にハイテンションになることは良くありますね。稜線を風雨が吹き荒れる中での登山は、下界では味わえないものだと思います。でも、無事下山できて良かったですね。
ヌマンタ | 2010年08月17日(火) 18:27 | URL | コメント編集

●お帰りなさい

週末は悪天候だったようですね。

でも、ブログをみていると、楽しい雰囲気が伝わってきます。
大所帯のメンバーは、同じ会の方なのでしょうか?

爺ケ岳はどんな山ですか。

スキーに行く時にその名前の標識を見て、気になっていました。
和三盆 | 2010年08月18日(水) 07:31 | URL | コメント編集

●アドレナリン

ヌマンタさん、こんにちは。
台風が来るとハイテンションになるというやつです。アドレナリンが出まくってるな~という感じでした。笑い出した止まらない?!
風雨初体験のメンバーからは「かなりやばかった」との感想をいただいています。
kinkacho | 2010年08月18日(水) 11:39 | URL | コメント編集

●爺が岳

和三盆さん、こんにちは。
悪天候でしたが、本当に楽しんできました。
今回は二つの会の合同企画でした。主催はkinkachoです。緊張しました~!

爺が岳は南峰、中峰、北峰と比較的なだらかな3つのピークがある地味めの山でした。悪天候でなければ、素晴らしい眺望が臨めるそうです。
kinkacho一行はガスで爺が岳本体もなかなか見えなかったので、「ジジイのチラ見せ」と呼んでおりました。おかしなテンションでしょ?
kinkacho | 2010年08月18日(水) 11:45 | URL | コメント編集

●御節介ですが

爺が岳は、安曇野から見て山肌に、御爺さんの形をした雪模様が出る頃が、丁度稲を植えるのに良い時期だとされたことにちなんだ山の名です。
もちろん、白馬(山屋なら、しろうま、と読んで欲しいです)も、同様な由来です。白馬岳を、はくば、と読んだのは、明治時代の国鉄のお偉いさんの勘違いです。悲しいことに、いまでは、はくば、が一般的ですが。
ヌマンタ | 2010年08月18日(水) 12:37 | URL | コメント編集

●お疲れ様でした

お盆は天気イマイチだったんですね。残念です。
でも楽しかったようですね。
登山は喋る事しか出来ないからメンバーは重要ですよね。山仲間が大勢居て羨ましいよう~
のんちゃん | 2010年08月18日(水) 17:18 | URL | コメント編集

●昔の人の知恵

ヌマンタさん、こんにちは。
雪の具合で農期を判断するというのは昔の人の知恵ですね。
白馬(しろうま)の由来も納得ですが、蝶は雪でした?砂でした?
では、燕は?とどんどん知りたくなります。
kinkacho | 2010年08月18日(水) 17:54 | URL | コメント編集

●今回は特に

のんちゃんさん、こんにちは。
今回の山行は特に賑やかで、楽しかったです。
小屋の炊事室で食事を作って食べたのですが、賑やか過ぎて注目の的でした。
メニューは一日目はタコスとトマトスープ、二日目は麻婆ナスとワンタンスープと歩荷力を最大限に使う豪華メニューでした。
kinkacho | 2010年08月18日(水) 18:02 | URL | コメント編集

●うろ覚え

蝶ケ岳は、もちろん山腹の雪が蝶の模様になるからですが、燕岳は違ったはずです。手前に山があるせいで、燕岳の山腹は安曇野からは見えないのです。名の由来は、たしか山頂付近にイワツバメが生息していたから、だった気がします。ちょっと自信ありませんが。
ヌマンタ | 2010年08月18日(水) 21:45 | URL | コメント編集

●ウィキでは

ヌマンタさん、ありがとうございます。
ウィキペディアでは、燕も雪形だそうです。
本当かな~?
kinkacho | 2010年08月19日(木) 10:12 | URL | コメント編集

●ハイテンション

おつかれ様でした。
吹かれてハイテンション! 何だか分かる気がします。
夏山でガスに巻かれ風に吹かれると 
気分は冬山チックで 妙に喜々としてしまいます!
ただし 雨も一緒だと テンションがた落ちですが(笑)

剣が素敵!
ニコ | 2010年08月19日(木) 21:57 | URL | コメント編集

●盛り上がりました

ニコさん、こんにちは。
風雨+ガスで妙なハイテンションなところに、美しい夕映えの剣をみたものだから、「あそこに登りたいね~!」と盛り上がりました。
やはり本物の威力は素晴らしい!!
kinkacho | 2010年08月23日(月) 11:59 | URL | コメント編集

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